『こーしてオレはバトルロワイヤルを堪能した』



[登場人物]  コースケ只野仁人早坂愛





 七月七日は文豪・斎藤茂吉が亡くなった日だ(茂吉忌)。
すなわち、彼に倣って、愛読者であるオレも今日死ねと言いたいのか。
オレは今『バトル・ロワイアル』というイベントに参加させられている。
茂吉は生前、うなぎの蒲焼ばかり食っていたそーだが、財布の枯渇がひもじいオレは、このタイミングで──────…、


「ハラ、減ったな……」


空前絶後の空腹に苦しめられていた。




 ────たっ、たっ、たっ、たっ、


「…………」


 渋谷とは────ナウさが触れ込み。若者が集う街の印象だ。
テレビや雑誌ではたびたび目にするが、オレのよーなビンボー人にとっては現実感のない異国の地だった。
なにせ、オレのアパートは杉並区の高円寺、町はずれに位置する。渋谷のよーな街に来るには隣の学生から定期を借りるしかないのだ。
だから渋谷を歩くのは、ちょっとした国外旅行みたいな感覚になる。



 ────たっ、たっ、たっ、たっ、


「…………おっ」


数分歩いた先で、一軒の飲食店に目が止まった。
白地に青い看板、『松屋』と書かれたオシャレな店である。

さて松屋。
悩ましきや松屋。

オレはしょーじき、この『松屋』と言う店を知らない。ゆえに、どんなメニューが出るのか皆目見当がつかなかった。
まさか安直に松の木を使った料理が出てくるわけでないだろう。
オレはこの時、正岡子規が詠んだ『松の木は折れても松の木』という句が脳裏に浮かんだ。


「……………入るか」


ただ、空腹の前では、文学の句も胃酸に溶けていくもの。
これが半と出るか、丁と出るか。果たして。
オレは『入店』とゆー名の、運命のチンチロリンを投じることとした。



 ──がらがらがら…


「すみませーん。何でもいいからくださーい」


……………


「?? すみませぇーーん。味噌汁定食お願いしまーす」


……………


「…すみまっせえええええーーん」


………………………。




 オレは虚を突かれた思いをした。
二十四時間営業。それがこの店の売り文句だったはずだ。
それだとゆーのに、席について待てども待てども、店員の一人すらも来やしない。
接客とゆーより、放置。
まるで、オレの存在が空気か影かのように扱われている気がした。


「……………。──」


「──……あっ、食べ残しがある」


まぁ仕方ない。
飢えに対して、礼儀や作法を語るのは、満腹の者のドーラクとゆーものだ。

前方カウンター席に、丼がひとつ残されていた。ご飯粒がいくらかぬるく照り返している、先客の食べ残し。
そんなわけで、オレは『先客の置き土産』を拝借することとした。


「……………」


食べ残しといっても、どんぶりに米粒が十数個張り付いてるだけのもの。
ホントにわずかばかりの置き土産ではあるが、オレはこーして晩飯にありつけたのだ。
オレはその僅かな米を、一粒一粒手に取っていく。


「…七粒、八粒、九粒、十粒、十一粒、十二粒………」


ふと顔を上げて見回すと、テーブルの上。隣の椅子。壁。床。いたるところに、米粒が張り付いていた。
この先客、いったいどんな食べ方をしていたのだろうか。
箸を振り回していたのか。それとも飯と格闘していたのか。
名も知れぬ先客の荒々しい食事作法は気になったものだが、考察は空腹を満たしたあとに行おう。

飛散した米粒も丁寧に全部手の中へ丸めていく。


「…五十一粒、五十二粒、五十三粒……………。──」


「──よし」


すべての米粒を拾い終え、手の中に集められた茶白い軍団。
それらをまとめてぎゅっと握り込めば、──ビンボー人流おにぎりの完成だ
ポーンっと一口サイズのおにぎりを口に放り込む。
……もぐっもぐ。
うん。サイズは小さいが、ほのかに甘みがありそれがまた美味い。

そうそう。牛丼といえば、ビールがつきものだ。
牛皿を箸でつまみつつ、キンと冷えたビールをグッと流し込む。
「ぷはっ」とひと息つくその瞬間、
それだけで人は、俗世のあらゆる苦悩を一瞬忘れられるものだ。
もちろん、今この店にビールはない。
ましてや、それを運んできてくれる店員すら存在しないのだが、どんな物でもクフー次第ではなんとかなるのが世の常である。

そこで、オレは『水』をビールのダイヨーヒンとすることにした。


「よいしょっと」


水を侮ってはいけない。
ノンアルコールなことは事実だがクフー次第によっては酒と同等、もしくはそれ以上の酔いが楽しめるのである。
作り方は簡単だ。
まず、コップの上を掌でびっちり覆い、二,三十回シェイクする。


 じゃっ、じゃっ

  じゃっ


すると水が泡立つため、これでもう『日本酒風ビール』の完成だ。
もちろんの話だが、味もアルコールも無い。
ただ『酔い』とは、『脳のどこかがふわりと浮かぶあの感覚』にこそ本質があるのだと、オレは思っている。


「ごくごく……ぷはっ。旨いなぁ」


酔いもしてないのに気分はコーヨー感で満たされていく。
オレは腹を満たすのも兼ねて、何杯も水をおかわりした。──水は、“タダ”である。
今のオレは幸せな気持ちだった。

このよーに、世の中、何も金をかければいいというものじゃない。
所持金ゼロで酔える晩酌。この気付きは、ある意味で哲学に近いといえよう。
幸腹とまではいかないが、久しぶりにまともな食事にありつけオレは大いに満足してしまった。



 『────ゼイタクは敵だ!!」
 『※世のビンボー人諸君同士よ。世間の目なんか気にするなっ!!』
 『※これが、0円で外食を堪能するビンボー生活マニュアルなのである…!』



……
………

 ────がらがらがら…


「ごちそうさまでした~~~」


 まぁともかく。
オレは、ポケットからわかばを取り出し火をつける。
静かに燃える煙草の火を眺めながら、オレはこの場末の街で何をすべきかを思い悩んでいた。
なにせ、このバトル・ロワイヤルという催しはどーやら、最後の一人になるまで殺し合いをしなければならないらしい。
かのドストエフスキーは『罪と罰』の中で、人間の自由意志を裁きと並べて語った。
けれど今のオレに与えられたのは、自由でも罰でもなく、ただしばりつけてくるだけの『ルール』だけだ。

死ぬのは御免だった。
したがって、オレは殺し合いのルールに従わざるを得ないのだが、
──仮に勝ち残った場合、“大網走ケイムショ生活マニュアル”の主人公とオレはなってしまう。


「悩ましい、実に悩ましい」


思わず、声に出るほど思い詰めるオレだった。




そんなオレが初めて『参加者』に出逢ったのは、ちょーどこのときだった。




……

「初めまして。只野仁人と言います。…どうかよろしくお願いします…!」

「………………」



「特技は空気を読むこと。……なーんちゃって。あはは…!」

「…………………」



「………。あ………あのー……、コースケさん…、なんとか二人で協力しましょうね…!」

「…………………」



「…………えーと……。こっコースケ…さん………? 何故さっきからスルーを…?」



 学生服らしき上着。細身の体躯に妙に抜けた立ち姿。
唯一目を引いたのは、頭に載ったトサカのようなアクセサリーの男子高校生。
オレは彼と行動することになった。


さしずめ彼のことを『隣の学生』とでも呼ぶことにしよう。




「………………ども」





 近頃の文化発展は息もつかせぬ勢いだ。
俗世から距離を置いた生活を送っているオレには、そうした流れに乗る術がトーテイ見当たらない。


「コースケさんも、よかったらどうぞ!」

「……」


隣の学生が渡した紙袋には、たくさんのパンが入っていた。
話を聞くには、『無人販売店』というノゥ接客のパン屋があるらしく、そこで買ったものらしい。
…オレはまたもや虚を突かれてしまった。
オレの頭の中では、古びたガラス戸と手書きの値札が並んだパン屋しか、想像していなかったからだ。

カレーパン、ピロシキ、アンパン、メロンパン……。ビンボー人の俺にとっては宝物に見える。
オレはもう、耐えきれなかった。気が付けば宝物たちは一瞬で口の中だ。


 ──バクリッ


「…あっ!!」



 ぱくぱくっ、がつがつっ

  がつがつっ、もしゃもしゃ

 はむはむっ、


   ──ごくんっ


あまりの美味さにオレはこのとき、ムショーに牛乳が飲みたい気分だった。
いや、苦いブラックコーヒーで口に張り付いた甘みを流し込むのも良い。
とにかくオレは、隣の学生のお陰でおいしいパンにありつくことができた。


「え、えーと…。あの~コースケさん? 一応、僕の分も…残してくれますよね~……?」

「………。ホラ、アンパンを食べなさい。おいしいと思うよ」

「…えー、あっ、…ありがとうございます……!! ははは~…。──」

「(──……一個だけ………?)」



 ……すぱ、すぱ。


「ふはぁーーっ!! どんっ」

「え、わ…! …あ、コースケさんタバコをお吸いになるんですか…!?」

「………………」

「…え~無視…ですかぁ……」

「………」

「………コースケさん~…」


 食後の一服を嗜みながら、オレは隣の学生と街角を歩き続ける。
真夏のタバコとゆーのは風情溢れていてヒジョーに心地が良い。
よく、「タバコは美味しい季節は冬」という常套句を耳にするが、陽炎で揺れる中、吐いたケムリが夏空にほどけ消えていくのもまた“オツ”なものである。


──ただ、そうはいってもオレはやはり暑い日は苦手だ。


「ひええぇ~……、コースケさん今…三十度らしいですよ~、夜なのに……。これ近いうち地球終わっちゃうんじゃないですかね~~」

「いや終わらないよ地球はっ」

「…え…?!(よくわかんないとこで急に主張デカく出たな?! っ怖!!)…ともかく暑いですね…」

「…………」


このとき、オレは涼しー喫茶店かなんかを欲していた。
入り口には「営業中」の札がぶら下がり、小さな音量でジャズラジオが流れている──そんな場所。
冷えた水を運んできてくれる店員がいて──、
分厚いグラスの中の氷が、風鈴と共鳴するよーに音を立てて揺れて──。

──そんな幻を欲して、オレは今、隣の学生と歩き続けるまでだ。



「…そうだ。あの~、ところでなんですが、古見さんっていう女の子見かけませんでしたか? コースケさん」

「……………あっはい」

「えっ?! あのすっごく美人で可愛すぎる女生徒のことですよ! ど、どこにいましたか?!」

「……………………いや見てないす」

「……。ど、どっちなんですかぁ~」



「………………………………」



「……まぁいいか。古見さんは僕の友達で、彼女もまた殺し合いの参加者にされてるんですよ。──」

「──古見さんはなんというか~…、一人にさせちゃいけない子でして。だから、彼女探しをしたいんですが~~、コースケさん協力してくれますかね…?」


「…………………」


「あっ、もしかしてコースケさんも誰かお知り合いが巻き込まれてる…とか? なら、そっちを優先して探しましょうか…!」


「…………………」



「…え~~~~と。その沈黙は『YES』の意味でしょうか? …とにかく人探しを──…、」


「埴谷雄高の『死霊』みたいですね────っっっっっ」


「うおわっ!!??? び、びっくりした…! …コッ、コースケさんいきなり大声…どうしたんですか?!」

「いや、『死霊』の第三集に虫を集めて殺し合わせる話があるんだよ。ボクは埴谷雄高が好きで、何冊も何冊も読んでしまうんだけどもね。…好きなんだよなあ、彼の書籍は」


「え????? は、はあ。そ、そうですね! ははは~……。コースケさんったら~…。──」

「──(…そんなことより埴谷雄高(?)の話をしてくれと?)」


 埴谷雄高・著──『死霊』。
著者が三十六歳で書き始めて、八十七歳で死ぬ直前まで半世紀以上ずっと書き続けた未完の大作だ。
読む方にも、同じくらい息の長い付き合いを求められてる気がする。

『死霊』の主人公・三輪与志は『存在の罪深さ』に向き合い続ける、潔癖な人物として描かれている。
その対立役として描かれているキャラクターが、首猛夫。
彼は最初から罪を認め、むしろ進んで汚れに踏み込もうとする。
言ってみれば、ワルぶって挑発している役回りなのだが、皆にそれをしている様子を見ると、むしろおーらかな性格なのかもしれない。

昔、中学生のオレにはサッパリだったのに、今読むと妙に馴染むのがビミョーにフシギなものだ。
難解な観念小説ではあるが、ビンボー人には時間だけはたっぷりある。
オレはこれまで十回近く読んだが、いまだに飽きらせ知らずの名作だ。


「………えっと、じゃあその埴谷さんの本…買ってみようかな~僕も。ブックオフとかに売ってますかね、コースケさん」

「………………」

「…………売ってません…かね?」

「……………」


そんな名作である著書を、是非とも隣の学生に読んでもらいたい。
そして作品のテーマである『存在の罪深さ』を考えてほしい。

言葉に発さずとも心中、オレは埴谷雄高への想いでいっぱいだったこの時。



「…あ、ほら」

「……え? あっ!──」



──オレらは、新たに第三の『参加者』と出逢った。



「──あのォーー!! 僕達は殺し合いに乗ってないんです!!! ですから~~……、」



「「……………あっ」」



目の前にて、徐々に近づいてくる女性。
金髪のサイドテール、白と黒のフリルをあしらったメイド服のカノジョだ。
どこか昭和のキャバレーを思わせる艶めいた身振り。──まるで、理容師の理恵ちゃんのような胸を持つ彼女だった。


「嘘………、ま、マジ………? コ、コースケさんどうします…………」

「……え、あ…はい」

「……コ、コースケさん~………。はいじゃなくてぇ~……。…と、とにかく………」


オレは、メイドの女性の名前は知らない。
そこで、さしずめこう呼ぶとしよう。

彼女の『支給武器』をギュイィィィィンンンッと鳴らす様から──



「コースケさんまずいですっっ!!! 逃げましょうっ!!!!!!」



──『チェーンソーメイド』と、オレはヤツに名付けた。




 ブオンッ

  ギュイイィィィィィィィィィィィィイイイイイイイィイィイイイインンンンッッッッ───────!!!!!!!!!!!



「ひぃいいやぁぁぁぁぁああああああああああああああっっ!!!!!!!!! 追いかけてきたぁぁぁぁああああああ!!!!!!!!!!」

「…………………わああ」



 大絶叫は隣の学生くんから────。
殺人鬼女とオレら二人の、“鬼ごっこ”が唐突に始まった。





………
……



 ──ギュイイイイイイイィィィィィィィィィィィィイイイイイイイィイィイイイインンンンッッッッ



「ごみっざ…ざっざいよろいきませんぉをいあかこなびだぢんいっしょいにももぎょあああああああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!!!!!!?」



「あっ」




 その音の発生源は、『分岐路』右方面からだった。
チェーンソーの雄叫びと、絞め殺されるニワトリの鳴き声のような断末魔が響き渡る。
あとから遅れて、水たまりを虐めたかのよーな嫌な音も響いた。


チェンソーメイドに追われて以来、オレと隣の学生は“大人の運動会”よろしく全力で駆け続けていた。
だが、分岐路に差し掛かった瞬間、──オレは左へ、──隣の学生は右へと進むことにした。
オレが左曲がりを決めたリユーは単純だ。『左』とゆー漢字はなんだか面白いためである。


──それがまさか、オレと隣の学生とで運命が分かれる“人生の分岐点”だったとは。オレはとーてい予想もしなかった。



「…はぁはぁ、ふぅふぅ…………。──」


「──……ふはぁーっ」





これは、つまり。
つまりなわけだ。


「…ほっ、ほっ、はぁはぁ……はぁ…………」



 夏休みを前にした、蒸し暑い熱帯夜にて。
オレはラッキーというべきか。
『生か死か』の二択。──究極ギャンブルに勝ってしまった。



「…はぁ、はぁ…………。はぁ…………。はぁ……………………ハァ」


それは言い換えるのなら尊い犠牲があってこそのもの。
隣の学生の命を以てして、オレは助かったのだ。
これはさしずめ【ギブ・アンド・テイク】とゆーわけなんだろーか、──そんな冗談を言っては亡くなった彼は浮かばれない。


「ハァ〜…………………。ハァ〜…………………」


グチュグチュと掻き回すような音、
ブオンブイン、ギュイイィィィィィィィィィィィィイイイイイイイ──と聞きたくもない音がオレの鼓膜を支配する。

助けるに行くことも考えた。
だが、それが果たして彼の、いや彼の名誉のためになるだろうか。
メイド女を倒しに行って返り討ちに。共死にとなった場合だと、彼の犠牲は完全に犬死にとなる。
だからオレは行けなかった。というか多分もう遅かった。



「………あっ!」


 夜空にキラリと光る星たち。
その中でふと、隣の学生クンを模した星座が見えた気がした。


 ──コースケさん、僕の分もどうか…。長生きを!


「………うす。…ども」


オレは勇敢なる名もなき戦士に敬礼し、少しずつこの嫌な音から遠ざかっていった。



 ──たっ、たっ、たっ

  ──たっ、たっ、たっ…


「………しかし困った困った」


ただ、同時に、オレのせいで学生が死んだのも事実。
この町中で居心地の悪さを感じながら、渋谷での過ごし方をどう考えたらいいのかオレは自問し続けた。




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【ギブ・アンド・テイク】…とは。
コースケ→テイク・アンド・テイク
隣の学生→ギブ・アンド・ギブ

二人合わせてギブアンドテイクという精神なのだ。

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【只野仁人@古見さんは、コミュ症です。 死亡確認】
【残り68人】



【1日目/D4/街/AM.02:30】
【コースケ@大東京ビンボー生活マニュアル】
【状態】疲労(軽)
【装備】???
【道具】???
【思考】基本:【静観】
1:隣の学生(只野)が気の毒だ。
2:チェンソーメイド(早坂)に警戒。


【1日目/D3/街/AM.02:30】
【早坂愛@かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~】
【状態】健康
【装備】チェンソー
【道具】???
【思考】基本:【奉仕型マーダー→対象︰四宮かぐや】
1:かぐや様、古見硝子以外の皆殺し。(主催者の利根川含む)
※:マーダー側の参加者とは協力したい。
 →同盟:山井恋。
2:かぐやとのいち早い合流。


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008:『ゆりこん 010:『ゲーセンで出会った不思議な子の話
コースケ 040:『未来はオレらの手の中
004:『殺したいほど愛・ラブ・ユー 早坂 039:『ゴースト 血のシャワー
只野
最終更新:2025年09月05日 23:54