曲紹介
曲名:『花瓶』(かびん)
- hiyama氏、1作品目。
- 作者コメントによれば、ちょっと憂いのあるラテンジャズなどの雰囲気を入れた歌謡POPとのこと。
歌詞
寂びれた町の隅で 小さな花を愛でる
そんなあなたの姿だけが 時を刻み込むの
気付けば私よりも 大きくなったあなたは
胸の前に花を抱え 短く愛を問うたの
わからなくて 苦笑い浮かべる私に
大丈夫だからねと 静かに水を注ぎ
そして水満ちた 花瓶の中に
愛おしい花を 飾ってくれたのよ
少しでも 永く咲き続けてと
鼻をなぞった この指先
あれからどれくらいの 春を迎えただろう
ビルが並び 夜も朝も 人々は行き交う
この部屋だけは変わらず 緩やかに影落とす
私だけがそれを見つめ おやすみなさいと言うの
モノフォニックな声が揺れて 私がここにいるのだと
それだけは解るのに 昨日か今日かさえ…
滲む目の前の 花瓶の中に
生けられる花が ここには無いのよ
少しだけ残された 花びらが
部屋の隅に ひらり落ちた
土に種を 撒けばやがて
生命芽吹き 世界廻る
けど私の花瓶は
人も花も 夢見る時間は同じ
ああ ほんの昨日まで 美しく咲いていたね
そしていつかまた 花瓶を飾る
愛おしい人が 見つかるといいね
そう言った あなたは静かに
その花を散らす 時迎え
残された 私の中に
残された種など あるはずも無いの
けれどまた いつかあの愛おしい花は咲くわ
花瓶の中で
コメント
- 立てました〜〜 -- ろんろん (2018-07-17 05:59:26)
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最終更新:2023年12月12日 12:38