曲紹介
"碧く染まる世界で"
歌詞
それは唐突に終を告げる
灰色の空を眺めて
誰もが息を呑んだだろう
碧い光の柱が
悠然と舞い降りてきて
照らされた仮初の生命たちは
静かに目を閉ざした
碧く染まる世界はやがて
刻を止めて 終熄が蔓延る
哀しい事は何も無いけれど
玉響の夢であれと祈っていた
終が齎した虚飾の世界
争いも愛も無くなり
全ては碧く染まったけど
それはずっと美しくて
この安寧が続くのなら
限りない泡沫の夢の中で
悲しんでいようか
涯ない時間が過ぎていても
久遠の夜を越えることはない
老いる事すらできないのならば
人類の死因はなんて記すの？
生きる事が罪と言うのならば
枷を嵌めて生きよう
永遠に続く凪いだ世界に
響く秒針が静寂を刻む音
死んだ世界は息を吹き返し
長い夜は朝を迎えるみたいだ
コメント
- きれい…… -- 名無しさん (2019-08-09 10:26:05)
最終更新：2023年12月12日 13:12
