世田谷区は消滅しました

せたがやくはしょうめつしました【登録タグ:2012年 KAITO しえいか

作詞:OChOK
作曲:しえいか
編曲:しえいか
唄:KAITO

曲紹介

区画整理された命で
  • 今回はお友達に歌詞を書いてもらいました。いつもとはちょっと違う雰囲気をお楽しみください。(作者コメ転載)
  • 歌詞を OChOK氏 が、イラストを 藤谷氏 が手掛ける。

歌詞

いつもと変わらぬ信号待ちでの
車道を隔てた向こう側を見た
真っ赤に仕立てた厚手のコートの 女が微笑む
その赤い色と全く変わらぬ
メルセデスがやや強引気味にて
黄色い信号横断した時 空が白くなり

もう 何も聞こえぬほどの爆音 
世界が終わる 心が混ざる 懐かしい声が届く

世田谷区だけが切り取られ 他は全部消え失せた
区画整理された命で 爆音 爆音
世田谷区だけが切り取られ 他は全部消え失せた
涙も出ぬのに嘘で泣く ほらもうすぐ慣れてく
いつでも私の体は勝手!

私以外は時が止まってる
静まり返った世田谷区の中
剥製のように標本のように 動かない区民
彼らは前より透き通っており
胸のあたりに心臓のように
赤く赤くどこまでも魅力的な明かり灯し

それは 咀嚼してからの感想 
赤いコートの 微笑む彼女 三軒茶屋の空も赤い

世田谷区民は彩られ 胸元赤く染め上げる
私の顔は いつか無くなる 渇望 渇望
世田谷区民の胸に手を突っ込み 強くえぐり出す
えも言われぬうめき声上げて 血を吐きながら彼女
「夢から覚めたら私を買って」

ああ それは目もくらむほどの感傷 
数え切れない 返り血を浴びる 私以外の言葉を聴くために

世田谷区だけが切り取られ 私は全部遠ざけた
心だけが いつも遅れる 活動 活動
世田谷区だけで巻き起こる 心臓抜きのパレード
最期の言葉を聴きながら 全ての嘘と戦う

世田谷区だけが切り取られ 私は深く一礼し
興奮のあまりやや雑になる 目をつむりつつ少女
「それでも私の体貰って」

コメント

  • 作成乙! -- 名無しさん (2013-06-06 15:15:24)
  • 世田谷区民だがツボった -- のん (2013-06-06 21:30:52)
  • 「彼女」ってサ●エさんかなとか想像したら楽しくなったw -- ↑と一緒(連投すいません) (2013-06-06 21:36:10)
  • この曲好きだ!もっと広まれ! -- 名無しのゴンベー (2014-08-30 14:59:15)
  • 歌詞が意味深すぎて私には理解できない… -- 名無しさん (2015-01-04 10:41:28)
  • 考察するのが楽しすぎる -- 名無しさん (2015-09-21 23:50:38)
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最終更新:2023年12月12日 09:23