ワールズエンド・ガーデン

わーるずえんどがーでん【登録タグ:2019年 メレル 初音ミク
作詞:メレル
作曲:メレル
編曲:メレル
唄:初音ミク

曲紹介

  • 大城慎也(秋月アキラ)様によるコンピアルバム「Aurora」収録楽曲のリアレンジ版です。

歌詞

作者ブログより転載)

排気ガスを吐きながら 移る信号機を眺めていた
死んだ街の真ん中で それは蝶みたいに舞った
モノクロームの青空を取り戻すみたいな 笑顔揺らして
口を切ったあなた 脳裏にその声の像を

ねえ 哀しいの 教えてよ この手に触れて
何処か遠く 逃げましょうよ るらりら歌って

あなたの手が空になった その一瞬を待って
零れ落ちた願いをきっと 白と祈っていたんだ
塞がらない穴でさえも 塞いでみたいって
渇望するこの手は あなたにどう映った

そっと吐いた嘘の音 世界の色がどうだろうと
枯れる前の一秒で 本当を射抜いていたいな
この世界の何もかも信じきったような 青い瞳で
振り返ったあなた どうして 胸が妙に痛んだ

ねえ 哀しいよ ぬるい声で 呼吸を止めて
ふたりずっと 隠れていよう 終わりが来たって

安堵の棲んだその寝顔が ひどく美しくて
鼓動が絶えず澱む今日を 浅ましいと吐いた
塞がらない傷をそっと 撫でたその熱が
苦しいほどこの手に 灼きついて残った

目を瞑った痛い願い いつかの嘘が灰と積もった
声を殺しては逃避行 「あなたに恋をしていました」
笑みを零したらエンドロール いつかの嘘がまた彷徨った
最後のひと呼吸まで ねえ くだらない話をしましょうよ

あなたの声が棘になった 暗がりの今日に
気道をずっと占める哀が 黒と思い知るんだ
伝う体温 灰の街で 幼気に舞って
切望するこの手を 赦せたらと思えた

あなたの手が空になった その感傷を拾って
繋ぐ手で その笑顔を守りたいだなんて
塞がらない穴がそっと歪みを抱いて
苦しくとも この手は動かないと知った

細めた目のまま あなたは手を取った

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最終更新:2023年12月12日 13:27