ギャプラン GAPLANT |
| 登場作品 |
機動戦士Zガンダム |
| 型式番号 |
ORX-005 |
| 全高 |
25.2m |
| 重量 |
50.7t |
| 所属 |
ティターンズ |
【設定】
地球連邦軍の試作可変モビルアーマー。
加速性能に重きを置いており、MA形態ではスラスターを後方へ集約する事で圧倒的な機動性を誇る。
一方で推力や方向転換にかかるGによってパイロットに多大な負担がかかってしまう為、実質的に強化人間専用機となっている。
【武装】
メガ粒子砲
両腕のムーバブル・シールド・バインダーの先端に内蔵されたビーム砲。
ビーム・サーベル
接近戦用のビーム兵器。
ギャプランは格闘戦を想定していない為、緊急用の装備とされている。
【原作の活躍】
オーガスタ研究所でテスト中の機体に強化人間のロザミアが搭乗して実戦投入され、
ガンダムMk-IIや
百式を翻弄する。
後に一般用に調整された機体にヤザンが搭乗し、
Zガンダムと交戦した。
【搭乗者】
ロザミア・バダム(劇場版ではバタム)
CV:藤井佳代子(TV)/浅川悠(劇場版以降)
北米のオーガスタニュータイプ研究所において、調整を受けた強化人間の女性。
【原作名台詞】
- 「場所を気にして戦闘する馬鹿がいるのかい?どこの能天気だ?」
「潰すんなら早くしな!負けだよ」- 第14話、ギャプラン初変形シーンより。ギャプランに組み付き、民家上空での戦闘に怒りを露にするカミーユを挑発する。
- 「エゥーゴはコロニーを落として、地球の人々を根絶やしにするつもりの人達です。コロニーの落ちる光景…あれは空が落ちてくるようなもの。あんな景色は…」
「あたしは今でも毎晩、空が落ちる夢を見るんです……」- 第15話より。ブランの隊への配属を懇願する際に言った、エゥーゴ討伐に躍起になる理由。
【VS.シリーズの活躍】
エゥーゴVSティターンズシリーズ
コスト275の可変機。
中コスト相当の機体だがコストパフォーマンスに優れており、無印、DX共々高い評価を得ていたという。
EXVS.2 IB
2025年10月8日に第5弾リリース機体として参戦。
直前の機体調整でZがリフレッシュされたのも合わせてZガンダム40周年合わせだと思われる。
パイロットはロザミアで、コスト2000の格闘寄り可変機となる。
エウティタのモーションが各所に使われており、アシストではブランの
アッシマーを呼び出す。
令和の可変機なのに急速変形及び変形解除がないのも特徴。
公式Xの動画では「普通の人間では使いこなせない圧倒的な機動性」……とあるが足回りが普通なのも特徴かも。
解禁直後の評価は「前々作の福岡
νガンダムとラクスインジャ、前作のトランジェントと大型大会前に新規機体が大暴れして緊急下方をしたので今度こそ下方せずに済むようにした」「フルブかマキオンの中堅機体が迷い込んできた」と芳しくなく、それを裏付けるかのように解禁後の勝率が38.2%と新機体とは思えない数字を叩き出した。
公式の「普通の人間には使いこなせない」という触れ込み通りの機体と言える。
ここまでボロクソな事しか書いていないが自己主張力はそれなりにあり、現時点では低コストの慣性ジャンプにすら追いつけないとはいえフワ格がある、オーバーリミットのバリアすら破壊できない低威力で時間も短いがスタン属性なので追撃が出来るゲロビなど光る部分はあるのでアップデートでちゃんと強化されれば輝く余地はあるといえる。
性能には関係ないがロザミアのカットインの評価は高い。
【勝利・敗北ポーズ】
勝利ポーズ
敗北ポーズ
【その他の活躍】
劇場版冒頭、偽マフティー一味がハサウェイ達が乗るスペースシップ・ハウンゼン356便をハイジャックする際に用いられた。
公式X(元Twitter)曰くMSを増やせないかとしていたところ高高度で運用できる本機に白羽の矢が立ったそうだ。
どこかの基地に放棄されていた組み立て途中の機体を引っ張り出したのでロールアウトカラーの緑だという。
機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
ジョニー・ライデンを名乗る少女イングリッド0用にカスタマイズされた専用機、ヤザンヴァースキ・バジャックの専用機として青いカラーが塗られた機体、ヴァースキの部下バレンスタイン、カワセの2名が乗る一般用に調整された機体が登場する。
一般用に調整された機体はデチューンされたものであることが明言されている。
ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに
T3部隊の運用する次世代試作機体「TR-5」として、「ギャプランTR-5[フライルー]」、「ギャプランTR-5[ファイバー]」などのバリエーション機が多数登場する。
ガンダムタイプに近い頭部ユニットが用意され、正式名称が決まっていなかった頃は「ファイバーガンダム」と呼称されていた。
改修により一般パイロットでも扱えるようになっている。
機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル
ティターンズ所属の強化人間パイロットとなったエリシア・ノクトンの搭乗機として登場。
学園時代のライバルでエゥーゴ所属のアスナ・エルマリートの
リック・ディアスとの戦闘で損傷後は「ギャプランカスタム エリシアスペシャル」に改修された。
武装強化が施され左右非対称の禍々しい姿になったが、スペックはさほど変わっておらず、関係者からは才能の限界に直面していたエリシアにも突き刺さる「見せ掛けだけのハリボテ」と揶揄されていた様子。
SDガンダムGジェネレーション
オリジナル機体として、カラバが運用する高高度迎撃用MA「ギャプラン改」が登場する。可変機構はオミット。
『DS』の平成ガンダムルートでは、
アラスカ基地にてスピアヘッドの代役として
ムウが搭乗する。
本シリーズでは本体は未参戦のビルドガンダムMk-Ⅱの参戦している部分……ビルドブースターMk-Ⅱの設定ではギャプランを元に開発したガンダムMk-Ⅱ5号機用の強化ユニットという設定になっている。
【余談】
最終更新:2025年10月14日 19:32