νガンダム ヘビー・ウェポン・システム装備型 ν GUNDAM HEAVY WEAPON SYSTEM |
登場作品 |
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア MSV |
型式番号 |
FA-93HWS |
全高 |
22.0m |
重量 |
32.6t |
所属 |
ロンド・ベル |
武装 |
バルカン砲 ミサイル・ランチャー ビーム・サーベル ニュー・ハイパー・バズーカ ハイパー・メガ・ライフル フィン・ファンネル ハイ・メガ・シールド |
搭乗者 |
アムロ・レイ |
【設定】
地球連邦軍の試作型モビルスーツ。
第二次ネオ・ジオン抗争の長期化に備えて立案された
νガンダムの追加装備を施した機体となる。
追加された装甲にはスラスターが装備されており、機動性を保ちつつ防御力や火力を向上させている。
【武装】
バルカン砲
頭部に装備された60mm口径の機関砲。
使用後に空になった薬莢が排出される仕組みとなっている。
ミサイル・ランチャー
両肩部分に8基を備えた実弾兵器。
ビーム・サーベル
斬撃用のビーム兵器。
鍔を持った形状で曲刀状の、柄尻からは小型のビーム刃を形成可能。
当時として一般的な斬撃と共にビーム刃が伸びるアイドリング・リミッター機能が備わっている。
ニュー・ハイパー・バズーカ
280mm口径の実弾兵器。
携行して使用する他に、背中に装着したままの状態やワイヤーを用いての遠隔操作による発射も可能。
ハイパー・メガ・ライフル
携行式の大型ビーム砲。
通常のビーム・ライフルを超える口径と威力を持ち、最大出力時は当時の戦艦のビーム砲数発分の威力を誇る。
フィン・ファンネル
バックパックの左側に6基を装備した無線式の誘導兵器。
攻撃のみならず防御にも転用可能。
ハイ・メガ・シールド
大口径のメガ粒子砲を2門設置した大型シールド。
通常のシールドの上から被せるように装着される。
【原作の活躍】
第二次ネオ・ジオン抗争が早期に終結した事により、計画自体が中止となった。
【搭乗者】
アムロ・レイ
CV:古谷 徹
地球連邦軍ロンド・ベル隊の大尉。
第二次ネオ・ジオン抗争において、
νガンダムのパイロットとしてアクシズ落としを止めるも行方不明となる。
その為、HWSを使用する事も無かった。
【VS.シリーズの活躍】
EXVS2.XB
2022年12月下旬にプレイアブル機体として参戦。
アムロの機体としては7機目、コスト3000およびν
ガンダムとしては4機目となり、これによりアムロの持ち機体がシャアや刹那の6機を抜くことになった他、コスト3000が4機と刹那と並ぶようになった。
ヘビー・ウェポン・システムの名前は伊達ではなく、サブの発生が遅いが非常に太いゲロビ、特射のハイパー・メガ・ライフル、ハイ・メガ・シールドでVの時に照射しつつ正面にはミサイルを放つ一斉射撃とド派手な射撃武装が特徴。
他にもオードソックスな高出力ライフル、BDより速い速度で移動しながらミサイルを移動撃ちする格闘CS、バズーカ2丁撃ちといった武装まである。
さらに上記の武装ほぼ全てに格闘の追加入力でフィン・ファンネルが射出するようになっているため、ゲロビ盾されても単独で盾捲りを行えるという仕様もある。ちなみに弾数は設定されておらずリロードは背中に帰ってくるまで。
格闘もこの手の機体にしては元ブシドーのように相手にサーベルを空中でキャッチしての一閃や切り抜けから反転キックなどスタイリッシュなモーションが多い。
アシストとして
リ・ガズィ・カスタムを呼び出す。レバー入れで3種類使い分けられ、MA形態も用意されており、グラフィックは気合が入っている。勿論メインキャンセル可能。
…と、こうして書くとけっこう強そうな機体ではあるのだが、乗ればすぐに察せるレベルで自衛力が非常に低い。
素の機動力が低く、アシストも振り向きがないので逃げているときに降りテクとして機能しにくい、同コストのサバーニャEx-Sと違いシールドビットや変形高速移動のような防御武装や高速離脱技がない。
そのくせ射撃も上記2機のような狙撃系武装もないし、フルグランサのミサイルのような常にプレッシャーを与えられる武装があるわけではない。
追加装甲をしている設定のわりに耐久値は普通のνガンダムより低く、FA-ZZのようなダメージカットもない。
詰まるところ、
- 3000なのに足が遅いくせに紙耐久
- 迎撃武装に乏しい上に仕切り直しが出来る防御・離脱技がない
- 遠距離型であるのに反して赤ロックギリで機能する武装もなく、結局前線に立たないとダメ取りさえ出来ない
という、全ての要素がアンチシナジーを生み出している。
インフレが激しくなった前作から通して見ても珍しい3000としての強みが一切ないという評価に落ち着いた。
実際、初週の勝率が高くなりやすい射撃寄り汎用機としては異様な低勝率を記録。上記評価と合わせて前作の最終解禁機体である
カバカーリーと同様の扱いを受けてしまっている。
あちらは「近接では相応に堅い」という強みが辛うじてあっただけマシだったという有り様。
カーリーはクロブで一気に強くなったが、それに続けるかどうか…
シリーズ終盤に実装された3000機体にもかかわらず産廃クラスの底辺戦績であったためか、23年3月のお仕置きアプデでまさかの唯一上方修正を得た。
機動力こそそのままだが、メイン→アシストのキャンセルルートにより2段降りテクが可能となり回避力が多少改善。射CSも一回り強化されたことで硬直取りや不意討ち狙撃により遠距離での存在感も大きくなった。
覚醒技は追加装甲パージも交えながら動き回りながらラストシューティングをする「ニュー・ラスト・シューティング・バリエーション」。
かっこいいのだがラスト・シューティング部分で足を止める時間が長い、高確率で壁際で最終段がスカるなどの問題点が強く、解禁直後から封印安定と呼ばれてしまっている。
アムロのボイスは基本的にこれまでの流用だが、新録もされており福岡νガンダム解禁時にTwitterで古谷氏が言っていた「新録を行った」のはこの事と思われる。
本作で解禁されたロングレンジ・フィン・ファンネルを装着したνガンダム、通称『福岡νガンダム』が登場し大暴れしたことから『ふくよかνガンダム』と呼ぶ声もあった。
EXVS2OB
共通修正以外では機動力が向上している程度で、目立った変更点はない。
とはいえ共通修正の緑ロックでの攻撃だと火力低下、地上ステップ弱体化は攻める分にはいいが回避する時には辛いと変更点が響いている。
アーマーがないνガンダムの方が耐久が高くなってしまった。
2024年3月のアップデートにて全体的に強化され、遠距離での攻撃能力、格闘のリターンなどが増した。
耐久も増し、普通のνガンダムと同等になった。
【勝利・敗北ポーズ】
勝利ポーズ
フィン・ファンネルを停滞し、ハイ・メガ・シールドを構える
敗北ポーズ
【その他の活躍】
スーパーロボット大戦
νガンダムの換装として登場。
作品によっては換装すると防御力アップするが代わりに運動性が落ちることも。
機動戦士ガンダムALIVE
最終決戦にて主人公である黒野時夫が未来から帰還した際に搭乗。
激戦で装甲をパージし、通常のνガンダムとして戦闘を続行した。
最終更新:2024年03月27日 10:06