柘榴

ざくろ【登録タグ:2013年 GUMI 翠葉 酒言実行P
作詞:酒言実行P
作曲:酒言実行P
編曲:酒言実行P
唄:V3 GUMI

曲紹介

現実逃避の依存症
冥王ハデスのペルセポネ略奪をモチーフにつくりました。
  • Tom(酒言実行P)氏の14作目。
  • PVは 翠葉氏 が手掛ける。ギターは jun-jun氏 が演奏。
  • 神話コンピCD『Chronus』収録曲。
  • 作者コメントの通り、モチーフはギリシャ神話における「ペルセポネの略奪」。

歌詞

君は私に恋したらしい
内気な君は何もできずに蹲(うずくま)る

全能の彼は 口を歪め
【欲しいのなら攫(さら)っちゃいなよ】と言った

せせらぎの野原で花を摘んで
美しいスイセンに手をのばした時

大地が裂けて黒い 何かに引きずり込まれ

たすけて ねぇお願い 君に縋(すが)り泣いて
鮮やかな思い出も 黒く 黒く 染められる
帰して 帰して 声は虚しく響く
仄暗(ほのぐら)い闇の中 底の底へ堕ちてゆく

「柘榴(ざくろ)の実を 食べちゃったら
この場所から二度と帰れなくなるよ」

君の言葉に 耳も貸さず
私は泣いて 全てを拒んでいた

あれからどれくらい時がたったの?
不自由は無いけど帰してほしいな
悲しむ私を見て ついに君は
「僕が間違っていた ごめんね」と言い

俯(うつむ)いて哀しそうに 私に別れを告げた

「それでも愛してるよ」 君は咽(むせ)び泣いて
鮮やかなその涙 淡く 淡く 零れ落ち
「ごめんね ごめんね」 声は優しく響く
仄暗(ほのぐら)い闇の中 深く深く木霊(こだま)する

君が寂しいなら 傍にいてあげる
誰より優しい君 私は知ってるよ
全部は食べれないけど この実を食べるよ
四季彩を巡って またこの場所へ帰ってくるよ

コメント

  • 追加おつ! -- 名無しさん (2013-06-23 06:22:58)
  • 仕事早い -- 名無しさん (2013-08-14 06:14:07)
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最終更新:2023年12月12日 04:24