エイパー・シナプス
宇宙の記憶
CHARACTER(UNIT) CH-23 青 2-2-0 U
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固有のテキストとしては、オペレーション破壊能力を持っている。このカード自体のコストが低く、手札の廃棄などのコストを要求されることは無いため、低コストで繰り返し使えるオペレーション破壊カードとして重宝する……と言いたい所だが、問題は「このカードと同じエリアにある」という一文。敵軍オペレーションを破壊する場合は、実質的に、このカードと交戦中の、ユニットやキャラクターにセットするタイプのオペレーションしか対象にできない。このため、オペ割の中でもかなり汎用性は低いと言わざるを得ない。
さらに言うと、交戦する必要があるという事は、このカードがセットされているユニットが戦闘ダメージを受ける可能性が非常に高いという事でもある。戦闘修正の無いこのカードが交戦した上で生き残るというのはなかなか難しく、特に戦闘ダメージの解決の前にオペ破壊を行なった場合は、ロール状態で一方的に殴られる事になるため、相討ちを取ることさえできない可能性も高い。
このように考えると、このカード特有のメリットである「繰り返し使える」という点は、ほとんどメリットとして機能し得ないという事がわかる。相手のセットオペ1枚を道連れにすることはできるだろうが、どうせ1枚しか割れないのであれば、普通のオペ割りを使う方が対象を限定されない分遥かに便利だろう。
さらに言うと、交戦する必要があるという事は、このカードがセットされているユニットが戦闘ダメージを受ける可能性が非常に高いという事でもある。戦闘修正の無いこのカードが交戦した上で生き残るというのはなかなか難しく、特に戦闘ダメージの解決の前にオペ破壊を行なった場合は、ロール状態で一方的に殴られる事になるため、相討ちを取ることさえできない可能性も高い。
このように考えると、このカード特有のメリットである「繰り返し使える」という点は、ほとんどメリットとして機能し得ないという事がわかる。相手のセットオペ1枚を道連れにすることはできるだろうが、どうせ1枚しか割れないのであれば、普通のオペ割りを使う方が対象を限定されない分遥かに便利だろう。
このように、敵軍オペレーション対策として使うにはいささかパワー不足が否めないカードではあるが、その反面、自軍オペレーションを割るためのカードとしてはそれなりに扱いやすい部類に入る。セット先が必要になるという難点はあれど、常時タイミングで効果を使える、ターンを跨げば繰り返し効果を使えるといった点で優秀である。
敵軍に押し付けられた整備不良、十分なコインを乗せた新たなクルー、回復が済んだ後の武力による統制など、破壊したい自軍オペレーションというのはデッキ次第でそれなりに存在しうるため、環境次第でそれなりに需要はあると言えるだろう。
敵軍に押し付けられた整備不良、十分なコインを乗せた新たなクルー、回復が済んだ後の武力による統制など、破壊したい自軍オペレーションというのはデッキ次第でそれなりに存在しうるため、環境次第でそれなりに需要はあると言えるだろう。
最近では、自軍カードを処理しつつ回復までできる慈愛の眼差しが登場したこともあり、このカードの需要はほとんど無くなってしまった。とはいえ、バルチャーを絡めての再利用や、兵装オペレーションを破壊して別のユニットの特殊兵装で拾い直すなど、こちらでなければできないプレイングもまた存在するため、完全に出番が失われたという事は無い。