蜥蜴の行方

【検索用:とかけのゆくえ  登録タグ:2011年 VOCALOID 曲た 田中B 鏡音リン
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作詞:田中B
作曲:田中B
編曲:田中B
唄:鏡音リン

曲紹介

ぢきもう東の鋼もひかる

宮沢賢治『春と修羅』青森挽歌より
曲名:『蜥蜴の行方』(とかげのゆくえ
  • 田中B氏 の10作目。

歌詞

窓にはりつく 赤い月さえも
 忘れてしまうほどの明るさ

凍える雲雀の 震えも収まる
 樫の木はまだ エマグラムを刻む

『曖昧な虚空の香りと 幻聴はなおも続く。』

オリジナルの夏の蝉はやみ 蛍の火は枯れ
アスファルトさえとけていく

いつか見た月明かりの影 アマリリスの花
砕けた空が落ちてゆくだけ

窓にはりつく 蜥蜴の足跡
 褪せた夜空を 無様に模る

砂にまみれた蒼 逆さまに映るさざ波

≪コロイド飲み込まれます・・・・・・≫

モノラルの悪魔の囁き 暁の終わり
灼けた並木も遠ざかる

斑を繰り返す瞬き ほの蒼く照らす
消えた大地を踏みにじるだけ

何故 何故・・・・・・・

オリジナルの白い雪はやみ メタルの雨降り
 灰色の丘に降り積もる

やがていびつな火ばなのとき 暁は尖り
ひとり残らず消えてゆくだけ・・・・・だけ

ペガサスの折れたはね 砂鉄の朽ちたかおり
ブロンヅの蝉が鳴く 茜の雪が降りしきる

何故 何故 何故 何故・・・・・
 何故・・・・何故・・・・。


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最終更新:2023年12月12日 01:13