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防衛ライン

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防衛ライン

永久の絆 / ベースドブースター3

OPERATION
O-35 青 1-1-0 C
(戦闘フェイズ):《(0)》このカードを廃棄する。その場合、自軍部隊1つにいるユニットの防御力に、ターン終了時まで、+3を振り分けて加える事ができる。


オペレーション回避運動といった趣のカード。回避運動赤い彗星1st》と対になっていたのと同様、こちらも黒い三連星と対になるカードである。
パンプアップ量が3点であることに変わりはないが、振り分けて加える事ができる点で優れる。範囲兵器や、憎悪の想念の様な複数に対する焼きなどの対策としては回避運動よりもこちらに分があると言えるだろう。

ただ、場にセットするカードであるが故に奇襲性は全く無い。焼きにしろ交戦にしろ、相手はこのカードの存在を前提に動く事ができる。そのため、相手の計算を狂わせる働きは一切期待できないという弱点がある。
回避運動はタイミングの広さから来る高い奇襲性を持っており、死ぬ筈だったユニットを生き残らせるという形で相手の計算を狂わせる力があった。そのため、防御力パンプという後ろ向きの効果ながらもカードアドバンテージを取りにいける可能性すらあった訳だが、このカードにそうした動きは期待できない。

とはいえ、それが必ずしも弱点であるという訳ではない。このカードを相手に見せ付ける事によって、普段よりも余分な火力を使わせたり、こちらのユニットの防御力よりも大きな部隊戦闘力を持つ部隊を組まなくてはならないといったプレッシャーを与えるための手段として使う事ができるからだ。
例えば、相手がこちらのガンダム時間よ止まれで破壊しようとする場合、普段なら3資源で破壊できるが、このカードが場にある場合、確実に破壊したければ6資源支払わなければならないという状況を作り出せる。6資源支払わせたなら、3資源分得をした上でこのカードを温存できるし、仮に3資源しか支払われなかった場合でも、そのままガンダムを破壊させてこのカードを温存するか、あるいはこのカードを使って破壊を防ぐのか、自分にとって有利な方を選択する事ができる。
交戦の場合も同様で、こちらの防御力よりも3大きい部隊戦闘力の部隊を組まなければ、確実に交戦で勝つ事はできず、下手をすれば返り討ちになって終わりという事にもなりかねないため、相手の半端な出撃を抑制する効果が期待できる。膠着した場であれば、これ1枚で状況を優勢に持っていくという展開もありえない話ではない。

効果自体は回避運動の亜種と言えるカードだが、こうした考えに立つと、実際には全く別の働きをするカードという事がわかる。デッキに投入するのであれば、前述したように相手にプレッシャーを与える、あるいはブラフを仕掛ける事ができるという点を存分に活かしたい。このカードを見せた上で、さらに手札に別のパンプアップカードを隠し持っておく、といった戦術も有効だろう。

なお、タイミングや条件の関係から、戦闘エリアにいるユニットしか対象に取れないという点は明らかに回避運動よりも劣化している点であり、注意しておきたい。一方、オペレーションであるが故に手札上限を圧迫しない点や、ロールコストの支払いに使えるという利点もある。
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