曲紹介
曲名:『鬼遊戯』(おにあそび)
歌詞
色分け:鏡音リン、鏡音レン
白く細い指先で
鬼(しょうねん)は私の輪郭(かた)をなぞる
何も知らぬ行き先は
帰れないとそっと息ひそめる
朱く染まる夕刻に
瞳誘う鬼(しょうじょ)は手を招く
永遠を濯ぐ幽谷は
恥知らずな僕の頬染める
鬼さんこちら手の鳴る方へと誘って
心臓に火をくべるその手を離さないで
逢 駆け引き 自慢の愛想を振りまいて
貴方と生きたい
どこへ行くの?
遥か夢へ
吹き止まないで追いかけて熱嵐
私が残す足跡をとおりゃんせ
舞い上がる花弁の影が僕を隠す
惚れたら負けよ 競うは鬼遊戯(おにあそび)
門に座る猫曰く
─少年ガ抱クハ大志ノミカ?
真見えぬ口先は
僕に宛てた恋文と解く
無垢な東風が語らうは
─命削ル少女ハ恋ヲスル?
嘘を掃うつま先に
私の心は火花散らす
鬼さんこちらお足元には気をつけて
心臓を灯す揺らぐ焔よ消えないでいて
相反する 欺瞞も嫉妬も愛しくて
貴方が欲しいの
どこがいいの?
お好きなように
鳴り止まないで追いついて熱嵐
ほのかに薫る細道をとおしゃんせ
撃ち抜いた詭弁の数が糸を手繰る
惚れたら最期 争(きそ)うは鬼遊戯
期待 慕いだけ
撓い 操舵して
図る戦略も 月に囚われ水泡に帰す
鬼さんこちら手の鳴る方へと誘って
心臓に火をくべるその手を離さないで
逢 駆け引き 自慢の愛想を振りまいて
貴方と生きたい
どこへ行くの?
遥か先(ゆめ)へ
吹き止まないで追いかけて熱嵐
私が残す足跡をとおりゃんせ
舞い上がる花弁の影が僕を隠す
隙だらけなの
続くは
鬼遊戯
勝ツモ負ケルモ時ノ鬼(きみ)
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最終更新:2024年02月26日 08:46