曲紹介
やあ。
曲名:『少女地獄』(しょうじょじごく)
- ユリイ・カノン氏によるGUMIオリジナル曲。タイトルは夢野久作氏の「少女地獄」より。
- 絵:片井雨司、動画:ユリイ・カノン、ギター:エポック、MIX&MASTERING:じゅんぺ
歌詞
(作者ブログより転載)
愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄
I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる
値札をつけた月並みな夢に
転げ落ちゆく惨めな人
嘘など無いと嘘吐く
なんで?なんて泣いても無駄って
この街が捨てたモラリティの形など誰も忘れたんだ
って歌う路上のシンガー
彼女はどんな顔してたっけ?
売り払った拙劣な自分
買い戻すことなんてできず
ありふれたショーウインドウに
飾ったイミテーション
愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄
I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる
「どこかの誰かの華やぐ人生もなんにも羨ましくないわ」
嘯くひょうろくを嗤え
いっそ死んでしまいたいんだ
気忙しい野暮なソサエティに
日和って喰まれて腹の中
足掻けど拗れるばかり
もういい疾うに手遅れなんだ
汚れた鏡の向こう
そこに立つのは誰かと問うてみたんだ
ねえ嘘でいいから言って
あたしが一番幸せなんだって
愛も哀も余さずちょうだい
厭くまで情に綴じ込めて
I could die ほら悖る双眸
脳に咲いた少女地獄
I know 相も変わらず迷妄
あれこれ欠いて苛まれて
人間然としたその表情
もう一切 禍殃と焚べる
結んで 解いて 擦り切れて
血が滔々溢れ出した
怨んで 赦して うらぶれて
独り逡巡して罷って
この地獄の向こうから
あの日のあの子が手招くの
ほら合図のチャイムが鳴る
「また明日」と手を振った
コメント
- 追加乙です!この曲すこすこのすこ -- nakamura (2019-10-18 17:59:44)
- 中毒性あって最高 -- おみくじ (2019-10-22 11:28:17)
- ユリイさんの曲の中でもかなり好き -- 名無しさん (2020-07-16 23:19:37)
- とてもお洒落な雰囲気でした -- 名無しさん (2022-11-16 16:01:34)
- 一番好き -- 名無しさん (2023-01-18 23:50:58)
最終更新:2025年03月19日 21:09