このWikiができるまで


ぐるぐるガラクターズの攻略サイトを見てくださり、ありがとうございます!
くるガラの大ファンでしょうか?それとも、ゲームボーイ愛好家でしょうか?
こんなマイナーRPG(!?)の攻略でも楽しんだり、新しい発見があれば幸いです。

ここでは、攻略Wikiの設立経緯をまとめてみました。暇で物好きな人の暇つぶしにどうぞ。
みすず(管理人)


ボンボンで連載していたマンガのRPG作品だ!

当時ボンボンで人気だったメダロット、デビチルなどのゲームボーイの作品は大好きでした。
現在の大容量を生かした見た目の豪華な作品も良い。でも、低容量から試行錯誤で世界観・ゲーム性を練った作品も面白い。
随分と前ですが、ニコニコ動画でそんな作品を投稿される方がいて、動画が上がるのを楽しみにしていました。

その内のひとつが本作品の実況プレイ動画であり、陰ながら応援する気持ちで見ていました。
今でも、「ぐるぐるガラクターズ」が記憶に残る作品なのも動画投稿を通して楽しみを伝えてくれた人のおかげです。
現在(2024年)でも細々と更新されていたので、ボルンの入手法をコッソリと伝えると喜んでいただけました。

始まりはサンリオタイムネットから

2019年にサンリオタイムネットのイベント限定モンスターを出現させる隠しコマンドが発見されました。
私も時の柱を完成させることを図鑑コンプと勘違いした被害者の1人なのでビックリするほどの大発見でした。
その時は、チラッと紹介動画を見たぐらいでRTAに関心はありませんでした。

その後、2022年に『RTA in Japan Winter 2022』のサンリオタイムネット未来編のRTAが行われました。
完走した感想のあたりに、「チャートの考案者の〜さんに、…ありがとうございます」と謝辞があります。
この時は、「ふ〜ん…こんなマイナーゲームをRTAする変わり者もいるんだね」ぐらいの感想でした。

ポヨンのダンジョンルームの完全攻略に歓喜

すると、Youtubeのオススメ動画に例のチャート考案者の名前に気づきました(あの幻のモンスターの名前のもじりなので)。
チャンネルを見ると、ゲームボーイのゲームのRTAを中心に動画を投稿しているようでした。
デビチル、ディノブリーダー、カンヅメモンスターと、どれも私が当時熱中して遊んでいたゲームでした。
その内の一つに「ポヨンのダンジョンルーム」の1および2のRTA・完全攻略の動画が目に止まりました。

特に、「ポヨン2」はノヴァ(やり込みボス)を最後まで倒して、隠しスタンプを集めようとするも…
レリックゴストの秘密の部屋が見つけられませんでした。そもそも、取り返しのつかない要素があって完全クリア不可能でした。
以下の動画では、隠し要素も全部発見した上に丁寧に解説されており、当時確認できなかったことを見れて非常に嬉しかった。

RTAに「ぐるガラ」を推薦する

Youtubeのコミュニティ欄を見てみると、「オススメソフト募集中」という投稿を発見しました。
見てみると、レトロゲーム愛好家の皆様がオススメのゲームを推薦していました。そこで、私も推薦してみました。
アトラスのRPGの「ぐるぐるガラクターズ」がオススメです!
挑戦している人が誰もいないようなので見てみたいです。
返信によると、投稿者様は一度調査したようですが捗らずにそれ以来は手付かずという状況でした。
もしかしたら、RTAの動画が投稿されれば、幻のモンスター(ボルン・シャンマ)が発見されるかも、と淡い期待もありました。

その後、「今後の予定について」という投稿が追加されました。
予定表には「GB『ぐるぐるガラクターズ』(調査中)」と記載があり、私の推薦したゲームが採用されていました。
そこで、感謝の意と厚かましくもRTAに協力するために情報共有することを申し出てみました。
「ぐるぐるガラクターズ」を紹介したものです。
私のほうも懐かしくて、メモを取りながら攻略を進めております。
活動に水を差すようでなければ、情報共有させていただきます。
実を言うと、ボルンが幻のモンスターでイベント限定という情報に疑問を持っていました。
入手した記憶がボンヤリあるのですが、以前のデータを確認してもデータを消して再び遊んでいたので証拠はありませんでした。
薬局のキヨシの父に話して往復するという記憶があったのですが、幻のモンスター欲しさに夢で見たことなのか区別できない状況でした。

攻略 はじめてみました!

まずは、ゲームを進めながら攻略チャートを箇条書きでGoogleドキュメントにまとめてみました。
次に収集系RPGといえば、みんな大好きモンスター図鑑!そこで、SNSでモンスターの短評を投稿している方に画像を借りる許可をもらう。
Googleスプレッドシートに図鑑に必要な項目を分類して、空白の図鑑を投稿者様に共有すると好印象を持っていただけました。
そして、通信ケーブルの種類について教えていただいたり、私が熱心すぎるに見えたかとお詫びを入れたりとやり取りをしました。
見返してみると、私は会話も調査すると言っておきながら、今でもやっていません(RTA動画には会話も活用されているのに…)。
また、自分で攻略することがやり甲斐と感じる方かもしれないと、楽しみに水を差すのではと少し心配をしていました。

完成 モンスター図鑑!

それから、おそらく半年後ぐらいにモンスター図鑑が完成しました(ボルン・シャンマ以外)。
毎日コツコツと…と自慢したいですが、実際は定期的にやったり、やらなかったり…。地味で時間がかかる作業なのです。
投稿者様の新作の動画が上がるたびに、「あ…進んでないなぁ」と背中を押されて作業を再開していました。

完成したことをコミュニティで連絡すると、大変喜んでいただきました。
おお、すごいですね!!
またじっくり見させていただきますm(_ _)m

ウィキにまとめてみよう!

これまで、コミュニティの投稿でGoogleドライブのデータのURLを共有するだけでした。情報も閉鎖的で不便です。
それならば、誰でも見れるようにウィキにまとめてみようと、さらに一歩前進してみました。
ウィキの編集は今までしたことないので手探りでしたが、CSS(Webの体裁のプログラミング言語)は知っているので少しは楽でした。

これがまた地味な作業の連続なのです!まずは攻略チャートをコツコツを移していきました。
次に収集系RPGの攻略サイトの花形といえば、モンスター図鑑です(みんな大好き!)。
ウィキ用に体裁を整えて、コツコツとデータを移していきました。時間はかかりましたが完成しました。

さらに、RTAの情報提供に作り始めたので利用できそうなデータを分析して記載していきました。
ストーリーは解説があるといいかも…アイテムの入手場所は必要?逆引きできると便利かも…
既存の攻略以上のオリジナリティのために収納相性表を作ろう!出現モンスターも必要かな?などなど…
私の攻略サイト・情報以前のものよりオリジナリティのあるサイトを目指して編集を続けていました。

おまけに、「ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~」に本作の記事を執筆しました。
初稿投稿者なので、現在の記事の9割は私の記述となります。1割ほどは体裁の整理や追加情報を記載してくださいました。

ついにボルンを発見!

攻略ウィキを作成して誰かの目に止まれば、ボルンを入手した情報の投稿があるかもと実は目論んでいました。
トップページに「ボルン情報求ム!」と記載しておくと、確か2024年7月頃に投稿がありました。
ボルンはゲーム内イベントで入手できるはずです -- 名無しさん

最初はガセネタだろうと思いましたが、文章が丁寧でどうも悪ふざけには思えませんでした。
そのやり取りの結末は、恥ずかしながらお互いに思い違いを披露するだけで何も進展しませんでした。
そして、2024年8月27日に再び投稿してくださいました。その内容と行動力には驚きでした。
どうしても思い出せなかったので、国立国会図書館でボンボンを読み漁ってきました。
やはりボルンはゲーム内だけで入手できました。 -- (名無しさん)

当時の雑誌のデジタルコピーも用意していただき、短かいやり取りの末にウィキ内に掲載しました。
ボルン入手を説明する漫画の内容も確かに当時ボンボンで読んだ記憶があるものでした。
まさか、幻のモンスターが実はマイナーすぎて誰も覚えてないせい入手できなかったとは…

RTAチャートを配信で相談

恥ずかしながらも、私もRTAチャートを試作してみれば役に立つかもと思って「RTA草案」を作成しました。
初心者なりに試走してみると5時間ほどかかりました。RTAらしい見所も少なく企画倒れかと心配もありました。
また、私も試走してみて動画投稿しようと思いましたが、割と難しそうだったので試案だけの協力となりました。

投稿者様はライブ配信で試走を行うのが習慣となっていたので、ライブのコメントでやり取りをしました。
経験値の分配の活用や別のモンスターの採用などの改善があり、RTAらしい魅力も追加されていました。
配信では私のコメントばかりになってしまいました。多数のRTAを完成したこその発想が多くて感心いたしました。
その後、RTAの無編集動画が投稿されましたが、私が裏口から自宅に入れることを伝え忘れており、再走動画で改善する手間をかけました。
本当にごめんなさい。配信の時でも気づきませんでした。

表彰状が出た!

攻略データを調査するために何度もクリアしてそうですが、実はエンディングまで通したのは5回ほどです。
2つのカセットを最低限にやりくりしてデータを集めていたので、2024年9月まで図鑑は完成させていませんでした。
実はシャンマが入手不可能なので表彰状は出ないと思っていました。そして、完成させてデジカメを開くと表彰状が出ました!

さらに、ツカレタBOTに成り果てたパパが喜んで表彰状を見せてくれるようになりました(実はこちらの方が嬉しい!)。

RTA解説動画の完成

私が協力したRTA解説動画が忙しい中で長い時間をかけて完結いたしました。
最初は水を差すかと心配でしたが、お互いに勘違いや気づかないことを共有することは楽しい体験でした。
エンディングの部分では感謝の意を記載してくださり、随所で攻略WIkiについて言及していただき、ありがとうございます。
欲を言えば、ダレカ シャンマ ノ ニュウシュ ホウホウ ミツケテ。

健全なコミュニティの一助となれば

私は毎年、「RTA in Japan」を楽しみにしております。チャリティーとして国境なき医師団に経費などを除いた寄付をしているそうです。
個人的な意見ですが、自然環境の違い、文化の違いなどで貧富の差の解消は難しく、医療は必要ですが懐疑的な部分もあります。
そんな自分でも、私は「ポヨン2」で悔いがあった完全クリアを見せてもらって非常に嬉しかった。
その同じ喜びを他の人にもできないか、と思いました。

このように、人を喜ばせる行為から他の人を喜ばせる行為に、この攻略サイトがつながれば良いと思います。
楽しんで動画を視聴する、コメントなどで応援する、もっと進んで自分で攻略サイト作成やRTAに挑戦してみるなど…
レトロゲーム愛好家、RTAのコミュニティだけでなく、それを超えて健全なコミュニティの一助になれば幸いです。

拙い文章を最後までお読みくださり、ありがとうございます!
みすず(管理人)

また、この攻略サイトはたくさんの方の協力/キッカケにより、それなりの形になりました。
直接的な言及は避けて、ここに感謝を申し上げます。
  • 本作の実況プレイ動画を投稿していた方
  • RTA in Japanに関わる方々/楽しむ方々
  • 昔懐かしのGB作品を主にRTA動画を投稿している方
  • SNSでポケモン風RPGのモンスターの短評を投稿している方
  • ゲームカタログに関わる方々および記事を追記してくださった方々
  • 本Wiki設立以前に攻略をネット上に残してくれた方々
  • 国会図書館までボンボンを読み漁った匿名希望様
  • レトロゲームが大好きな皆様方
  • ぐるぐるガラクターズを今でも好きな作品にあげる方々
最終更新:2025年01月04日 11:09