ダナジン

ダナジン
DANAZINE
登場作品 機動戦士ガンダムAGE
型式番号 ovv-af
全高 18.4m
重量 69.5t
所属 ヴェイガン
搭乗者 ゴドム・タイナム
グラッド・オットー
ヴェイガン一般兵
武装 ビームシューター
ビームバルカン
ビームサーベル
ダナジンスピナー
ダナジンキャノン
特殊武装 電磁シールド
捕獲用ネット

【設定】

火星独立国家ヴェイガンが開発した地球侵攻用の重MSで、第一部に登場したバクトの発展型。
怪獣を彷彿とさせるそのフォルムは、過酷な自然地形での踏破性を追求した結果。
地上での運用を想定された機体ではあるが、宇宙空間でも問題なく使用可能で図体の割に起動性も高い。脚部を収納し、フェイスカバーを閉じることによって高速移動形態へと変形もできる。武装の殆どはヴェイガンが資源に乏しい故に旧世代機の改修型が用いられており、火力の不足を補うべくレガンナー*1とセットで運用される事が多い。
機体カラーは緑色だが、指揮官機はガフラン同様に紫色。


【武装説明】

ダナジンスピアー

打撃攻撃を行う尻尾だが、バランサーとしても機能する。

ビームバルカン/ビームサーベル

マニュピレータに搭載されている、ヴェイガン製MS特有の武装。
ビームサーベルを発振できるのも変わらず。

ダナジンキャノン

腰部に搭載されているビーム砲。
ヴェイガンの量産機ではかなりの威力を誇るが、ガンダムAGE-3のシグマシスライフルに圧倒されている。

ビームシューター

顎に装備されているビームバルカン。
ビームスパイクにもなり、前傾姿勢を生かした突撃戦法で発揮する。

捕獲用ネット

携行兵器の一つで、MS捕獲用の網。
AGE-3捕獲に使われたが、逆に奪われ投げ返されてしまう。


【原作内での活躍】

A.G.164年の「勇気の日」に連邦軍総司令部ビッグリングが陥落、ヴェイガンの大艦隊が地球に攻め入ったと同時に、世界各地に潜伏していたヴェイガン兵も一斉に決起して世界中の各都市を蹂躙する。
オリバーノーツにて、連邦の新型MSクランシェを圧倒していた。ビームシューターとビームバルカンを乱射し街を壊す様は最早、怪獣映画のそれである。

連邦軍総司令部・ロストロウランにおける攻防戦では、ヴェイガンが仕掛けた破壊兵器プラズマ粒子爆弾を除去しようとするキオのAGE-3を阻止するべく出現。爆発すれば基地が大破し、自分達もただでは済まないにもかかわらず、決死の覚悟で攻撃を仕掛けているがアビス隊に行く手を阻まれ、破壊作戦は失敗に終わる。

ちなみに地球で登場したダナジンは、裏ルートを通じて密かに地球に持ち込まれていたものとされる。

宇宙ではファントム3のゴドムとグラットが指揮官機に搭乗し、ガンダムを倒すべく交戦中のディーヴァとビシディアンに襲撃をかける。


【パイロット説明】

ゴドム・タイナム

CV:真殿光昭
ヴェイガンの特殊部隊「ファントム3」のリーダー。
ちなみにファントム3は連邦軍側の呼称で、ヴェイガン側ではどの様な部隊名だったかは不明。
砂漠戦のエキスパートで砂漠戦用MSゴメルを駆り、数多くの連邦部隊を壊滅させてきた事で恐れられていた。
部下のグラッド、デモンと共にディーヴァを追撃するが、砂漠戦にてデモンを、サルガッソーでの戦闘にてグラットを失う。
その後は決戦に備えて待機しており、最終決戦では自分の機体が調整中だったために未完成のMSに搭乗し出撃していった…

【原作名台詞】

  • 「ハハハハ!さあ始めるぞ、狩りの時間だ!」
    • 第31話より。準備を済ませ、意気揚々とディーヴァに襲い掛かる。

  • 「行くぞ!デルタ・アタック!!」
    • 3機のゴメルを砂中で高速潜行させることで竜巻を起こす必殺技「デルタアタック」を使い、極上の獲物たるガンダムを仕留めにかかる。

  • 「安らかに眠れ、兄弟…」
    • 激戦の末にデモンを失い、彼の墓標に雪辱を誓うのであった。

グラット・オットー

CV:松田健一郎
ヴェイガンの特殊部隊「ファントム3」のメンバー。
出っ歯とヘルメットが特徴的な巨漢。
性格は手段を選ばず任務を遂行する非情さと豪胆さを持つが、弟分のデモンを可愛がる仲間思いな所もある。
砂漠での戦いで弟分であるデモンの死に涙を流し、墓に弔い酒をかけながら弟分の仇を討つ為に雪辱を誓う。
第34話でデモンの敵討ちとして、サルガッソーでビシディアンと交戦中のキオを狙うが、割り込んできたキャプテン・アッシュのダークハウンドの攻撃で戦死した。


【ゲーム内での活躍】

EXVS.MB

ダナジン自体は登場しないが、本機体が使用していた捕獲ネットがAGE-3オービタルの武装として登場している。

EXVS2.XB

新規CPU機として登場。カラーリングは緑色なので一般機。
ヴェイガンギア・シドが登場するC-4-3にグルドリン共々出現する。


【余談】

怪獣のような外見はバクゥと同様に視聴者にインパクトを与え、本機のガンプラも意外なほど売れたとされている。

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最終更新:2023年08月11日 01:46
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*1 第一部に登場した大型MS・デファースの強化発展型