曲紹介
「身儘に唱え 説法を」
- イラスト:UNF/UserNotFound
- M3にて頒布されたアルバム『ジブンガタリ』収録曲。
歌詞
(作曲者のアップロードファイルより転載)
クルクル眩んだ 禍乱の隔世
宿世の聖教と 譫言説うて
娑婆にも馴染まぬ 呂律で唄咲かせ
今 時を得るまで
先頭で待ち惚け翹望の宴 チンケな瓦落多手繰るも不為
三世の末路に救世なぞ貪るも無残殊更に嘆く
棺に手向けた讒謗の言葉 律儀に贖う謂れは無いの
崇敬にあたうは彼方か神仏か 否と気づいているのでしょう
だらだら煽て諂う
狂信的 私意に揺れた
盲目に無価と宣い
ただただ嗤う
同情?有情?
の晦ます言葉で
誑かされるマイノリティ
非情!無情!
此土の潰えるまで
身儘に唱え説法を
何時しか弘誓は真と為す
危殆をはぐらかす 言葉を散らせ
理想を象る 優艶の華
酔いの醒めるその時まで咲かせ
濁世の僻目廻るカタルシス 当失す語りに身を溶け合わせ
蝉蛻と訝る事無く諾った 無心に掲げるドグマ
何時しか正解も体裁も欠けて 賎陋の真如に苛む間際
崇敬にあたうは彼方か神仏か 否と気づいているのでしょう
悲傷 鄙陋
の木霊す厭う声
祈祷 非望
も蝕む空蝉よ あぁ
無い! もう無い!
の虚ろと此岸を
何時までも騙るのでしょう
ゆらり くらり
と悖りに惑わず
身儘に唱え説法を
有卦入る来迎も甘んじず
自尊の理を 縁とするわ
十五を慈しむ 浄の華
衆生の御心を拐かす
それはあの御伽のように…
クルクル眩んだ 禍乱の隔世
宿世の聖教と 譫言説うて
娑婆にも馴染まぬ 呂律で唄咲かせ
今 時を得るまで
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最終更新:2023年12月12日 13:29