歌詞
ガラクタの山から 宝石を見つけるように
閉めたばかりのドアを また開ける
理由を探していた
掛け違えたボタンに きっと 誰も気づかないと
決め付けて しまい込んだ 服の色は
まだ あの時のままで
失うことを 恐れすぎて
手に余るほど 抱え込んでも
走るたびに 強く抱きしめるたびに
この身体から すり抜けてしまう
たくさんのものを 取り落として
流されるまま たどり着いた この部屋で
君に貰った 物語を読むよ 幸せな 結末信じて
大切なことを 見失いそうな スピードで
変わり続ける 毎日の中で
ポケットに 一欠片 残ってた
やさしさを 育ててみる
こみ上げた想いを 話せる場所はどこにもなくて
お気に入りのあの曲を 聴きながら
重ねるように 口ずさむ
数えきれない 理不尽と
悪意に耐えて 強くなれたはずなのに
何気ない ふとして 誰かのやさしさに
どうして 涙 堪えられなくなる?
心から 君に 伝えようとした
言葉は 力なく 響いて 消えたけど
届かないまま 終わらせたくはない
信じること 止めたくないんだ
なくしたものほど きれいに見えて
心の夜空で 星になって 輝くけど
その光が 道を照らすから
もう一度 歩き出せる
たくさんのものを 取り落として
流されるまま たどり着いた この部屋で
読みかけのままの 物語を閉じて
締め切ってた カーテン開けるよ
飛び散る埃は 光 浴びて
美しい翼が 羽ばたくように 舞い上がる
出かけの 荷物は 少なくて いい
ドアを開けるよ
見世物のように 笑われても
吹きすさぶ嵐に 全て 引き裂かれても
この物語の 描く先を
君のそばで 見ていたいんだ
ドアの向こうに 君は
いるだろう?
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最終更新:2023年12月12日 13:32