EuropeanStyle
ESの直訳は「ヨーロッパの様式」 まあつまり 「ヨーロッパ流」 「欧州流」 って意味。
ESとは「リスクの少ない中~遠距離を意図的に維持し、狙撃をメインとするスタイル」である。
KSは至近距離での大ダメージが狙えるものの、自分もそれを受ける可能性が高く、
ハイリスクハイリターンと言えるスタイルだ。
そこで、大ダメージを受けないような距離・位置を維持しつつ、距離にあまり影響を
受けない武器の利点を活かし、一方的にダメージを与えてしまおうという考えからESが生まれたのだ。
(よって
リボルバーもしくは
アサルトライフルは必須武器)
今のGunZではKSerが多く、その中で生き抜こうと自らもKSerになる者が多い。
KSerは近距離での戦闘が前提であり、大体の人間はSGメインだろう。
しかし、SGというのは近づかなければあまりダメージは食らわない。
つまり遠くから撃つことでSGを無効化するスタイルである。
場合によってはKSerの乱戦を遠くからRV連射で漁夫、なんて事も可能。
バタフライステップ、ハーフステップ等の技をいくら使用しようが、
上記コンセプトを原則として戦闘するならそれはESである。
しかし遠距離からより多くの射撃を行おうとすれば、それらの技を使用する機会は自然と減り、
歩きやタンブリングが多くなるはずだ。
(KSer:常にダッシュしたい → 射撃量が限られる → 一撃必殺の近距離へ)
(ESer:たくさん弾を撃ちたい → ダッシュ数が限られる → 歩きを多用できる遠距離へ)
このページではそうしたESを実現するために、「どうすれば遠距離を維持できるか」
「苦手な近距離はどう対処すれば良いか」等の、初歩的な動きの説明で留まる事とする。
『そんなことES・KS以前の問題だろ』と思う人間はどうか鼻で笑ってもらいたい。
突っ込んだ内容のES
テクニックを知りたい人間は"先人ESer達からの助言"の方を読んでいただきたい。
鉄則
不用意に近づくな
近距離~至近距離は基本的に接近武器や
ショットガンを
使うKSer達の間合いと考えて良い。
何の策もなく(あったとしてもよほど自信がない限り)
相手の間合いに行くことは得策ではない。
KSer達は基本的に中~遠距離になると、程度の差こそあれ基本的に火力が落ちる。
距離さえ保てばこちらが有利である(少なくとも不利になることはない)ことを忘れないでほしい。
遮蔽物を効果的に使う
敵との距離を離す際、障害物の位置を把握し、
それを意識したルートをたどれるかどうかで
被弾率や追跡されやすさに大きな差が出てくる。
発射数の関係でリロードも多めのESerは、
常に逃げ込める場所を確保しつつ動く必要がある。
しかし当然、隠れている間はこちらも弾を撃つことができない上、
ステージによっては背後を取られる可能性もある。
過信はできないが、行動する上で必須となる存在が障害物である。
音も重要な情報
ダッシュ音、発砲音などは敵の存在感知だけでなく、
距離や武器の種類も推察できる。
BGMオフ・ヘッドフォンは基本。これでカナリのアドバンテージ。
背後や側面から襲われる可能性が減る。
立ち回りに気をつけることでより不意打ち対策ができるようになる。
相手の武器を見て回避方法を決める
当然ながら、武器はその種類により特徴がある。
それにより有効な回避方も変わってくる。
たとえば
ショットガン:
至近距離なら即死級の威力だが狙う事は困難。遠距離はその逆。
フルオート系:
至近距離で軌道されたときには、持続的にヒットさせるのは困難
リボルバー :
中・遠距離でもhitは容易ではないが一発が致命傷になりえる
etc…。
それぞれの武器の特性を把握し、自分なりの回避方法を探すのが良いだろう。
こちらの攻撃のチャンスは相手が近づいてくる瞬間
ESerにとっての攻撃のチャンスはこの瞬間にある。
直線的になりがちな接近行動時は位置が読みやすく、返り討ちにするチャンス。
それ以外の場面でも、被害を抑えようと意識するあまり逃げ隠れしすぎて
絶好の攻撃チャンスを逃すのはもったいない。
時にはダメージ覚悟で牙を剥いて襲い掛かる度胸も必要なのである。
タンブリングは重要な攻撃手段
敵を寄せ付けたくない&連射武器を持つことが多いESerにとって、
一発でも多く正確な弾を撃つことは重要である。
大きく移動しつつ常に射撃可能状態を保てるタンブリングは
ESにおいて必須行動となる。(当然、そればかりでは危険だが。)
特にジャンプ上昇中に向きを変えて横・後ろタンブリングなどは強力。
リンク→ 先人ESer達からの助言
ES考察
Gunzにおいて「最も」必要とされる能力は何か?
それは素早いステップでもなければ、位置取り能力でもない。
当然それらも重要であるが、最終的に全てを支えるのは「AIM能力」ではないだろうか。
どれだけ良い動きをしても、”当てられなければ意味は無い”。
逆に言えば動きが多少悪くても、攻撃を当てられるプレイヤーのほうが遥かに役に立つ。
熟練者ほどこのことを身をもって実感しているだろう。
比較的安全な距離を保つことでその分多少無防備になってでも多くの射撃を行うことが
できるESは、ある意味このGunzの特徴をよく踏まえたスタイルとも言える。
しかしそれは、敵を寄せ付けない判断力と、遠距離からでもしっかりダメージを
とれるAIM能力があって初めて実現できるもの。
近距離ではSGスワップショットを使われると、ESerの連射ショットでは撃ち負ける。
万一スラッシュを受けてしまえばその間はショットができず、あっというまに殺される。
遠距離でも、中途半端なAIMでは味方に多大な負担がかかることだろう。
距離さえ開けばこちらが圧倒的有利であることを最大限に利用し、時には暗殺、
味方と攻めるなら遠距離であっても自分の存在感をアピールするように意識すべきである。
最終更新:2007年09月05日 11:21