雨葬

【検索用:うそう  登録タグ:2019年 VOCALOID う ロテ 初音ミク 曲 曲あ】

目次

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作詞：ロテ
作曲：ロテ
編曲：ロテ
唄：初音ミク

曲紹介

あれから幾星霜、結局これで良かったのかな

曲名：『雨葬』（うそう）

• ニコニコ動画投稿4作目。

歌詞

（動画より書き起こし）

雨が降っては　辿り着ける場所もないから
今のうちに　話しておこうか
あれから幾星霜　結局これで良かったのかな
詠み人知らずになる前に

振り返ってみれば覚束(おぼつか)ない足跡
思えば遠くに来たのかもしれない
軋む籐椅子(とういす)に座る　痛んだ夢と二人 遣(や)らずの雨音

この後悔も感傷も情動も　全てどう弔えばいい
片生(かたお)いの光と等価の悲哀
この歌もちゃちな群青だ　この声が変わろうとも
少年の声がまだ頭に鳴っていた

曖昧な日々　繰り返し旅路と呼べば
たくさんの人が過ぎていった
歩き出すには　抱えきれない荷物とは
体のいい言葉かもしれない

壊れたものはなおらない　死んだひとはかえらない
歌にもできない悲しみと懊悩(おうのう)　忘れたこと
雨の夜には心が荒(すさ)んだ　こんな僕を流して溶かしてよ

この羨望も惆悵(ちゅうちょう)も青春も　全てもう離れないような
血液によく似た心覚え
何度でも噛(しが)み続けるはずだろう　それでもいつか
褪(あ)せて消えるときを　僕の終わりにして

育ち続ける呪いを抱えては
叶わない風景を　看取っては泣いて悔んだ
それでも昏(くら)い日に挟んだ栞は
この一行のためにあったんだな
なんて時々思うんだ

明日雨が降れば　花が咲けば　目が覚めたなら
この息を止めよう　なんて何度目の終りだ
もう全部投げ捨てたい

風に吹かれた　帽子を拾うように　気取らぬ足で
踏み出す足でいい　明日へ出向くには丁度いい

何処にも行けないけれど　僕は行くよ
餞(はなむけ)の歌を携え向こう側へ ここにはいられないから

コメント

• ロテさんはいってしまった -- 名無しさん (2021-02-03 00:13:23)

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