曲紹介
- メランコリックな吸血鬼と夜行列車の歌。(作者マイリスト参照)
歌詞
凍り付く月光が心をざわめかすから
物憂げな月の夜は淡くうつろう
通り過ぎる駅はどこも無人で
零時過ぎて夜はさらに更けていく
つかの間のしずけさでうつろな意識みたせば
おぼろげな感覚が夢の終わり告げる
容赦ない日光が身体を焼き尽くすから
人知れず物陰に宵闇を待つ
遠ざかる街並みは息を潜めて
景色はすぐ闇に融けて消えていく
静寂をかきみだす緋色の赤は憂鬱
耐え難い欲求を痛みに変えるだけ
鳴り響く汽笛はどこか孤独で
月に吠える獣の声思わせる
安息の場所探し夜をさまよう異邦人
真夜中の音楽を気だるくくちずさむ
新月の暗黒を走り続ける夜汽車は
どこまでもどこまでも私を連れて行く
静かな新月夜行――終わらぬ旅続ける
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最終更新:2023年12月11日 22:11