曲紹介
歌詞
彼女は時々 目を覚ます
文字の間から 教室のざわめき
そして再び 視線を落とし
活字の海へ その身を委ねる
大きく膨らんだカーテン
もうすぐ セミが鳴く頃
「何読んでるの?」と聞かれて
ちょっと困った顔をする
小さな声で 呟いた名前
僕の本棚の真ん中
何度も読み返した
その題名を 彼女は口にした
浅葱色のブックカバー
そこに隠れた 題名を知りたい
僕は教室の 隅っこで
誰かの言葉に 適当に相槌
白紙のまま提出した用紙
作家になりたいなんて言えない
どんなに時が流れても
初夏の窓辺の その場所は
文庫本片手の 彼女の特等席
そんなこと思えば 何故か
胸の焦りが消えてゆく
おかしいよね 話したこともないのに
ポケットの中 無数の人生
まだ見ぬ物語が 僕らを待っている
大きく膨らんだカーテン
もうすぐ セミが鳴く頃
「何読んでるの?」と聞かれて
ちょっと困った顔をする
小さな声で 呟いた名前
僕の本棚の真ん中
何度も読み返した
その題名を 彼女は口にした
今時 “文学少女”
そんな言葉を思い出す
彼女は多分 僕の名前も知らない
でも僕は思い出すだろう
窓辺の席と文庫本
ページをめくる 彼女の姿を
コメント
- さわやかで淡い感じ。 -- なのか (2011-05-28 20:24:46)
- なんか、いいですね。淡い恋…的な??感じなんでしょうか? -- ドルチェ (2011-08-19 15:25:37)
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最終更新:2025年09月26日 20:42