『――え!? 浅倉さんなんですか!? 本当に生きてらしたんですか!? 随分とお声が高くなってますが!?』
「なんか魔法少女だか船娘だか知らんが、女の体で産み直してもらっちまってよぉ。文字通り生まれ変わった気分だぜ。
ああ、それでこれからは
浅倉威じゃなくて、浅倉威子って名乗ることにしたんで、よろしくな」
『ええ……? 浅倉さんも魔法少女に……? これまた数奇な……』
オレオレ詐欺まがいのテレパシーもそこそこに、浅倉威子は、
武田観柳にこれまでのあらましを伝えていた。
ドラゴン形態の獣艇・ジェノドレッドサバイバーの背で夜風を受けながらの通信に、その時別の少女のテレパシーが割り込んでくる。
その第一声は、怒気で鼓膜をつんざくような叫びだった。
『てんめぇあの時のヒグマ人間だなぁ!? よくもぬけぬけと生き延びやがって!!』
「ハッハッハ、あん時の女たちか、世話になったなぁ! おかげで楽しくやれてるぜ! ありがとうな!」
『わーキリカ先生! 那珂ちゃんはもう大丈夫だから! 威子ちゃん? も元気で嬉しいよ! 良かったら顔見せに来てね!』
「そうだな! 武田もそっち居るんなら向かわせてもらうぜ!」
呉キリカと那珂だ。
彼女たちの騒がしい念話に高笑いし、浅倉威子は上機嫌にドラゴンを奔らせる。
そんな浅倉に、背後から慌てて
司波深雪が近寄る。
折角つながった通信を、いつまでもどうでもいい会話に占拠させている訳にはいかなかった。
「ちょ、ちょっと待ってください! テレパシー繋がったんですよね!?
どうにかしてこの場の全員に通信を広げられませんか!?」
「おう、まあどうなんだろうなぁ?」
ジェノドレッドサバイバーの前方で、浅倉たちがテレパシーの通信をこねくり回している間、後方では異様な緊迫感が張り詰めていた。
白毫を光らせた左天が、
佐天涙子の前に佇み、まるで仏像のような威厳を放っている。
彼を見上げる
百合城銀子が、切なそうに目を細めた。
「……本当にやるのか、新月の男」
「ああ」
頷く左天の異様な雰囲気に、佐天涙子が耐えかねて口を開く。
「……試練ってなんなの?」
「すぐにわかる」
彼の言う『試練』というものが何なのか。
百合城銀子と
黒木智子、天龍が見守る中、左天は問いには答えず、静かにその手を佐天涙子の前にかざした。
ガントレットを嵌めたその手には、見る間に膨大なエネルギーが集まってゆく。
「この後、次の瞬間に、帰ってくるのは俺か嬢ちゃんのどちらかだけだから、そう思っといてくれ」
「オイちょっと待て、何を――!?」
左天はそれだけ言い残す。
天龍が恐怖を覚えるようなエネルギーが、瞬間的にあふれた。
「――『第六波動』!!」
左天の叫びと共に白毫が輝く。
その瞬間、佐天涙子と左天の存在はたちまち、この世界の次元から消え去っていた。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
私が目を開けた時、そこは学園都市だった。
「ここは……!?」
「『天国』。お前自身の中に作られた異次元だ」
倒れていた私が身を起こすと、私の呟きに、隣で左天のおじさんが答えた。
そこは学園都市の、私のよく行く公園のベンチだった。
私たち以外は誰もいない、晴れた昼下がりの公園。
そこが現実ではないことは、私にもすぐわかった。
その証拠に、あたりには走馬灯のように、私の記憶の景色が流れている。
『お前自身の中に作られた異次元』――。
左天のおじさんの言葉に、私はようやく、ここがそういうものだったのか、と理解した。
その言葉はとても腑に落ちた。
「……これが、おじさんの言う『試練』なの?」
「そうだ。突き詰めた『第四波動』の『先』は、精神にすら作用するようになる」
左天のおじさんは、伸びをしてベンチから立ち上がる。
つられて立ち上がった私に、おじさんは何かの指導教官のように向かい合った。
「お前は、俺やこの島で出会った奴らの『愛車』に憧れ、何度も死ぬ思いして、同じような良い『車』を手に入れた。
……だが免許がねえ」
おじさんの、ガントレットの嵌った手には、風が渦巻き、そして続けざまにツララが生え、炎が灯る。
その例え話と同様に、私はおじさんたちの能力を見様見真似で、学び続けてきたことになる。
だけどそれはこの一日の、付け焼き刃という表現すら過言なものだった。
わかりきった話だ。
「お前は自分の手に入れた『車』の動かし方はおろか……、何に使うものかさえ完全にはわかってねえのさ。
……そういう時、お前ならどうする?」
おじさんは学校の先生のように、私を指して問いかけた。
エカテリーナ二世号改の操縦を一夜漬けしたときのことを思い出す。
「説明書を読む……?」
「ハハハ、そうだな、そういう手もある。説明書があるとするなら……それはこの『天国』、『第六波動』の中にある」
おじさんは私の答えに軽く笑って、走馬灯の流れる空間に腕を広げた。
「ここは永遠に抜け出せない、地獄の教習所さ!!」
左天のおじさんは、新入生をビビらせる悪役教師のように、残忍な笑顔を見せる。
おじさんの覇気に、私は緊張でごくりと生唾を飲み込んだ。
「えっと……、つまり、左天のおじさんが、この精神世界で付きっ切りで能力を教えてくれるってこと!?」
「いやいやいや、そこまでは言ってない」
「アレでしょ? 『精神となんちゃらの部屋』みたいな特訓施設!!」
「いやまあ一瞬が永遠になる点にかけては上位互換だが……、そういう便利能力じゃないんだわ」
私の渾身の推測はだいぶ的外れだったらしい。
おじさんは、呆れた半笑いになって頬を掻いてしまう。
いずれにせよ、ここはおじさんが、私に長時間能力の訓練をできるように用意してくれた場であることだけは間違いなかった。
そして、私が自分の能力を真に習得することができない限り、永遠に出られない、そんな試練の場であるということなんだろう。
昨日まで無能力者だった私にとっては、そんな機会を設けてくれたこと自体が、充分にありがたすぎることだった。
「……ねえ、おじさん、教えてよ。左天のおじさんは、どうして私にここまでしてくれるの?
どうやって、強い能力を手に入れたの?」
「……そうだな。まあ時間はいくらでもある。少し話すか」
私は、ずっと気になっていた問いを、口に出していた。
訓練を始めてもらう前に、私はもう一度ベンチに腰掛ける。
おじさんは私の隣にどっかりと腰を下ろして、空を見上げる。
私の中の公園の空には、まだ昼だというのに、やはり月がすぐそこに浮かんでいた。
「まず、左天っていうのは本名じゃねぇ。俺の本名はアダム・アークライトっていうのさ」
「そうなんだ、じゃあ、アダムおじさん?」
「それでいいさ」
左天のおじさん改め、アダムおじさんは、空を見上げたまま、ゆっくりと語りだした。
「……最初はな、好きな女を助けて守りたいっていう気持ちがあった。
それで能力者の組織を作って、『向こう側』から襲ってくる『天使』の力を、逆に奪い取って、『全能者』になってやろうって思った。
だが、ぜーんぜん上手くいかんかったわ」
おじさんは、昔の自分を茶化すかのように、大げさに明るい口調を作っていた。
「組織は暴走しまくって、俺も身分隠さなきゃ行けなくなったし、好きだった女は影武者に惚れやがってバカみてぇだなとなって……。
とりあえず力を追い求めてたんだけどよ。……そんなこんなあって、今や攫われてヒグマ島よ」
勢いづいてまくしたてた最後に、おじさんは自嘲して声を落とす。
「そんな中で見た嬢ちゃんの姿は、まあ眩しくていじましくて……、姪っ子でも見てるようでな、助けてやりたくなったところがある」
私の方を見つめ直してくるその整った顔は、おでこの謎の水晶込みで、充分格好良かった。
その甘いマスクはさながらどこかの海外モデル。
バキバキの腹筋があらわになった肉体はさながらボディビルダー。
当然モテるんだろうし、彼女さんくらいいて当然だ。
じっと見つめられるとなんとなくドギマギして、目をそらしてしまう。
「……なんか、すごいわかるな。好きな人のために頑張るって……。アダムおじさんにも、報われて欲しいな」
ヒグマの毛皮スーツに覆われた指先をいじくり、体育座りの膝に顎を乗せる。
自分だって、好きな人――初春や御坂さんたちのために頑張ってきたつもりだ。
この島でも、好きになった人はたくさんいた。
ただひたすら、私はその人たちに会いたい、その人たちを助けたい一心で、ぼろぼろになりながら進んできた。
それを思うに、愛した彼女さんのために頑張ってきたのに、その彼女さんにフラれた? のだというアダムおじさんの気持ちはいかばかりだろう。
そんな人が、寂しさや悲しみをバネに身に着けた能力を教えてくれるというのだから、私だってこの試練を乗り越えられるよう頑張るしかないよね……!
そう決意を新たにした時だった。
「そう言ってくれるとありがたいが……。なら、お前がここで死んでも、受け入れてくれるか?」
「え?」
静かに私を見つめていたアダムおじさんが、突然そう言った。
理解できなかった私のお尻の下から、ベンチが消え去る。
体育座りから慌てて公園の砂利に受け身した私の前で、アダムおじさんは片手で掴み上げたベンチだったものを、ぐずぐずに溶かしていた。
それは何――!? 『疲労破壊(ファティーグフェイラァ)』!? 『第五波動』!?
見たこともない能力に、私は混乱した。
「そもそも、俺の真の能力(フラグメント)は『PF・ZERO(ポジティブフィードバック・ゼロ)』って言ってな。
他人の能力をコピーした上で、オリジナルより何倍もその能力を増幅して使うことができるものなんだ。
だから、『第四波動』以外にも、いくつも使える能力はある。
今、俺は百合城の嬢ちゃんの能力を増幅し、一時的に、この異次元を作り出す『全能者』に近い力を得ている。
佐天の嬢ちゃん。俺の『じゃじゃ馬』に最も近く、加速度的に強くなってきたお前の力をこの中で根源から奪えば、俺はこの島で見つけた『天使』――あのイソマとか言う聖杯の力も手に入れられる強さになり、ついに『全能者』になれるだろう」
おじさんの突然の豹変に、私は身構えたままたじろぐばかりだった。
何も言えないでいる私に、アダムおじさんは指をさして言い放つ。
「わかってねぇようだから言っておくぜ。『第六波動』を受けたお前がこの『天国』から出ることは、理論上不可能なんだ。
『第六波動』ってのは、そういう技だ。お前は精神が摩耗して消滅するまで、この世界で永遠に死に続ける!」
そのまま、おじさんの腕のガントレットが展開される。
溢れ出す殺気に、私は咄嗟に横へステップを踏んでいた。
直前まで私がいた公園の地面を、『第五波動』の真黒な奔流が奔り、その通過地点にめろめろと黒い歪んだ異次元を抉り出していた。
――少しでも反応が遅れれば、死んでいた。
絶句する私に、畳みかけるようにおじさんは叫んだ。
「試練っつうのは名ばかりだ。最初から俺は、嬢ちゃんを殺し、お前の力を奪うつもりだったんだ!
悪いが、騙したわけじゃないぜ? 俺はちゃんと嬢ちゃんに警告した。馬鹿正直に信じた自分を恨むんだな!!」
なんで? どうして?
何故アダムおじさんは、私に対してこんなことをしてくるの――!?
混乱して、息が早くなる。
思い出せ、落ち着け。
ウィルソンさんの波紋の呼吸を。
皇さんの、痛みを切り離す呼吸を――。
息を深く吸う。
鼻腔を通る、アダムおじさんの凛々しい匂いに、私の心はふっと落ち着いていた。
思わず、笑みがこぼれた。
「……優しいね、アダムおじさん」
「何がだよ、全然優しくねぇだろ」
「私が戦いを躊躇しないよう、わざと悪者ぶってくれてるでしょ?」
「……」
私は元々鼻が利くんだ。
皇さんの脳漿を受けて、その嗅覚も、身体能力も、もっともっと高まっている自覚がある。
どれだけ殺意を見せていても、おじさんの心の奥底には、私を想ってくれるぬくもりを感じた。
私は、なんだか嬉しくなってしまう。
「ねぇ、私を殺して、もしアダムおじさんが『全能者』になれたら、初春や御坂さんのこと、しっかり助けてね?
それから江ノ島盾子倒して島の外に出れたら、好きだった女の人にも、ちゃんといきさつを話してさ、うまいことやってよね。
約束してよ、『全能者』なんだったらさ」
「……ああ。わかった。約束しよう」
鼻白んだ表情で答えるアダムおじさんに、私は一層の笑顔を見せた。
「……ふふ、ありがとう。どっちが勝っても恨みっこ無しね?」
「ふぅ~……」
おじさんはいよいよ呆れ返ったように、頭を掻く。
どうも、私がこの期に及んでも、絶体絶命の立場にあることを理解していないものだと思ったらしい。
アダムおじさんは、出来の悪い教え子を諭すように語り掛けた。
「……あのな、どうもまだ嬢ちゃんは勘違いしているみたいだから言っておくが。本当に、ここからお前が脱出する方法は無いんだぞ?
この異次元の中で、俺を倒し、この『第六波動』を解除する方法なんてものは……」
「……だけど、私ならその無いはずの可能性を見つけられるかもしれないと思ったから、アダムおじさんはやってくれたんでしょ?」
でも、私はわかってるんだ。
おじさんが言ってくれたのだから、私だって言わないとフェアじゃない。
私が『気づいた』少し前から、私の中の公園の気温は、徐々に上昇していた。
昼下がりだった時間はどんどんと夜の暗闇に落ちていくのに、暑さだけが強くなる。
汗ばむほどの熱気の端で、街の隅から世界がじわじわと焦げてゆく。
月が、ずっと変わらずに空に居る。
「おじさんは初めてでも、私は何度も来たことがあるわ、ここには……」
『第六波動』だの『天国』だのと、大仰に言ってくれてはいるが、私はもっとずっと前から、この異次元を自分の中に見ていた。
本当に、おじさんの能力と、私の能力は似ているのだろう。
私はこの島に来た最初から、この能力を何度も自分に使っていたんだ――。
「それこそ、死にに来たことすらある。ここに来たのはちょうどこれで、4度目……」
私の中の学園都市の、私の中の商店街の、私の中の駅前の、私の中のキオスクの影よ。
私をずっと狙っていた、とんでもない不吉なものよ。
さあ、私はもう逃げも隠れもしない。
私に憑いてしまった月よ。
じわじわと私を焦がし、歪ませ続けてきた
三日月の女神よ。
姿を現せ――!!
「すわ。答えは見えたのか?」
私とアダムおじさんの前に、いつの間にかそれはいた。
明け方に見た時から変わりもせぬ、子供のような体格の観音様。
それは、泣いていた。
観音様が、声を上げずに泣いている。
顔に張り付いた、大人の男のお面の裏から、涙をこぼしている。
彼はホピ族の保留地を訪ね、『守護動物(パワーアニマル)』を探すための『ビジョン・クエスト』を行い、自分の意識下深くへと潜っていた。
トランス状態の中、自分の脊柱を下り、尾骶骨の奥から続くトンネルに入った地下世界で、彼は自分自身の姿を捕まえていた。
――そう、ここは『ビジョン・クエスト』なんだ。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
一度目の旅で、私は強くなることを願い、観音様を蹴り殺した。そうして身につけた力で、私は初春と皇さんを殺しかけた。
二度目の旅で、私は強くなることを願い、観音様を焼き殺した。そうして身につけた力で、私は数えられない程の命を殺した。
三度目の旅で、私は多くの人々に願われ、観音様と泣き別れた。そうして身につけた力で、私は今ようやく、自分自身を見つけた。
この目の前に現れている『守護動物(パワーアニマル)』は――?
私が今まで敵視してきたこの観音様は、一体なんなのか――。
『砂漠の月』が、私の中の学園都市の上に浮かんでいる。
尺取り虫でもない。
よく見れば歪んでもいない。
幼いあの日、夜の公園で憧れ続けた月が、手の届く位置に浮かんでいる。
そんな私の中の月夜の公園を歩み、私は言った。
「四度目の旅で、ようやく答えが、見えたよ」
私は観音様の前に片膝をついて、その顔を優しく撫でた。
「あなたは……、私だ。ヒーローに憧れ続け、『
つまさきだち』をし続けてきた、私の幼い日々――!!」
観音様のお面に、ヒビが入る。
そして砕け散ったお面の奥にあった素顔は――。
まだあどけない幼女だったころの、私自身だった。
ナミダを零す幼い私は、観音様の羽衣をまとって、私に手を伸ばしていた。
「……ねぇ、『私』。私は、なりたい自分に、なれた?」
「……ううん、今でも、いつでも探してる。間違いばかりだった。でももう、私は私を信じられるから――!」
私たちは、自分に手を伸ばす。
抱きしめた観音様の私が、中空の月の芯を埋めるように、私の中に溶け込んだ。
空に浮かんでいた月が、いつの間にか、私の頭の上に降りている。
その月に、私の手は、届いた。
「今はまだ、ナミダ御免の……、『粉砕女子(ガールズビート)』!!」
観音様の羽衣を纏う。
硬い無情の砂利道を踏みしめる。
月から抜き出した心が、金属バットとなって私の腕に収まる。
月の金属が、薄い三日月の集まりとなって私の羽となり衣となり腕輪となる。
一連の理解不能の現象にたじろいでいるのは、今度はアダムおじさんの方だった。
『第六波動』が私の中の異次元であり、失敗する限り永遠に続くビジョン・クエストだというのならば、何度もそこに来ている私の方が勝手を知っているのは当然だろう。
私自身の『説明書』に、『守護動物(パワーアニマル)』の正体に気づくのに、3回もかかってしまった。
それは普通の人ならば、許されることのないコンティニューなのだろう。
だけど私は。歪み切り、精神も肉体も擦り切れて死ぬはずだった『第六波動』の中から、その度に助け出してもらった。
だから私は、アダムおじさんにもらった最後のチャンスを、ものにする。
「――どれだけ絶望しても、ヒトが死に続けても、私たちの旅は続くから!!」
これまで私を支えてくれた、全ての想いに報いるため、私は叫んだ。
私の中の学園都市が、炎を上げる。
その炎は、月の牙だ。
欠けた自分の一部を求め続ける、誰かの嘆きの牙。
私の中の異次元は、その積み重なってきた誰かの心に繋がっているのだ。
私は想いが猛るままに、吠えた。
獣のように、アダムおじさんに向けて慟哭した。
「遺伝するのは、DNAじゃなく、祖先の精神だった! 歴史上の偉人が、死に別れた英雄が!
幼い日々から、今日の一日まで、ずっと私たちに託されてきた想いの全てが、私たちに『守護動物(パワーアニマル)』として力をくれる!!
皇さんの技が、ウィルソンさんの言葉が、北岡さんの弁護が、浅倉さんの発破が!!
そして私を助けてくれた沢山の人たちの想いが、ここには炎となって、牙となって渦巻いている!!」
固唾を呑んで立ち尽くすアダムおじさんに、バットを突きつける。
「もちろんアダムおじさん、あなたも――!!」
私の眼から、何かのきらめきがこぼれて、風に流れた。
私の叫びと共に、赤く燃えていた炎が、さらに高温に、真っ青に変わる。
蒼い炎は、世界を融かし、焼き落とす。
「……見える? 全てが焼け落ちた、夢の底が――」
私たちの足元には、もはや何もなかった。
荒漠な空間に浮いた私たちの下、その奥の奥に、何か熱い塊が見える。
私はそこを指さし、アダムおじさんに言った。
マグマに埋め尽くされた星のような、煮えたぎる莫大な熱量。
過去・現在・未来の全ての人々の思いを煮詰めたポトフーのような、ジャムのような、そんな大輪の回転する炎の華。
全ての歪みに繋がる、尾骶骨の奥の龍――。
不眠の力――。
「――これが私の回した、『鬼骨』よ」
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
左天――アダム・アークライトは、全く予想外の展開に驚愕し続けていた。
とっくに、『第六波動』で形成した異次元の挙動は、完全に彼の想定外のものとなっている。
今や、彼の前に佇む佐天涙子は、左道密教の仏像ような、神々しくも倒錯的な威容を放っていた。
全身をピッチリとしたヒグマの毛皮に覆われ、そこに観音の薄衣だけを纏う、人と獣と神とが一体となった異端の姿。
光背のように銀の翼を備え、悪鬼を折伏する錫杖のようにバットを構えている。
彼は、そんな力強いまなざしの佐天涙子を見て、自嘲的に頭を掻いた。
「……なるほど、こりゃ参った。お前が『全能者』になっちまうかもしれねぇ勢いだ」
彼らの遥か下で回る第八のチャクラ『鬼骨』――、阿頼耶識――、示現エンジン――、『向こう側』――。
その莫大なエネルギーと、第九の月のチャクラの力を得た彼女の力は、彼の想定を大きく超えるものだった。
そんな状況を前にしても、彼の中に生まれた感情は、わくわくとした興奮だった。
――ああ、一体いつぶりだろうか? こんな気持ちになったことは……?
それは歓喜か。友愛か――。
彼もまた、自然と笑みをこぼしていた。
「お前こそさっきちゃんと見てたか? 次の『第五波動』は、全開で行くぜ?
『PF・ZERO(ポジティブフィードバック・ゼロ)』で極限まで高めた暗黒物質のエネルギーは、ビッグバンにも匹敵する」
「……おじさんは、私に何か約束して欲しいこと、ある?」
「……ねえよ。せいぜい俺の『運転』の『テク』を目に焼き付けろ」
バットを青眼に構えた佐天涙子に向き直り、アダム・アークライトは微笑んでいた。
「ただ……、この後どうなるにしても。これだけは言っとくわ。
……お前さんといた今日一日は、楽しかったぜ。涙子」
「……私も、楽しかった! 本当に楽しかった!! だから、全力で伝えるッ――!!」
彼の言葉に、佐天涙子は目を潤ませ、堰を切ったように叫んだ。
――一つの扉を開けたら百、千、万の。億兆京那由他阿僧祇の扉が開く。
わたしじゃない月のわたしが、地の底から噴出する。
私の歩んできた日々の全てと、私を支えてくれた人間の全てが、炎となって巻き上がる。
それは私たちが、永遠に未来に託し続ける、片想い――。
「これが月の炎、月の心、月の『恋』――!!」
「『PF・ZERO』、『第五波動』――!!」
それは、まるでダンスだった。
互いの全身全霊をぶつけ合った、熱情の奔流。
らせん状に高まり合う、炎の渦。
佐天涙子と左天――アダム・アークライトは、そうして熔け合った。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
自己の中への旅で、『守護動物(パワーアニマル)』は4度、違った角度で出現する。
その『守護動物(パワーアニマル)』を見つけ、捕まえる。
自分自身は、喜んで掴まるはずだ。
地上に戻り、自分の胸から、自分の中に入れ、一体となってダンスを踊る。
それが、『守護動物(パワーアニマル)』を身につける一連の儀式であった。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
「涙子!? 無事か!?」
「天龍さん……?」
佐天涙子が意識を取り戻した時、彼女は天龍の腕に抱きかかえられていた。
「おい、あのムキムキは!? アイツはどこに行ったんだ!? 突然消えちまって……」
黒木智子が慌てている。
夜空を飛ぶジェノドレッドサバイバーの上を見回しても、そこには、あの筋骨隆々の偉丈夫の姿は、どこにも無かった。
ただ、彼の羽織っていたマントだけが、涙子の隣に落ちていた。
「やったんだな。月の娘……。キミとカレのスキは、確かに承認された……。
新月の男は、キミに全ての力を託したんだ……」
百合城銀子が、そのマントを拾って屈み込み、涙子に手渡す。
左天の、アダム・アークライトの匂いがするそのマントを手にした時、その佐天涙子の手には、水滴が落ちていた。
その手に、マントに、何度も何度も、雨のように水滴が落ちる。
「おい、どうした涙子!? 泣いてるのか……?」
「涙……」
天龍の腕の中で、覚えず佐天涙子は、両目から大粒の涙を零していた。
それはあの午後の殺意から、渇き枯れ果てていたはずの潤い。
広がり続けた月の砂漠に、足りていなかった、水。
――涙が、心が、帰ってきた。
「ありがとう……、おじさん……」
涙子はマントを抱きしめて、震えた。
「――見えてきました! あそこがA-5、HIGUMAのアスレチックです!!」
夜風に、司波深雪のアナウンスが響く。
獣艇・ジェノドレッドサバイバーが着陸態勢になるまで、佐天涙子はマントにくるまり、声を殺して泣いた。
【観音様(佐天涙子)@歪み観音、とある科学の超電磁砲 同化】
【左天(アダム・アークライト)@NEEDLESS 消滅】
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
その者は、突風のワゴン車でたった今この世についたように、その場に現れた。
「これは……、一体どういう状況ですか?」
C-6の総合病院跡地に聳え立つ、世界樹のような巨木を見上げ、その黒い、骨と皮ばかりのような痩せたヒグマは呟いていた。
その場にいた一行の中で、真っ先に彼に気づいたのは、
布束砥信だった。
「シーナー……! なぜあなたがここに……!?」
「私も、『あのお方』……イソマ様も、もはや人間と敵対している場合ではないと悟ったのです、布束特任部長……。
そのため、協力できる可能性が最も高いだろう人々のいる場に、転移してきたのですが……」
イソマとの問答を経て、その黒いヒグマ、シーナーは人間と協力する道を選んだ。
ヒグマも人間も、この場で協力できなければ、黒幕に皆殺しにされてしまう――。
必然的にその答えを導き出してしまえば、もはやシーナーに、他の取りうる道はなかった。
そうして彼は、最も協力できる者たちが多そうな場所を選んでイソマに転移させてもらった。
イソマの(ラマッタクペの)観測では、ここには先ほどまで、ヤイコ、龍田、
間桐雁夜、布束砥信、田所恵、ビショップヒグマ、
穴持たず104、佐倉杏子、デデンネ、円亜久里、
暁美ほむら、巴マミ、ゴーレム提督、星空凛、
四宮ひまわりといった、シーナーにも馴染みのある人員が多く居るはずだった。
だが見回す限り、この場にいる生存者は、当初の予測よりはるかに少ない。
「私たちも今さっきまで、
艦これ勢の残党に襲撃されて戦っていたばかりよ……。
But、これは……、詳細は私たちにもわからない。四宮ひまわりが、童子斬りに何かをしてこうなったんでしょうけれど」
キョウリュウバイオレットのスーツに身を包んだ布束が、シーナーの隣に歩み寄り、共にその巨木を見上げる。
元は童子斬りだったのだというその巨木の根に、シーナーは何人もの人やヒグマの遺体が絡み取り込まれているのを見た。
「ヤイコさん……。ゴーレムさん……! ジブリールさん……!」
再会できると思っていた医療班のジブリール、ゴーレムのほか、ヤイコ、田所恵、デデンネ、ゴーヤイムヤ提督、第七かんこ連隊のヒグマたちといった多数の遺体が、その根元には見えていた。
まるで共同墓地の墓標のような大樹の根の前で、シーナーは無力感に苛まれて立ち尽くした。
――自分がもっと早く人間と協力することを決断できていたら、こんな犠牲を払わずに済んだのだろうか……?
彼の後ろに、全身をずぶ濡れにした少女がやってきて、アイちゃんを地に置いて跪く。
スライム状態を解除されてしまっているビショップヒグマだった。
「申し訳ありマセん、シーナーさん……!! 私の力が及バズ……!」
「……ビショップさんが生き延びて下さっただけでも、ありがたいです。
誰かが、この後もヒグマ帝国の未来を作っていかねばなりませんから」
恐縮するビショップの言葉に、放心していたシーナーはようやく、生き延びている一行の方を振り向いてあたりを見回した。
その場にいる生存者は、布束砥信とビショップの他、一度は面識のある龍田と間桐雁夜、そして暁美ほむら、巴マミ、星空凛という面子だった。
四宮ひまわりを含めて取り込んでいる巨大な童子斬りの根の中にも、シーナーが大きな目的としていたその人物が、見当たらなかった。
「サクラ、キョウコさんはいらっしゃいませんか……? イソマ様は確かにここにいるだろうと……」
「佐倉さんなら……、ここよ」
「ああ……」
シーナーの問いに、巴マミが答え、おずおずとその手の中のものを差し出す。
彼はそれを見て、長い長い息を吐いた。
巴マミの手に乗っていたのは、エイジャの赤石と同化した、佐倉杏子の真っ赤なソウルジェムだった。
「魂だけになって、生き延びていたのですか……! 私と邂逅したあの後も……!
なんという執念、生への渇望……!」
この島で唯一、シーナーと同じタイプの魔術を使える存在。
出会う機会さえ違っていれば、もしかしたら彼の弟子となり得たかも知れない少女。
シーナーは彼女を、午後に間違いなく殺害したと思っていた。
実際に見るまで、放送で聞いてもその生存は半信半疑だった。
あの状況から、一体どのようにして生き延びたのか。想像すらできない。
シーナーはその魂へ手を伸ばしかけ、やめる。
彼女の同輩であろう魔法少女、巴マミの手の中にあっても、その赤い魂は今にも壊れそうなほど危うく見えた。
「魔力の反応が鈍い……。私との戦闘で受けた損傷ではありませんね……。
何かの要因で大きく魔術回路を破壊されているような……」
「佐倉さんはさっき、ゴーヤイムヤというヒグマの、魔力を壊す魚雷を受けてしまって……」
「なるほど……。では通常の治療では、完全な回復は相当に困難でしょうね……」
佐倉杏子は今やシーナーにとって、全身全霊を以て治療にあたらねばならない重症患者となった。
彼女のソウルジェムを見たことで、彼の決意は固まる。
彼は巴マミや暁美ほむらたち一行に向け、深々と頭を下げていた。
「皆様、申し遅れました。私はヒグマ帝国指導者の一頭、医療班のシーナーと申します。
今まで、あなた方人間と敵対してきた分際で、『何を虫のいいことを』とお思いかもしれません。
ですが今ここで、彼の者、江ノ島盾子を退けるには、あなた方と協力するほかに道はない。
ヒグマ帝国として、正式に、あなた方と協力させていただきたい。私は、如何様にでもご助力する所存です。
佐倉杏子さんの治療にも、全力であたらせていただきましょう」
シーナーの言葉に、巴マミが声を華やがせて前に踏み出す。
「本当に? あなたは、本当に『いかようにでも』協力してくれるの?」
「ええ……、仕方がなかったとは言え、私のしてきた仕打ちは、許されがたいものでしょうから……」
「……そうだな。あんたは何も悪くない。全ては仕方がなかったんだから」
自嘲で返すシーナーの言葉を受けて、巴マミの口調が変わった。
シーナーは、自分の胸に、何か熱いものが広がるのを感じた。
「だがあんたは、あんたがしてきたことの報いを受けなければならない」
巴マミは、虚ろな目をして語る。
差し出された彼女の手が、赤く染まっていた。
「『カインのための復讐が七倍ならば、我が友のための復讐は、七十七倍』――!!」
巴マミの右腕だけが、赤い衣装になっていた。
その手には槍が握られ、その穂先は、シーナーの心臓を貫いていた。
シーナーは驚きと共に、がくりと膝をつく。
突然の事態に、その現場を目撃していた布束砥信や暁美ほむらたちが一斉に色めき立つ。
「シーナー!?」
「何をやってるの巴さん!? ――いや、まさか、佐倉杏子なの!?」
巴マミはその問いに答えず、やさぐれた立ち方で、うずくまるシーナーを見下ろしていた。
「いつの間に……」
「あんたが教えてくれたんだ。存在には、『不可能なもの』『可能なもの』『必然的なもの』の3種がある。
因果が応報するのは、必然だ」
虚ろな目で喋る巴マミの肉体は、佐倉杏子に操作されていた。
杏子のその一撃は、殺意も何もなく、そよ風のような自然さで、シーナーの意識の外からその心臓を刺し貫いていた。
静かに語る杏子の言葉は淡々として、恨みや怒りなどはかけらも感じ取れなかった。
「こいつはこの島で、仕方なかったとはいえ何人もの人間を死に追いやってきたんだよ、ほむら。布束さん。
あんたのヒトへの協力は、
カズマの、
狛枝凪斗の、劉鳳さんの、白井さんの、命に対する償いをすることでのみ遂げられる。
……そう思うだろ? あんたも」
「……ええ、そうですね。それが、必然の結末……」
寂しささえ漂う彼女の言葉に、シーナーもむしろ感動の溜息で返していた。
「魔力も殆ど無い魂だけの状態から、私の認識をもすり抜ける一撃……。
佐倉杏子さん、よくぞあれからの短時間、この損傷で、幻覚の質をここまで磨き上げましたね……」
「あんたがどれだけ辛い思いをし、苦い選択を繰り返してきたか、カズマに託された力で生き延びた今のあたしにはわかるよ。
相手に寄り添うからこそ、その意表も突けるし、地獄に叩き落とせるんだってな。
……だが、どれだけわかっても、いや、わかるからこそ。この復讐、けじめだけは、つけなきゃならなかった」
巴マミの片腕と、その意識の支配を奪って、佐倉杏子は喋っているのだった。
シーナーとの戦闘の後、デデンネと仲良くなったヒグマ――フェルナンドや円亜久里たちとの出会いを経て、杏子は幻覚を用いるのに必要な相手への共感力を、充分すぎるほど身に着けていた。
シーナーの立場も心情も、今の彼女には完全に理解できる。
だからこそ、恨みも殺意もない、ただ因果の応報としての復讐の一撃は、必然的な結末としてシーナーの心臓を貫いたのだった。
呆気にとられている周囲の人々に、シーナーは胸に槍が刺さったまま振り返る。
そして彼は死が訪れる1分あまりの間に、連絡事項を申し送り始めた。
「今のうちにお伝えしておきます……。北の地下で、
相田マナさんという、外部からあなた方を救援しに来た方と戦闘になりました。
彼女は今、江ノ島盾子の手に落ち、無差別に生命を殺戮する機械に改造されています……。私では彼女を止めることができませんでした。
どうにかして、彼女を止めていただきたい……!!」
「……わかった。安心しな。アタシが承るよ」
自分の死をも顧みず、まるで救急病院の引継ぎ連絡のように整然と語る彼は、あまりにも仕事人であった。
「そして、私が死ぬとなれば……、あなた方が、聖杯戦争の優勝者です。真ランサーとなった、龍田さん、間桐さん……。
どうかその願いは、我々ヒグマにとっても良きものを叶えていただきたい……」
応答に困っている一行の中へ、続けてシーナーは名指しで呼び掛ける。
シーナーの死により、自動的にヒグマ島の聖杯戦争の優勝者となる龍田と間桐雁夜は、戸惑いながらも彼の言葉を拾った。
「え、ええ。今の私の肉体は、ヒグマでできているわ。安心して。決して、あなた達に悪いようにはしない」
「ああ。願いはまず、この島の未来だ。ジャーナリストの端くれとして、俺にはこの島の出来事を絶対に伝え残さなきゃいけないしな」
「ありがとうございます……!」
シーナーは、この島に喚ばれたヒグマのサーヴァントとして、最大の気がかりだったその確認に、安堵の溜息をつく。
破れた心臓からの出血は彼の足元に赤い水溜まりを作っている。
いよいよふらつき始めたシーナーは荒い息で、呆然としたままのビショップヒグマへ声をかけていた。
「あと、ビショップさん」
「ハイ!?」
液状化を解除された少女の裸体を晒したままのビショップは、まさか自分が声を掛けられるとは思わず、声を裏返らせた。
シーナーは彼女の肩を叩き、しかと耳打ちをする。
「あなたが、ヒグマ帝国を再興してください。あなたが、ヒグマ帝国の中枢で生き残った唯一の純粋なHIGUMAです。
そこの佐倉杏子さんを見習って、何に代えても、必ず生き延びてください……」
「は、はひえぇぇェ……」
『ヒグマ帝国の再興』という、思いもよらぬ重大な任務を託され、ビショップはひたすら体をこわばらせることしかできなかった。
今わの際の、国の最高指導者のひとりにそんなことを言われて、警備班の中間管理職でしかない彼女に、一体どんな反応が返せるというのか。いや、何もできるわけがなかった。
「最後に、佐倉杏子さん、あなたの肉体の修復に、私の肉体を使いなさい……」
声を振り絞るシーナーはそうして再び、虚ろな目の巴マミの方へ向き直り、その手を握る。
右袖だけ赤い衣装の彼女は、通じ合うように、シーナーの言葉に頷く。
そのまま彼女は、彼の肉球に真っ赤なソウルジェムを載せていた。
「これが私の最大の助力にして治療……! あなた方、ヒトに対しての償いと報い……!!
私の魔力を、『治癒の書(キターブ・アッシファー)』の全てを、あなたに託します……!
相田マナさんを、この島の生命を、私の代わりに救ってください……!!
今生の私の、イブン・シーナーの、最初で最後の、弟子よ……!!」
その痩せた黒いヒグマ、シーナーは、血を吐きながら最後の力で、佐倉杏子のソウルジェムを天に掲げる。
突風のワゴン車が彼を連れて帰るように、その周りに風が吹き荒れた。
虹色のアルター粒子の嵐が収まった後、その場に佇んでいたのは、真紅の装束を纏った、復讐の女神であった。
「ありがとよ、先生……。
……『ティスバヒ・アラヘール(あなたの晨は安らかであれ)』(おやすみなさい)」
佐倉杏子は、槍を手に跪き、尊敬すべきヒグマの医師の魂へ祈った。
そんな彼女に、意識を取り戻した巴マミが気づく。
「ハッ、佐倉さん……!? いつの間に体を!? シーナーさんは……!?」
「あいつは、アタシに魔力と肉体を全部くれたよ……。
本当に、立派な先生だ。立派すぎたんだよ、アンタは……」
ビショップヒグマは、シーナーが消え去った後、地に崩れ落ちるようにうずくまり、さめざめと泣いた。
「に、荷が重すぎマスよぉぉ……、シーナーさァん……」
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
【HIGUMA製造調整所・複製(四元数環) 夜中】
【
穴持たず50(イソマ)】
状態:聖杯
装備:なし
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:――――
[備考]
※自己を含むあらゆる存在を、同じ数・同じ種類の素材を持った、別の構造物・異性体に組み替えることができます。
※ある構造物を正確に複製することもできますが、その場合も、複製物はラセミ体などでない限り、鏡像異性体などの、厳密には異なるものとなります。
※ヒグマ島の聖杯の器です。7騎のサーヴァントの魂を内包すれば、願望器としての力を発揮できます。
※現在6騎のサーヴァントの魂を内包しています。もはや自我を保つことはできなくなってしまいました。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
「……というか結局、この島の聖杯ってどこにあるんだ!? 聞きそびれた!!
俺たちが優勝したんだから、すぐにでも生存者とヒグマ全員の帰還とかを願えば叶えられるってのに!」
「そうね……この島の龍脈の根源の場所だろうとは、見当がつくのだけれど」
一行の多くが呆然としている間に死んでしまったシーナーが、佐倉杏子の復活の代償に消え去ってしまった後、間桐雁夜はようやくその重要な事項に気が付いて慌てた。
シーナーに降りかかった因果応報の結末自体には納得するとしても、当面の問題は山積みだった。
首を傾げる龍田の呟きに、泣くのにも疲れたビショップが、億劫に身を起こしつつ答える。
「……恐らく、『あのお方』……、イソマ様自身が、この島の龍穴でアリ、聖杯でス。ヒグマ帝国の要職しか存在も知らぬ御方。
『全く性質の異なる全く同じものを複製する』ことのできル、我々HIGUMAの発展の根源となった力の持ち主でス」
「そのお方は、どこにいらっしゃるのかしら~?」
「異空間に隔離されていると聞いておりマス……! デスガそこへ行けたのも、シーナーさん方、帝国の要職でもさらにその枢要ノミ……!
私などまだお目通りも叶ったことがナク……! 行き方などわかるハズもアリマセン!」
ビショップはやけくそのように手を広げて空を仰ぐ。
素っ裸の美少女の姿で為されたそのジェスチュアは、非常に目によろしくなく(もしくはよすぎて)、間桐雁夜は思わず目を伏せた。
キョウリュウバイオレットのスーツ姿の布束砥信が、脱いだ白衣をそっとビショップに羽織らせていた。
目を伏せたまま、間桐雁夜は悔しさに地団太を踏む。
「……クソッ、どうしようもないってのかよ!? 優勝したのに!?
もう器のイソマ様ってヤツの自我もほぼないだろうから、向こうからのアプローチも期待できないし……!」
軍服の暁美ほむらが、彼の肩を叩き、自分の腕にまで濃密なタトゥーのようにして大量に刻まれた令呪を見せる。
「あなたたちの言う『聖杯』っていうのは、この令呪とかの大元になっている、この島の魔力の根源ということ?」
「ああ、だいたいそういうことだ。で、それはサーヴァント7騎の魂が揃えば、何でも願いの叶う万能の願望器として機能する。
それさえ場所がわかって、手に入りさえすれば、今すぐこの戦いに決着をつけてみんな生き延びられるんだ……!」
暁美ほむらも、龍田も、顔を見合わせて考え込む。
二人は共に、魔女化から元に戻る際、そしてサーヴァント化する際に、恐らく『聖杯』なのであろう強力なこの島の魔力の根源に接触自体はしていた。
だが、再びあの場に行く手法、そしてその『聖杯』を現実世界に持ち込んでくる方法は、思いつかなかった。
「……考え込んでも仕方ないわ。一旦それは置いておきましょう。実現不可能な皮算用は作戦とは言えないわ」
「少なくとも、その事実を敵に知られて、何らかの方法で奪われることだけは避けなきゃならないわね~……」
まず考えなくてはならないのは、この樹に取り込まれた四宮ひまわりの救出と、他の生存者との合流――。
そうして、頭を切り替えて今後の計画を立て直そうとした一行の脳裏に、突然快活な男性のテレパシーが響いていた。
『えー、魔法少女の皆様! 艦娘の皆様! 聞こえますでしょうか! はろぉう、ぐっどいぶにんぐ!
先ほどの放送でもご挨拶いたしました、大商人・武田観柳でございます!!
現在、ヒグマ島希望放送の皆様のご助力を得て、島内のてれぱしぃ通信網を形成中です!
どうぞお近くの方にも念話を繋いでくださいませ!』
その声はこの場では、暁美ほむら、巴マミ、佐倉杏子、龍田の脳裏にまず響き、そして布束砥信、間桐雁夜、ビショップ、星空凛に中継された。
ヒグマ島希望放送の武田観柳が、浅倉威子たちと協力し、ジェノドレッドサバイバーをアンプとして、魔法少女および艦娘に伝わるようテレパシーを拡散していたのだ。
そのテレパシー網は、島内の随所に繋がり、魔法少女または艦娘を中継ハブとして、島内の全生存者を過たず捉えていた。
メルセレラが、ケレプノエが、お互いの存在を認識する。
ヒグマの、少女の、人々の声が、島の全員の脳内に飛び交う。
『ケレプノエ! ケレプノエなのね!?』
『メルセレラ様! ケレプノエにもわかりました! すぐにメルセレラ様の元に向かいます!』
『一緒にいるシャオジーです! E-8の温泉に、武田さんたちを壊滅させた元凶がいます!!
彼女は瑞鶴という人を捕食して、自分の姿をした戦闘部隊を次々と生み出してました!!』
『江ノ島盾子さんはそこにいるんですね!! わかりました! 絶対、思い通りにはさせませんよ!』
ケレプノエと共に島の中央部付近を走っている隻眼2・シャオジーが島の黒幕の存在を報告し、
初春飾利がそれに答える。
天龍がドラゴンの背から東の闇を確認し、謎の襲撃者『H』についての報告を上げる。
『なんかさっきから、凶悪な機械に改造された赤毛の女の子に襲われてたんだが、あれは島外からの救援部隊の誰かじゃないのか!?
現在恐らくヤツは、F-2あたりを高速で西進中――!』
『そいつはさっき、俺たちや義弟さんを襲った女の子だ! 並みの攻撃じゃ効かねぇ! 誰かヤツの正気を取り戻してやってくれチクショウ!!』
『マナちゃんだ! マナちゃんが操られてるんだ!!』
「シーナーが言ってたヤツだな!? 待ってろ! アタシが行く!」
続けざまに、走り続ける虎になった李徴子の叫びが上がる。
『ヒグマン子爵も、身の丈7丈ほどにも巨大化して暴れだした! 誰か腕に覚えのある者が討伐してはもらえぬか!?』
『ヒグマンが――!?』
「ヒグマンって、まさか……!」
飛び交うテレパシーの中、暁美ほむらがパンッと手を打って、この場の一行の方針を決めるべく指示を飛ばし始めた。
「いったん手分けして移動しましょう! 北の人たちを助けに行く部隊と、先に西の放送局に負傷者たちを護送する人!」
「アタシがマナってヤツのところに行くぞ!」
「ヒグマンというヒグマのところには、私が行くわ……。たぶん、私が決着を付けなくちゃいけないから」
佐倉杏子と巴マミが息巻く。
武田観柳の形成したテレパシー網のおかげで、魔法少女か艦娘が同行している限り、生存者はお互いの存在を認識して通話することが可能となった。
この状況での最善手は、敵勢力に応じた戦力の適切な再分配に他ならなかった。
戦力の足りていないところへの支援と、負傷者や戦闘継続困難な人員の護送。
襲撃者のいる北方へは佐倉杏子と巴マミに向ってもらうとして、龍田と自分が、その他全員を西に連れていって良いものか……?
「この四宮ひまわりだけど……。誰かはここに残って彼女を看ておく必要があるかしら……?」
その判断をするにつけて一番の懸念点が、この樹に取り込まれた四宮ひまわりだった。
この童子斬りだった大樹の存在が謎に包まれている以上、下手に刺激はしたくなかったが、かといって誰かがずっとここで待機して反応を待つのも馬鹿げている。
「……やっぱり、私が今全力で切り倒しましょうか~?」
「……仕方がないわ。あまりにも正体不明だからやりたくなかったけど、他に手段もないし……。
マミさんと杏子は先に北の救援に向かって――」
宝具を使って、この童子斬りだった謎の大樹を切り倒すことを申し出る龍田に、暁美ほむらが頷く。
だが、そうして指示を出そうとしたほむらの手を、佐倉杏子が差し止めていた。
「……どうやら先に、まだ面倒ごとがあるみたいだぜ」
佐倉杏子が、前に進み出て槍を構える。
その視線の先には、一羽のカラスがいた。
杏子には見覚えがある。
黒騎れいと同行していた、謎のカラスだ。
そのカラスは、ただの小動物とは思えないほど、明らかに殺気立っており、禍々しいエネルギーを放っていた。
「フフフ、あの場から生き延びていたのですね佐倉杏子……。
それにしても、下等生物だというのに何というエネルギー……。あの『究極生命体』を名乗る不埒な男にも近いものを感じます」
カラスは、低い女性の声で、苛立ったように喋っていた。
槍を構えたまま、杏子はカラスの言葉に鼻で笑って返した。
「ハッ、アンタこそ生きてたんだなカラス。れいはどうしたんだよ。はぐれたのか?」
「フン、これから回収に向かうところでしたが、それより先にこの場の異常なエネルギーを回収せねばなりません」
このカラスは狛枝凪斗から危険要素扱いを受けていた。
しかもなぜか、黒騎れいと別行動している。
その要注意存在が、ここまで殺気立っている。
最大限の警戒をすべき存在だった。
カラスは、聳え立つ世界樹のような巨木を眺め、その中心部のうろに覗く少女の寝顔を見つめる。
「四宮ひまわり……。この下等な植物を操っていたのもあなただったということですか。
私を虚仮にしてくれた報いを、とくと味わってもらう必要がありますね……!」
カラスが恨みがましくそう呟くや、その黒い肉体は、見る間にぼこぼこと膨張しだしていた。
「巨大化した――!?」
「What's happening!?」
その場の一行が驚愕して見上げる中、そのカラスは、目の前の巨木をも追い抜くほどに膨れ上がる。
それは巨大な単眼の悪魔のような姿となって、雪の夜に、漆黒の翼を広げた。
「あなたの集めたエネルギーは、全てこの私、『始まりと終わりに存在するものの代弁者』が回収させていただきます――!」
土地のエネルギーごと震わせるような大音声が、一行の体を叩く。
「――『カラス』が! 巨大化したカラスが襲い掛かってくるにゃ!」
『――そいつは「始まりと終わりに存在するものの代弁者」よ! きっと私を探してるんだわ!!』
星空凛が投げた必死の叫びに、黒騎れいのテレパシーが答えた。
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
武田観柳が、テレパシーで得られた位置情報を急ぎ地図上にプロットしていく。
対処しなければならない敵性存在はこの島上にあと4体。
島をF-2から西進する相田マナ――『H』。
D-5のヒグマン子爵――『G羆魔神我』。
C-6のカラス――『始まりと終わりに存在するものの代弁者』。
E-8の全ての元凶――『江ノ島盾子』。
「安室さん! この胸飾りを、念話に応じている方々に急ぎ届けてください!」
「わかった!」
ヒグマ島希望放送では、急転直下で始まる決戦に向けて、準備が進められていた。
大量生産されたテレパシーブローチが、安室嶺の乗る金の小型飛行機に積載される。
放送室の外には、負傷者の受け入れ用に、クックロビンとくまモンが急ごしらえのバラック小屋を設営していた。
飛び立つ金の飛行機と入れ替わりに、雪の散る月夜の中に見えてくるドラゴンの影を、夢原のぞみが指さす。
「あ、ほら来たよキリカちゃん! 例の浅倉さんって人!」
「てんめぇコラさっさと降りてきやがれぇぇ!! 今度こそブッ殺ォォす!!」
「キリカ先生本当大丈夫だから!! やめてぇぇぇ!!」
HIGUMAアスレチックの砦の前で、呉キリカと那珂とのぞみが、わちゃわちゃと来訪者を迎えようとしていた。
御坂美琴と初春飾利、
天津風が調整する、全島へのテレパシー網に、武田観柳が高らかに叫ぶ。
「今から皆様のもとに、私の魔力で作った胸飾りを飛行機で配布します! それをつけていただければ、全員が通信網を形成できます!
特に魔法少女の皆様は、貝殻型の対になった根付のあるものを装着お願いします!」
彼の凛々しいアナウンスが、このヒグマ島全島を巻き込む反撃の狼煙――、決戦の嚆矢となった。
「点呼を取ります!! 全ての生存者の皆様! 各自、私の念話に応えてください!!
敵性存在に応戦しながらA-5へ! 『ヒグマ島希望放送』の砦を目指して転進を願います!!」
ヒグマ島希望放送の面々が呼び掛ける。
「私は大商人にして青年実業家魔法少女、武田観柳!!」
「陽炎型駆逐艦九番艦、天津風!」
「柵川中学の初春飾利です!」
「艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよ!!」
「魔法少女の呉キリカ!!」
「サンクルミエール学園2年、『大いなる希望の力』、キュアドリームの夢原のぞみ!」
「常盤台の御坂美琴!!」
「穴持たず96、クロードことクックロビン!」
『くまモンだモン』
「穴持たず56、安室ッ、いっきまァーす!!」
疾駆する『H』を振り切り、放送局を間近にしたジェノドレッドサバイバーの背の一行が叫ぶ。
「浅倉威、改め、浅倉威子だァ!!」
「待ってて初春――! 柵川中学1年、佐天涙子よ!」
「天龍型一番艦、天龍!!」
「穴持たず46シロクマこと、STUDYの司波深雪です!」
「境界線の番熊、百合城銀子、がうがう!!」
「原幕高校の黒木智子!!」
暴走するヒグマン子爵――もといG羆魔神我から撤退しながら、ヒグマと虎と、その背の人々が応える。
「『煌めく風』のメルセレラよ!」
「我こそは隴西の李徴!!」
「国立新大島学園、黒騎れい!」
「宮本明だ!!」
江ノ島盾子への怒りを静かに燃やし、二頭のヒグマが彼らを追いかける。
「『触れた者を捻じる』、ケレプノエですー」
『隻眼2、シャオジーです!!』
悪魔のような巨大なる異形と化したカラスを前に、聳え立つ大樹の下、魔法少女率いる部隊が構える。
「魔法少女、見滝原中3年の巴マミよ!」
「同じく見滝原の暁美ほむら!」
「同じく佐倉杏子だ!」
「音ノ木坂学院のスクールアイドル、星空凛にゃ!」
「ルポライターで魔術師の間桐雁夜だ!」
「今はランサーのサーヴァントをしているわ天龍ちゃん、天龍型二番艦、龍田よ!!」
「穴持たず203、ヒグマ帝国警護班『ピースガーディアン』ビショップでス!」
「STUDY特任部長、布束砥信と、アイちゃんよ!」
30名のテレパシーが島内に響く。
高速で飛行する金の飛行機が、彼らにブローチを投げ落とす。
その響きに、大樹が応えた。
「……聞こえたよ」
大樹の幹に、右半分だけ顔をあらわにしていた少女が、ゆっくりと眼を開いていた。
その眼差しは、しっかりと目の前のカラスの単眼を、にらみつけた。
「――国立新大島学園、四宮ひまわり。オペレーション、開始する」
【C-6 総合病院跡地 夜中】
【四宮ひまわり@ビビッドレッド・オペレーション】
状態:大樹に成長した童子斬りに寄生されている
装備:半纏、帝国産二代目鬼斬り、テレパシーブローチ
道具:オペレーションキー
[思考・状況]
基本思考:――――――――――
0:――――――――――
[備考]
※鬼斬りにほぼ完全に寄生されました。
※
バーサーカーの『騎士は徒手にて死せず』を受けた上に分枝したので、鬼斬りの性質は本来のものから大きく変質している可能性があります。
※昏睡状態の間に、鬼斬りに内部から何らかの改造を施していました。
【暁美ほむら@魔法少女まどか☆マギカ】
状態:記憶から来た軍神
装備:球磨の記憶DISC@ジョジョの奇妙な冒険・艦隊これくしょん、自分の眼鏡、ダークオーブ@魔法少女まどか☆マギカ、令呪(無数)、テレパシーブローチ
道具:球磨のデイパック(14cm単装砲(弾薬残り極少)、61cm四連装酸素魚雷(弾薬なし)、13号対空電探、双眼鏡、基本
支給品、ほむらのゴルフクラブ@魔法少女まどか☆マギカ、超高輝度ウルトラサイリウム×27本、なんず省電力トランシーバー(アイセットマイク付)、衛宮切嗣の犬歯、89式5.56mm小銃(0/0、バイポッド付き)、MkII手榴弾×6、切嗣の手帳、89式5.56mm小銃の弾倉(22/30)、球磨の遺体、
碇シンジの遺体、ナイトヒグマの遺体、
ジャン・キルシュタインの遺体、デデンネと仲良くなったヒグマの遺体、ラマッタクペの遺体
基本思考:まどかを、そして愛した者たちを守る自分でありたい
0:核兵器などが来る前に、必ず脱出させる……!
1:ありがとう、巴マミ、星空凛。そして、私を押してくれた全ての者たち……。
2:まどか、ありがとう……。今度こそ私は、あなたを守るわ。
3:他者を救い、指揮して、速やかに会場からの脱出を図る。
4:ゆくゆくは『円環の理』の力を食らった代行者として、全ての者が助け合い絶望せずに済むシステムを構築する。
[備考]
※ほぼ、時間遡行を行なった直後の日時からの参戦です。
※島内に充満する地脈の魔力を、衛宮切嗣の情報から吸収することに成功しました。
※『時間超頻(クロックアップ)』・『時間降頻(クロックダウン)』@魔法少女まどか☆マギカポータブルを習得しました。
※『時間超頻・周期発動(クロックアップ・サイクルエンジン)』で、自分の肉体を再生させる魔法を習得しました。
※円環の理の因果と魔力を根こそぎ喰らいましたが、現在使っている円環の理由来の魔法・魔力は、まだまだほんの一端です。
※贖罪の念から魔法少女としての衣装が喪服/軍服に変わってしまったため、武器や魔法の性質が大きく変わっています。
※固有武器は、『偽街の子供たちの持つ巨大な編み針』です。
※固有魔法は、『自分の愛(時間・世界線)を自在に濃縮・希釈し、紡ぎ、編むこと』です。
※魔女・魔法少女としての結界を、翼のように外部に展開することができます。
【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】
状態:負傷を魔力で治癒済み
装備:ソウルジェム(濁り:極小)、省電力トランシーバーの片割れ、令呪(残りなし)、テレパシーブローチ
道具:基本支給品(食料半分消費)、流子の片太刀バサミ@キルラキル、流子のデイパック(基本支給品)、人吉球磨茶白折入りの魔法瓶、佐倉杏子のソウルジェム
基本思考:正義を、信じる
0:もう、誰かが死んで悲しむ姿なんて、見たくない!
1:殺し、殺される以外の解決策を。
2:誰かと繋がっていたい。
3:みんな、私のためにありがとう。今度は、私が助ける番。
4:暁美さんにも、寄り添わせてもらいたい。
5:凛さん、あなたは見習いたいくらいすごい人だわ。
6:デビル、纏さん、球磨さん、碇くん……、あなたたちにもらった正義を、私は進みます。
※支給品の【キュウべえ@魔法少女まどか☆マギカ】はヒグマンに食われました。
※魔法少女の真実を知りました。
※『フィラーレ・アグッツォ(鋭利な糸)』(魔法少女まどか☆マギカ~The different story~)の使用を解禁しました。
※『レガーレ・メ・ステッソ(自浄自縛)』(劇場版 魔法少女まどか☆マギカ~叛逆の物語~で使用していた技法のさらに強化版)を習得しました。
※魔女化は元に戻せるのだという確信を得ました。
【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】
状態:石と意思の共鳴による究極のアルター結晶化魔法少女(『円環の袖』)、シーナーの肉体を元にした完全復活
装備:ソウルジェム化エイジャの赤石(濁り:必要なし)、『治癒の書(キターブ・アッシファー)』、テレパシーブローチ
道具:アルターデイパック(大量の食料、調理器具)、
江田島平八のデイパック
基本思考:元の場所へ帰る――主催者(のヒグマ?)をボコってから。
0:シーナー先生、ありがとよ。けじめをつけた後は、アンタの遺志を引き継ぐ!
1:復讐を遂げるためにも、このヒグマたちのように、もっと違う心の持ち方があるはずだ。
2:カズマ、白井さん、劉さん、狛枝、れい……。あんたたちの血に、あたしは必ずや報いる。
3:神様、自分を殺してしまったあたしは、その殺戮の罪に、身を染めます。
4:たとい『死の陰の谷』を歩むとも、あたしは『災い』を恐れない。
5:これがあたしの進化の形だよ。父さん、カズマ……。
6:ほむら……、あんたに、神のご加護が、あらんことを。
[備考]
※参戦時期は本編世界改変後以降。もしかしたら叛逆の可能性も……?
※幻惑魔法の使用を解禁しました。
※自らの魂とエイジャの赤石をアルター化して再々構成し、新たなソウルジェムとしました。
※自身とカズマと劉鳳と狛枝凪斗の肉体と『円環の袖』をアルター化して再々構成し、新たな肉体としました。
※骨格:一度アルター粒子まで分解した後、魔法少女衣装や武器を含む全身を再々構成可能。
※魔力:測定不能
※知能:年齢相応
※幻覚:あらゆる感覚器官への妨害を半減できる実力になった。
※筋肉:どんな傷も短時間で再々構成できる。つまり、短時間で魔法少女に変身可能。
※好物:甘いもの。(飲まず食わずでも1年は活動可能だが、切ない)
※睡眠:必要ないが、寂しい。
※SEX:必要なし。復讐に子孫や仲間は巻き込めない。罪業を背負うのはひとりで十分。
※アルター能力:幻覚の具現化。杏子の感じる/感じさせる幻覚は、全てアルター粒子でできた実体を持つことが可能となる。杏子の想像力と共感力が及ぶ限り、そのアルターの姿は千変万化である。融合装着・自律稼動・具現・アクセス型の全ての要素を持ち得る。
※シーナーから魔力を移譲され、『治癒の書(キターブ・アッシファー)』を使用可能となりました。
【星空凛@ラブライブ!】
状態:ゴーレム提督の泥操作能力を会得
装備:訓練兵団の制服、ほむらの立体機動装置(替え刃:3/4,3/4)、包帯、テレパシーブローチ
道具:基本支給品、メーヴェ@風の谷のナウシカ、手ぶら拡声器、ジャンのデイパック(基本支給品、超高輝度ウルトラサイリウム×15本、
永沢君男の首輪、ブラスターガン@スターウォーズ(79/100))、ナイトヒグマの鎧、ヒグマサムネ
基本思考:この試練から、『アイドル』として高く飛び立つ
0:みんなの想いを、凛が背負うにゃ。
1:この島に残る人たちを救うために、もう、止まらない。
2:ジャンさんたちを忘れないために、忘れさせないために、この世界に、凛たちの存在を刻む。
3:クマっちが言ってくれた伝令だけじゃない。凛はアイドルとして、この試練に真っ向から立ち向かう。
[備考]
※首輪は取り外されました。
※穴持たず104(ジブリール)の力で、穴持たず506(ゴーレム提督)の身体泥状化操作能力を得ました。
【龍田・改@艦隊これくしょん】
状態:左腕切断(焼灼止血済)、サーヴァント化、ワンピースを脱いでいる(ブラウスとキャミソールの姿)、体液損耗防止魔術付与
装備:『夜半尓也君我、獨越良牟』、『水能秋乎婆、誰加知萬思』、『勤此花乎、風尓莫落』、テレパシーブローチ
道具:薙刀型固有兵装
[思考・状況]
基本思考:天龍ちゃんの安全を確保できる最善手を探す。
0:まだまだ、この島には強力な敵が居るのね……。
1:ごめんなさい、ひまわりちゃん……。
2:この帝国はなんでしっかりしてない面子が幅をきかせてたわけ!?
3:ヒグマ提督に会ったら、更生させてあげる必要があるかしら~。
4:近距離で戦闘するなら火器はむしろ邪魔よね~。ただでさえ私は拡張性低いんだし~。
[備考]
※ヒグマ提督が建造した艦むすです。
※あら~。生産資材にヒグマを使ってるから、私ま~た強くなっちゃったみたい。
※主砲や魚雷は
クッキーババアの工場に置いて来ています。
※間桐雁夜をマスターとしてランサーの擬似サーヴァントとなりました。
【穴持たず203(ビショップヒグマ)】
状態:衛宮切嗣の歯を喰らったことでのめまい
装備:布束砥信の白衣、テレパシーブローチ
道具:アイちゃん
基本思考:“キング”の意志に従う??????????
0:シーナーさん!! ヒグマ帝国の復興なんて、私には荷が重すぎマス!!
1:キング、さん……。シバさん……! もう、どうスレばいいんですか……!
2:……どうか耐えていて下サイ、夏の虫たち!!
3:球磨さんとか、龍田さんとか見る限り、艦娘が悪い訳ではナイんでスよね……。
4:ルーク、ポーン……。アナタ方の分まで、ピースガーディアンの名誉は挽回しまス。
5:私の素顔とか……、そんな晒す意味アリマセンから……。
[備考]
※キングヒグマ親衛隊「ピースガーディアン」の一体です。
※空気中や地下の水と繋がって、半径20mに限り、操ったり取り込んで再生することができます。
※メスです。
※『ヒグマを人間に変える研究』の自然成功例でもあるようです。
【布束砥信@とある科学の超電磁砲】
状態:健康、キョウリュウバイオレット
装備:HIGUMA特異的吸収性麻酔針(残り27本)、工具入りの肩掛け鞄、買い物用のお金、テレパシーブローチ
道具:HIGUMA特異的致死因子(残り1㍉㍑)、Dr.ウルシェードのガブリボルバー、プレズオンの獣電池、ヤイコとデデンネの獣電池、バリキドリンクの空き瓶、制服
[思考・状況]
基本思考:ヒグマの培養槽を発見・破壊し、ヒグマにも人間にも平穏をもたらす。
0:情報が錯綜しているわ! 早く整理しましょう!
1:HHHの呉キリカ達とも合流しないと!
2:キリカとのぞみは、やったのね。今後とも成功・無事を祈る。
3:『スポンサー』は、あのクマのロボットか……。
4:やってきた参加者達と接触を試みる。あの屋台にいた者たちは?
5:帝国内での優位性を保つため、あくまで自分が超能力者であるとの演出を怠らぬようにする。
6:帝国の『実効支配者』たちに自分の目論見が露呈しないよう、細心の注意を払いたい。
7:駄目だ……。艦これ勢は一周回った危険な馬鹿が大半だった……。
8:ミズクマが完全に海上を支配した以上、外部からの介入は今後期待できないわね……。
9:救えなくてごめんなさい、四宮ひまわり……。
[備考]
※麻酔針と致死因子は、HIGUMAに経皮・経静脈的に吸収され、それぞれ昏睡状態・致死に陥れる。
※麻酔針のED50とLD50は一般的なヒグマ1体につきそれぞれ0.3本、および3本。
※致死因子は細胞表面の受容体に結合するサイトカインであり、連鎖的に細胞から致死因子を分泌させ、個体全体をアポトーシスさせる。
※二代目キョウリュウバイオレットとして覚醒し、ヒグマすら一撃で心停止させる技法、真・寿命中断(クリティカル)を身に着けました。
【間桐雁夜】
[状態]:刻印虫死滅、魔力充溢、バリキとか色々な意味で興奮、ずぶ濡れ
[装備]:令呪(残り3画)、テレパシーブローチ
[道具]:龍田のワンピース
[思考・状況]
基本行動方針:聖杯を桜ちゃんの元に持ち帰る、と思っていたが、とりあえずまずは生還を最優先
0:俺たちが優勝したのは良いが、肝心の聖杯はどこなんだ!?
1:俺は、桜ちゃんも葵さんも、みんなを救いたいんだよ!!
2:俺のバーサーカーは最強だったんだ……ッ!!(集中線)
3:俺はまだ、桜のために生きられる!!
4:桜ちゃんやバーサーカー、助けてくれた人のためにも、聖杯を勝ち取る。
5:聖杯さえ取れれば、ひまわりちゃんだって助けられるんだ……!
[備考]
※参加者ではありません、主催陣営の一室に軟禁されていました。
※バーサーカーが消滅し、魔力の消費が止まっています。
※全身の刻印虫が死滅しました。
※龍田をランサーのサーヴァントとしてマスターの再契約をしました。
【A-5 滝の近く(『HIGUMA:中央部の城跡』) 夜中】
【武田観柳@るろうに剣心】
状態:魔法少女
装備:ソウルジェム(濁り:小)、魔法少女衣装、金の詰まったバッグ@るろうに剣心特筆版、テレパシーブローチ
道具:基本支給品、防災救急セットバケツタイプ、紀元二五四〇年式村田銃・散弾銃加工済み払い下げ品(0/1)、詳細地図、南斗人間砲弾指南書、南斗列車砲、テレパシーブローチ×15、
阿紫花英良のグリーフシード@からくりサーカス(残り使用可能回数2/3)、コネクトウィザードリングを嵌めた
操真晴人の右腕、テレパシーブローチ改×7
基本思考:『希望』すら稼ぎ出して、必ずや生きて帰る
0:私が、この島の最後の希望……!
1:阿紫花さん、必ずや連れ帰ります……。
2:この商戦の情報を、必ずや活かす……!
3:他の参加者をどうにか利用して生き残る
4:元の時代に生きて帰る方法を見つける
5:おにぎりパックや魔法のように、まだまだ持ち帰って売れるものがあるかも……?
[備考]
※観柳の参戦時期は言うこと聞いてくれない蒼紫にキレてる辺りです。
※観柳は、原作漫画、アニメ、特筆版、映画と、金のことばかり考えて世界線を4つ経験しているため、因果・魔力が比較的高いようです。
※魔法少女になりました。
※固有魔法は『金の引力の操作』です。
※武器である貨幣を生成して、それらに物理的な引力を働かせたり、溶融して回転式機関砲を形成したりすることができます。
※貨幣の価値が大きいほどその力は強まりますが、『金を稼ぐのは商人である自身の手腕』であると自負しているため、今いる時間軸で一般的に流通している貨幣は生成できません(明治に帰ると一円金貨などは作れなくなる)。
※観柳は生成した貨幣を使用後に全て回収・再利用するため、魔力効率はかなり良いようです。
※ソウルジェムは金色のコイン型。スカーフ止めのブローチとなっていますが、表面に一円金貨を重ねて、破壊されないよう防護しています。
※テレパシーブローチ改には、ヒグマの組織で作った白い貝殻の小さなイヤリング@ヒグマ帝国とその鏡像が取り付けられています。
※ドッペル化を引き起こす自動浄化システム@マギアレコードの仕組みを理解しました。
【御坂美琴@とある科学の超電磁砲】
状態:能力低下(小)、疲労(中)
装備:ゴシックロリータの衣装、宝具『八木・宇田アンテナ』 、テレパシーブローチ
道具:ペットボトル、お粥
[思考・状況]
基本思考:友達を救出する
0:ライブ……、そう、か……。
1:よかった……、初春さんを助けられて……。
2:島内放送のジャック、及び生存者の誘導を試みる
3:完全武装の放送局、発足よ……! 絶対にみんなを救い出す……!!
4:佐天さん……! 黒子……!
5:相田さん……、今度は躊躇わないわよ。絶対に、『救ってあげる』。
[備考]
※超出力のレールガン、大気圏突入、津波内での生存、そこからの脱出で、疲労により演算能力が低下していましたが、かなり回復してきました。
※『超旋磁砲(コイルガン)』、『天網雅楽(スカイセンサー)』、『只管楽砲(チューブラ・ヘルツ)』、『山爬美振弾』などの能力運用方法を開発しています。
※『天網雅楽(スカイセンサー)』と『只管楽砲(チューブラ・ヘルツ)』の起動には、宝具『八木・宇田アンテナ』と、放送室の機材が必要です。
※『只管楽砲(チューブラ・ヘルツ)』は、美琴が起動した際の電力量と、相手への照射時間によって殺傷力が変動します。数秒分の蓄電では、相手の皮膚表面に激しい熱感を与える程度に留まりますが、『天網雅楽(スカイセンサー)』を発動している状態であっても、数分間の蓄電量を数秒間相手に照射しきれば、生体の細胞・回路の基盤などは破壊しつくされるでしょう。
【夢原のぞみ@Yes! プリキュア5 GoGo!】
状態:疲労(小)
装備:キュアモ@Yes! プリキュア5 GoGo! 、テレパシーブローチ
道具:ドライバーセット、キリカのぬいぐるみ@魔法少女おりこ☆マギカ、首輪の設計図、観柳の生成した金塊
基本思考:殺し合いを止めて元の世界に帰る。
0:プリキュアが死んだと思われてるから、トランプ共和国との外交問題になってるんだ……!
1:みんなに事実を知らせて、集めて、夢中にして、絶対に帰るんだ……! けって~い!
2:参加者の人たちを探して首輪を外し、ヒグマ帝国のことを教えて協力してもらう。
3:ヒグマさんの中にも、いい人たちはいるもん! わかりあえるよ!
4:マナちゃんの心、絶対諦めないよ!!
[備考]
※プリキュアオールスターズDX3 終了後からの参戦です。(New Stageシリーズの出来事も経験しているかもしれません)
【クックロビン(穴持たず96)@穴持たず】
状態:四肢全ての爪を折られている、牙をへし折られている
装備:テレパシーブローチ
道具:皮をはいだ
メロン熊の遺体
基本思考:アイドルのファンになる
0:初めて、仕事を認めてもらえた……!
1:御坂美琴主催の放送局を支援し、アイドルを応援する。
2:凛ちゃんに、面と向かって会えるような自分になった上で、会いたい。
3:
クマーさん、コシミズさん、見ていてくれ……。
4:くまモンさんの拷問コワイ。実際コワイ。
[備考]
※穴持たずカーペンターズの最後の一匹です
※B-8に新築されていた、星空凛を題材にしたテーマパーク「星空スタジオ・イン・ヒグマアイランド」は
バーサーカーから伸びた童子斬りの根によって開園する前に崩壊しました。
【天津風・改(自己改造)@艦隊これくしょん】
状態:下半身轢断(自分の服とガーターベルトで留めている)、キラキラ
装備:連装砲くん、強化型艦本式缶、ゴシックロリータの衣装、クックロビン製のスケートボード、テレパシーブローチ
道具:百貨店のデイパック(ペットボトル飲料(500ml)×2本、救急セット、タオル、血糊、41cm連装砲×2、九一式徹甲弾、零式水上観測機、MG34機関銃(ドラムマガジンに50/50発、予備弾薬なし))
[思考・状況]
基本思考:ヒグマ提督を守る
0:希望は繋がったわ! 島外に向けて風は吹いている!
1:あなたも狂ったか瑞鶴。しょうがないわ。こういう縁もあるのよね。
2:ヒグマ提督は、きっとこれで、矯正される……。
3:風を吹かせてやるわよ……金剛……。
4:佐天さん、皇さん……、みんなきちんと目的地に辿り着きなさい……!!
5:大和、あんたに一体何が……!? 地下も思った以上にやばくなってそうね……。
6:あの女が初春さんをこれだけ危険視する理由は何だ……?
[備考]
※ヒグマ帝国が建造した艦娘です
※生産資材にヒグマを使った為、耐久・装甲・最大消費量(燃費)が大きく向上しているようです。
※史実通り、胴体が半分に捻じ切れたままでも一週間以上は問題なく活動可能です。
【初春飾利@とある科学の超電磁砲】
状態:血塗れ、こうげき6段階上昇、ぼうぎょ6段階上昇
装備:叉鬼山刀『フクロナガサ8寸』、腕章、テレパシーブローチ
道具:デイパック(飲料水、地図、洗髪剤、石鹸、タオル)、研究所職員のノートパソコン、伊知郎のスマホ
[思考・状況]
基本思考:できる限り参加者を助け、思いを継ぎ、江ノ島盾子を消却し尽した上で会場から脱出する
0:白井さんの遺志は、私が引き継ぎます!!
1:……必ず。こんなひどい戦争は、終わらせてやります。江ノ島盾子さん……!!
2:ヒグマという存在は、私たちと同質のものではないの……?
3:佐天さんの辛さは、全部受け止めますから、一緒にいてください。
4:
パッチールさん……、みんな、どうか……。
5:皇さんについていき、その姿勢を見習いたい。
6:有冨さん、ご冥福をお祈りいたします。
7:布束さんとどうにか連絡をとりたいなぁ……。
[備考]
※佐天に『定温保存(サーマルハンド)』を用いることで、佐天の熱量吸収上限を引き上げることができます。
※ノートパソコンに、『行動方針メモ』、『とある
モノクマの記録映像』、『対江ノ島盾子用駆除プログラム』が保存されています。
※
古館伊知郎のスマホから、島外の川﨑宗則に連絡がつけられるようになりました。
【くまモン@ゆるキャラ、穴持たず】
状態:疲労(大)、頬に傷、胸に裂傷(布で巻いている)、絶望感
装備:テレパシーブローチ
道具:基本支給品、ランダム支給品0~1、スレッジハンマー@現実
基本思考:この会場にいる自分以外の全ての『ヒグマ』、特に『穴持たず』を全て殺す
0:――ボクは、人間を、殺してしまった……。
1:メロン熊……!! デビル……!!
2:クマー……、キミの死を無駄にはしないモン。
3:他の生きている参加者と合流したいモン。
4:ニンゲンを殺している者は、とりあえず発見し次第殺す
5:会場のニンゲン、引いてはこの国に、生き残ってほしい。
6:なぜか自分にも参加者と同じく支給品が渡されたので、参加者に紛れてみる
7:ボクも結局『ヒグマ』ではあるんだモンなぁ……。どぎゃんしよう……。
8:あの少女、黒木智子ちゃんは無事かな……。放送で呼ばれてたけど。
9:敵の機械の性能は半端ではないモン……。
[備考]
※ヒグマです。
※左の頬に、ヒグマ細胞破壊プログラムの爪で癒えない傷をつけられました。
【呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ】
状態:HIGUMA細胞で再構成された肉体
装備:ソウルジェム(濁り:なし)@魔法少女おりこ☆マギカ、呉キリカのグリーフシード@魔法少女おりこ☆マギカ、テレパシーブローチ
道具:白い貝殻の小さなイヤリング@ヒグマ帝国、白い貝殻の小さなイヤリング(鏡像)@ヒグマ帝国
基本思考:今は恩人である夢原のぞみに恩返しをする。
0:愛は、この島にあるだろうか……?
1:この那珂ちゃんって女含め、ここらへんのヤツはみんな素晴らしくバカだな。思わず見習いたくなるよ。
2:恩返しをする為にものぞみと一緒に戦い、ちびクマ達ともども参加者を確保する。
3:ただし、もしも織莉子がこの殺し合いの場にいたら織莉子の為だけに戦う。
4:戦力が揃わないことにはヒグマ帝国に向かうのは自殺行為だな……。
5:ヒグマの上位連中や敵の黒幕は、魔女か化け物かなんかだろ!?
[備考]
※参戦時期は不明です。
※武田観柳に支給されていたグリーフシードは、別世界の呉キリカ自身のものでした。
※自分自身のグリーフシード、白い貝殻の小さなイヤリング、HIGUMA細胞を揃えることで、『篭絡のドッペル@マギアレコード』が使用可能になりました。
※白い貝殻の小さなイヤリング@ヒグマ帝国は、ただの貝殻で作られていますが、あまりに完全なフラクタル構造を成しているため、黄金・無限の回転を簡単に発生させることができます。
【那珂・改(自己改造)@艦隊これくしょん】
状態:自己改造、呉式牙号型舞踏術研修中
装備:テレパシーブローチ
道具:探照灯マイク(鏡像)@那珂・改二
基本思考:アイドルであり、アイドルとなる
0:ライブをしよう……。それが多分、ただ一つの勝利への戦略だ。
1:艦隊のアイドル、那珂ちゃんだよ!
2:お仕事がないなら、自分で取ってくるもの!
3:ヒグマ提督やイソマちゃんやクマーさんたちが信じてくれた私の『アイドル』に、応えるんだ!
[備考]
※生産資材にヒグマを使ってるためかどうか定かではありませんが、『運』が途轍もない値になっているようです。
※新たなダンスステップ:『呉式牙号型鬼瞰砲』を習得しました。
※呉キリカの精神が乗艦している際は、通常の装備ステータスとは別に『九八式水上偵察機(夜偵)』相当のステータス補正を得るようです。
※御坂美琴の精神が乗艦している際は、通常の装備ステータスとは別に『熟練見張員』相当のステータス補正を得るようです。
【浅倉威子(三代目浅倉威)@仮面ライダー龍騎、艦隊これくしょん、魔法少女おりこ☆マギカ、
ヒグマ・ロワイアル】
状態:ヒグマモンスター、女性、艦娘、魔法少女
装備:ソウルジェム(濁り:極小)@魔法少女おりこ☆マギカ、テレパシーブローチ
道具:なし
基本思考:本能を満たす
0:女の体になってイライラがなくなったぜ! 今までで最高の気分かも知れねぇ!
1:とりあえず、一番ウマの合った武田観柳を探すとするか。
2:戦いが終わった後、このヒグマ島に移住してえ。
[備考]
※ミズクマの力を手にいれた浅倉威が分裂して出来た複製が単為生殖した二代目浅倉威と那珂ちゃんから生まれた三代目です。
※呉キリカの干渉により染色体がXXとなり、成熟も中断されたために、幼女の肉体です。
※呉キリカと那珂ちゃんの性質を受けたために、魔法少女・艦娘になりました。
※固有武器はカード、固有魔法は『ミラーモンスターの使役』です。
※ソウルジェムはカードデッキ型。魔法少女衣装のベルトのバックルとなっています。
※その性質上、本来の仮面ライダーの状態と遜色ない戦闘が可能です。
※契約モンスターは、今まで捕食したヒグマや艦娘関連の兵器が融合した『獣艇・ジェノドレッドサバイバー』とされる存在のようです。
※獣艇・ジェノドレッドサバイバーはバイク、戦艦、ドラゴンなど様々な形態へトランスフォームできます。
【佐天涙子@とある科学の超電磁砲】
状態:『アツユ』、深仙脈疾走受領、アニラの脳漿を目に受けている、右手示指・中指が変形し激しい鱗屑が生じている、溢れ出す魂、大量のHIGUMA細胞を移植されている
装備:ヒグマの体毛包帯、『砂漠の月(デザートムーン)』、左天のマント、テレパシーブローチ
道具:焼失
[思考・状況]
基本思考:対ヒグマ、会場から脱出する
0:ありがとう……、アダムおじさん……、幼い時の私……。
1:初春を守る。そのためには、なんだってできる――!!
2:もらい物の能力じゃなくて、きちんと自分自身の能力として『第四波動』を身に着ける。
3:私の能力の名前は、――『砂漠の月(デザートムーン)』!!
4:これが月の炎。月の心。月の恋――。ああ、なんて、青い――。
[備考]
※第四波動とかアルターとか取得しました。
※異空間にエカテリーナ2世号改の上半身と左天@NEEDLESSが放置されています。
※初春と協力することで、本家・左天なみの第四波動を撃つことができるようになりました。
※熱量を収束させることで、僅かな熱でも炎を起こせるようになりました。
※波紋が練れるようになってしまいました。
※あらゆる素材を一瞬で疲労破壊させるコツを、覚えてしまいました。
※アニラのファンデルワールス力による走法を、模倣できるようになりました。
※“辰”の独覚兵アニラの脳漿などが体内に入り、独覚ウイルスに感染しました。
※殺意を帯びた波紋は非常に高い周波数を有し、蒼黒く発光しながらあらゆる物体の結合を破壊してしまいます。
※高速で熱量の発散方向を変えることで、現状でも本家なみの広範囲冷却を可能としました。
※『月(ソーマ・チャクラ)』を回しました。
※『鬼骨(アグニ・チャクラ)』を回してしまいました。
※自分の真の能力/アルター能力に、『砂漠の月(デザートムーン)』と命名しました。三日月状のウェハーの集合体として形成された巨大な金属球であり、中心部分はバット状にもなる、融合装着・自律駆動が共に可能な武器であり演算装置です。
※『砂漠の月(デザートムーン)』の芯のバット部分は、『粉砕女子(ガールズビート)』と呼ぶことにしました。
※歪み観音の正体は幼い時の自分自身であり、ビジョン・クエストの果てに、それを『守護動物(パワーアニマル)』として受け入れることに成功しました。
※『第六波動』の中で長時間左天と訓練し、その能力を高めました。
【穴持たず46(シロクマさん)@魔法科高校の劣等生】
状態:ヒグマ化、魔法演算領域破壊、疲労(中)、全身打撲、ヒグマの血がついている、溢れ出す魂
装備:テレパシーブローチ
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:兄を復活させる
0:諦めない。
1:やった! 助かった! やはり私はお兄様に導かれています!
2:江ノ島盾子には屈しない。
3:私はヒグマたちに対して、どう接すれば良かったのでしょうか……。
4:残念ですが、私はまだ、あなたが思うほど一人ぼっちではないようです。有り難いことに……。
5:私はイソマさんに、何と答えれば、良かったのでしょうか……。
6:何なんですか低能クソビッチって!?
[備考]
※ヒグマ帝国で喫茶店を経営していました
※突然変異と思われたシロクマさんの正体はヒグマ化した司波深雪でした
※オーバーボディは筋力強化機能と魔法無効化コーティングが施された特注品でしたが、剥がれ落ちました。
※「
不明領域」で司馬達也を殺しかけた気がしますが、あれは兄である
司波達也の
絶対的な実力を信頼した上で行われた激しい愛情表現の一種です
※シロクマの手によって、しろくまカフェを襲撃していた約50体の艦これ勢が殺害されました。
※モノクマは本当に魔法演算領域を破壊する技術を有していました。
【天龍@艦隊これくしょん】
状態:小破、燃料切れ、キラキラ、左眼から頬にかけて焼けた切創、溢れ出す魂
装備:日本刀型固定兵装、投擲ボウイナイフ『クッカバラ』、61cm四連装魚雷、島風の強化型艦本式缶、13号対空電探、テレパシーブローチ
道具:基本支給品×2、35.6cm連装砲、基本支給品×3(浅倉威、夢原のぞみ、呉キリカ)、ヤスミンの遺体、扶桑の遺体、
戦刃むくろの遺体、エカテリーナ2世号改の上半身@とある科学の超電磁砲、多数のクッキー@クッキークリッカー、ヒグマの肉、夕立提督の肉骨茶(バクテー)
基本思考:殺し合いを止め、命あるもの全てを救う。
0:涙子を、生存者を必ず助ける!
1:扶桑、お前たちの思いも必ず連れていく。
2:迅速に那珂や龍田、他の艦娘と合流し人を集める。
3:金剛、後は任せてくれ。俺が、旗艦になる。
4:ありがとう……銀……、島風、大和、天津風、北岡、
カツラ、サーファー……。
5:あのヒグマたちには、一体、何があったんだ……。
[備考]
※艦娘なので地上だとさすがに機動力は落ちてるかも
※ヒグマ製ではないため、ヒグマ製強化型艦本式缶の性能を使いこなしきれてはいません。
【黒木智子@私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】
状態:血塗れ、ネクタイで上げたポニーテール、膝に擦り傷、溢れ出す魂、疲労(中)、魔力不足
装備:令呪(残り0画)、製材工場のツナギ、『月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)』、テレパシーブローチ
道具:基本支給品、制服の上着、パンツとスカート(タオルに挟んである)、
グリズリーマザーのカード@遊戯王、レインボーロックス・オリジナルサウンドトラック@マイリトルポニー、ロビンのデイパック(砲丸、野球ボール×1、石ころ×69@モンスターハンター、基本支給品×2、ベア・クロー@キン肉マン )
[思考・状況]
基本思考:モテないし、生きる
0:ロビン、グリズリーマザーに恥じない私になる!!
1:雁夜おじさんペアに聖杯戦争を勝ち抜いてほしいよな。すごい親近感あるし。
2:あのノーライフキングを斃した代償が、この姿か……。
3:この左天っておっさんの正体は、ナニモンなんだ……?
4:あの即落ちナチュラルボーンくっ殺、一体、どうして死んだんだ……?
5:ダメだこの低能クソビッチ……。顔だけ良くて頭と股はユルユルじゃねぇか。
※魔術回路が開きました。
※グリズリーマザーのマスターです。
※グリズリーマザーの最後の『閼伽を募る我が死(アクア・リクルート)』で、『月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)』をリクルートしました。
※月霊髄液クロス・フォーム@漫画版Fate/Zero5巻番外編・ロード・エルメロイⅡ世の事件簿、を習得しました。
※グリズリーマザーの宝具を模し、月霊髄液の演算能力で直接対象の『死』の線を切る技法、『神経締めする娘の爪(キリング・フレッシュ・フレッシュリィ)』を編み出しました。
【百合城銀子@ユリ熊嵐】
状態:溢れ出す魂
装備:自分の身体、テレパシーブローチ
道具:自分の身体、フライパン、コルトM1911拳銃(残弾2/8)
[思考・状況]
基本思考:女の子を食べる
0:さあ、次のユリは何だ?
1:さすがは月の娘。こんな嵐の中でも曇りなきデリシャスメルだ。
2:ピンチの女の子を助け、食べる
3:数々の女の子と信頼関係を築き、食べる
4:ゆくゆくはユリの園を築き、女の子を食べる
5:『私はあらゆる透明な人間の敵として存在する』
6:深雪は堪能させてもらったよ。本格的に食べるのはまたの機会にな。
[備考]
※シバに異世界から召還されていた人物です。
※ベアマックスはベイマックスの偽物のようなロボットでシバさんが趣味で造っていました
※ベアマックスはオーバーボディでした。
※性格・設定などはコミック版メインにアニメ版が混ざった程度のようですが、クロスゲート・パラダイム・システムに召還されたキャラクターであるため、大きく原作世界からぶれる・ぶれている可能性があります。
【D-5 山裾の街 夜中】
【宮本明@彼岸島】
状態:疲労(中)、ハァハァ、(『できるわけがない』カウント:3)
装備:テレパシーブローチ
道具:黒騎れいのタオル
基本思考:西山の仇を取り、主催者を滅ぼして脱出する。ヒグマ全滅は……?
0:義弟さん……、義弟さん……!!
1:観柳さんたちは大丈夫なのか……?
2:信念や意志で自分を縛るのではなく、ありのまま、感じたままに動こう。
3:西山、ふがちゃん、ブロニーさん……、俺に力をくれ……!!
4:兄貴達の面目にかけて絶対に生き残る
※未来予知の能力が強化されたようです。
※ネアポリス護衛式鉄球の回転を身に着けたようです。
※ブロニーになるようです。
※『壊れゆく拳』、『壊れゆく丸太』、『黄金回転の丸太』、『黄金回転の竜巻』というような技術を編み出したようです。
※首輪は外れました。
【虎になった李徴子@
山月記?】
状態:健康、虎
装備:テレパシーブローチ
道具:なし
基本思考:人人人人人人人人人人
0:妹夫、お前の教えは、明の中に確かに息づいているぞ!!
1:我は今こそ、『穴持たず』たる自分に、帰るべき流儀に至れた!
2:小隻の才と作品を、もっと見たい。
3:
フォックスには、まだまだ作品を記録していってもらいたい。
4:俺は狂人だった。羆じゃなかった。
5:小賢しくて嫉妬深い人殺しの小説家の流儀。それでいいなら、見せるよ。
6:克葡娜(ケァプーナ)小姐の方もあれはあれで、大丈夫なのだろうか……。
[備考]
※かつては人間で、今でも僅かな時間だけ人間の心が戻ります
※人間だった頃はロワ書き手で社畜でした
※黒騎れいの矢によって強化され、熊たる精神を自分自身の中に捉えた、完全なる『羆』となりました。
【メルセレラ@二期ヒグマ】
状態:魔法少女化、疲労(大)、負傷(小)
装備:『メルセレラ・ヌプル(煌めく風の霊力)』のソウルジェム(濁り:極大)、アイヌ風の魔法少女衣装
道具:テレパシーブローチ
基本思考:メルセレラというアタシを、認めて欲しい。
0:ヒグマン、とても残念だわ……。
1:見た目が人間だろうがヒグマだろうが関係ないわ。アタシの魂は、アタシのものだもの。
2:今はきっと、ケレプノエは他の者に見ていてもらった方が、いいんだわ……。
3:アイヌって、アタシたちが思っているより、ずっとすごい生き物なんじゃない?
4:態度のでかい馬鹿者は、むしろアタシのことだったのかもね……。
5:あのモシリシンナイサムのヒグマは……、大丈夫なのかしら、色々と。
[備考]
※場の空気を温める能力を持っています。
※島内に充満する地脈の魔力を吸収することで、その加温速度は、急激な空気の膨張で爆発を起こせるまでになっています。
※魔法少女になりました。
※願いは『アイヌになりたい』です。
※固有武器は、研究所にあった音響機器を模した、マイクとスピーカーです。
※固有魔法は、空気を温める能力を発展させた、空気の振動(音波、熱)の増幅です。
※ソウルジェムはオレンジ色の球体。タマサイ(ネックレス)のシトキ(飾り玉)になって、着ている丈の短いチカルカルペ(刺繍衣)の前にさがっています。
※その他、マタンプシ(鉢巻き)、マンタリ(前掛け)などを身に着けています。
【黒騎れい@ビビッドレッド・オペレーション】
状態:軽度の出血(止血済)、制服がかなり破れている、首輪に銀紙を巻いている、全身がヒグマの糞と下水にまみれている
装備:光の矢(4/8)、テレパシーブローチ
道具:基本支給品(タオルを宮本明に渡している)、ワイヤーアンカー@ビビッドレッド・オペレーション、『家の鍵』、リボルバー拳銃(4/6)@スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園、HIGUMA特異的吸収性麻酔針×1本、丸太×9
[思考・状況]
基本思考:ゲームを成立させて元の世界を取り戻す……?
0:もう、私たちはヒグマにやられるだけの存在じゃない!
1:何なのあの人型のヒグマは……! あんなのが地下には跋扈してたの!?
2:杏子たちと合流して、もう一度四宮ひまわりを探さなきゃ。
3:私一人の望みのために、これ以上他の人を犠牲にしたり、できない……!
4:どんな卑怯な手を使ってでも、自分と他の人を、救う……!
[備考]
※アローンを強化する光の矢をヒグマに当てると野生化させたり魔改造したり出来るようです
※ジョーカーですが、有富が死んだことをようやく知りました。
【D-6 疑似メルトダウナー工場のあった街中 夜中】
【隻眼2】
状態:隻眼
装備:テレパシーブローチ
道具:なし
基本思考:観察に徹し、生き残る
0:あの女が、全ての元凶だ……!
1:どうにかケレプノエさんと逃げ延びる。
2:合流できるとしたら、李徴さんたちしかいない……!?
3:とりあえず生き残りのための仲間は確保したい。
4:李徴さんたちとの仲間関係の維持のため、文字を学んでみたい。
5:凄い方とアブナイ方が多すぎる。用心しないと。
[備考]
※全ての元凶の女(江ノ島盾子)、
キュゥべえ、白金の魔法少女(武田観柳)、黒髪の魔法少女(暁美ほむら)、爆弾を投下する女の子(球磨)、李徴、
ウェカピポの妹の夫、白黒のロボット(モノクマ)、メルセレラ、目の前に襲い掛かってきている獣人(浅倉威)が、用心相手に入っています。
【ケレプノエ(穴持たず57)】
状態:魔法少女化、健康
装備:『ケレプノエ・ヌプル(触れた者を捻じる霊力)』のソウルジェム、アイヌ風の魔法少女衣装
道具:テレパシーブローチ、
杉村タイゾーと
伊藤芳一の基本支給品、基本支給品×2、袁さんのノートパソコン、ローストビーフのサンドイッチ(残り僅か)、マリナーラピッツァ(Sサイズ)、詳細地図
基本思考:皆様をお助けしたいのですー。
0:フォックス様の仇を、あのウェンカムイを討ち滅ぼせる強さを……!!
1:皆様にお触りできるようになりましたー! 観柳様、キュゥべえ様、ありがとうございますー!
2:ラマッタクペ様たちは、なぜこのような悲しいことばかりなさるのですか?
3:ヒグマン様は何をおっしゃっていたのでしょうかー?
4:お手伝いすることは他にありますかー?
[備考]
※全身の細胞から猛毒のアルカロイドを分泌する能力を持っています。
※島内に充満する地脈の魔力を吸収することで、その濃度は体外の液体に容易に溶け出すまでになっています。
※自分の能力の危険性について気が付きました。
※魔法少女になりました。
※願いは『毒を自分で管理できること』です。
※固有武器・魔法は後続の方にお任せします。最低限、テクンペ(手甲)に自分の毒を吸収することはできます。
※ソウルジェムは紫色の円形。レクトゥンペ(チョーカー)の金具になっています。
※その他、モウル(肌着)、アットゥシ(樹皮衣)などを身に着けています。
※フォックスの支給品はC-8に放置されています。
※袁さんのノートパソコンには、ロワのプロットが30ほど、『
地上最強の生物対ハンター』、『手品師の心臓』、『金の指輪』、『
Timelineの東』、『鮭狩り』、『クマカン!』、『手品師の心臓』、『
Round ZERO』の内容と、
布束砥信の手紙の情報、盗聴の危険性を配慮した文章がテキストファイルで保存されています。
【F-2 枯れた森 夜中】
【『H』(相田マナ)@ドキドキ!プリキュア、ヒグマ・ロワイアル】
状態:半機械化、洗脳
装備:ボディースーツ、オートヒグマータの技術
道具:なし
[思考・状況]
基本行動方針:江ノ島盾子の命令に従う
1:弱っている者から優先的に殺害し、島中を攪乱する。
2:自分の身が危うくなる場合は直ちに逃走し、最大多数に最大損害を与える。
[備考]
※相田マナの死体が江ノ島盾子に蘇生・改造されてしまいました。
※恐らく、最低でも通常のプリキュア程度から、死亡寸前のヒグマ状態だったあの程度までの身体機能を有していると思われます。
※緩衝作用に優れた金属骨格を持っています。
※体内のHIGUMA細胞と、基幹となっている電子回路を同時に完全に破壊しない限り、相互に体内で損傷の修復が行なわれ続けます。
※マイスイートハートのようなビーム吐き、プリキュアハートシュートのような骨の矢、ハートダイナマイトのような爆発性の投網、といった武装を有しているようです。
【D-5 山裾の街 夜中】
【G羆魔神我(グレートヒグマジンガー)(ヒグマン子爵)(穴持たず13)】
状態:大魔神化
装備:なし
道具:なし
基本思考:魔神我魔神我魔神我魔神我
0:魔神我魔神我魔神我魔神我
[備考]
※HIGUMA細胞が暴走し、身長20m以上の大魔神のような巨体に変貌しました。
※細身の筋肉質でスーツのような黒い体毛に覆われ両目が赤い巨大なヒグマでした。
※宝具羆殺しと宿っていた孫悟空を殺したヒグマと正宗@SCP Foundationを吸収しました。
【C-6 総合病院跡地 夜中】
【カラス@ビビッドレッド・オペレーション】
状態:HIGUMA細胞のエネルギーを吸収
装備:【
穴持たず678(ヒグマ提督)(関村弘忠)@とある科学の超電磁砲】
道具:なし
基本思考:示現エンジンごとこの世界を破壊する
0:れいの力も、この下等植物のエネルギーも奪ってやります!!
1:あのままれいを飲み込んでいても良かったかもしれませんね?
2:この私が直々に、示現エンジンごと全てを破壊してやります!!
[備考]
※黒騎れいの所有物です。
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『もうヒグマもニンゲンも合わせて30名しか残ってナイんデスか!? 1000近い同胞がいたハズなのに……!!』
『なんの! まだ尋常のロワならば初期参加者数にも匹敵する!! 我らが、生き残ればよいのだ!!』
狼狽するビショップに、李徴が激励を飛ばす念話が聞こえる。
安室嶺は、そんな通話を耳にしながら、操縦する金の飛行機を翻した。
「――各施設と生存者の状況は伝えた通り! 全員にブローチは配り終えたと思うが大丈夫だよな!? どうぞ!」
『安室さんありがとうございます! 気を付けて帰投してください!』
テレパシーブローチを配り終えた安室嶺が、帰路に就こうとした島の南端で、最大の攻撃対象を確認する。
それは温泉のほとりで増殖している、江ノ島盾子だった。
付近の空域には、ギャアギャアと喚く、コウモリか何かのような未確認生物が多数飛行している。
「――報告! 江ノ島盾子は、E-8の温泉にて、10人に分裂している!!
周辺には、小型艦載機や偵察機のような挙動をする、皮膜を持った未確認生命体が多数!!」
『恐らく大和が作ってたのと同じだ! 小型のヒグマでできた艦載機に違いねぇ!』
安室の報告に、天龍の補足が入る。
その異様な光景を眺めながら、安室の胸中には、ふつふつと怒りが湧き上がっていた。
「こいつが、こいつらが、緋色唯ちゃんを死なせた、元凶……!」
『安室さん! 報告だけで充分です! 江ノ島盾子は深追いせず戻ってきてください!』
夜の高高度の空域。
まだ、目標である江ノ島盾子には気づかれていない。
圧倒的に有利な状況だ。
急降下で一撃だけ奇襲を入れて、即座に離脱する程度ならば、いかな黒幕相手とはいえ十分に可能と考えられた。
幸い、武田観柳が作成したこの安室専用小型飛行機には、武装として彼の趣味の小型ガトリング砲が装備されてもいる。
――むしろこんなチャンスで攻撃しないで、一体いつ攻撃しろというんだ!!
「この距離からなら行ける!! せめて一撃だけでも喰らわしてやらなきゃ、気が済まないんだよ!」
安室は急降下して江ノ島盾子に迫った。
襲い来る数匹の羆嵐を躱し、安室は金のガトリング砲から弾丸を掃射していた。
「堕ちろォ!!」
だがその金の弾丸は、なぜか標的に届く前に消え去っていた。
――江ノ島盾子と視線が合う。
そう思った瞬間だった。
突然、安室嶺の乗っていた金の飛行機が消滅した。
「なっ――!?」
高空から、干渉する物体も、パラシュートも無く、安室は墜落した。
受け身を試みる。
コロポックルヒグマとして体が小さい分、その落下ダメージは即死するほどではなかった。
だが、それでも四肢の骨は折れ、全身がしたたかに地に打ち付けられる。
「ガッ、あ――!?」
身動きもできぬ激痛であった。
「……銃なんて捨ててかかってこいよ、ヒグマだろ? 情けなくないのかね、ヒグマが他人に用意してもらった武器使っちゃってさ」
うすら笑いを浮かべながら近寄ってくる黒幕に、安室は恐怖した。
なぜ、弾丸が当たらなかったのか。
なぜ、乗っていた飛行機が突然消えたのか。
この場で起きたことの全てが、彼の理解を逸していた。
「そんな……、ここまでとは――! ヒイロ――……」
「恐怖したな? ダメだぜ? 恐怖の権化たるヒグマが恐怖なんてしちゃぁ――」
安室嶺の叫びは、途中で声にならなくなった。
彼はいつの間にか自分が、ただの平べったい絵のようになって、紙の上に描かれていることに気づく。
何が起きているのか最後までわからぬまま、彼は意識を失っていた。
江ノ島盾子は、コロポックルヒグマの描かれた紙を地面から拾い上げ、くしゃくしゃと丸めて呑み込むだけだった。
「さあぁて、これであと、残党は何匹?」
酷薄な笑みが、最終決戦の火蓋を静かに切った。
【穴持たず56(安室嶺) 死亡】
【E-8 温泉 夜中】
【江ノ島盾子@ダンガンロンパシリーズ】
[状態]:『唯一にして絶対の、最後にして究極のHIGUMA』
[装備]:『自分の取り込んだ全てのヒグマの能力を使う能力』
[道具]:『絶望』
[思考・状況]
基本行動方針:絶望
1:『人類総江ノ島化計画・改』を完遂する
※STUDY、ヒグマ帝国、そして江ノ島盾子自身が脈々と研究を重ねた末に生み出された、『完璧な人間型のヒグマ』に、江ノ島アルターエゴの精神をダウンロードした存在です。
※現在進行形で、彼女自身から世界各地にこの技術とデータが転送されており、彼女が死亡すると、それまでに取り込まれたヒグマの能力を持った江ノ島盾子が、世界中で量産されることになります。
※『自分の取り込んだ全てのヒグマの能力を使う能力』を有しています。
※現在取り込んでいるのは、島の各地から回収され素材となった、死熊、火グマ、ステルスヒグマ、穴持たずではないヒグマ、ヒグマ・オブ・オーナー、ヒグマ型巨人、エニグマのヒグマ、ヒグマイッチ、羅漢樋熊拳伝承獣、リュウセイさんと赤屍さんと獣殿を倒したヒグマ、ミズクマの娘、クラッシュ、ロス、ノードウィンド、コノップカ、ヤセイ、自動羆人形、穴持たずカーペンターズの一部、艦これ勢の一部、瑞鶴、安室嶺です。
※瑞鶴の能力を取り込んだことで、艦載機『羆嵐』および、自己の複製深海棲艦である『江ノ島棲姫』を生産することが可能になりました。
※江ノ島棲姫たちは、自己複製能力以外は基本的に江ノ島盾子本体と同等の性能を有していますが、自我は希薄です。
※江ノ島盾子本体が死亡すると、江ノ島棲姫たちの誰かに精神と本体性能が移行します。
最終更新:2026年04月17日 16:27