灰色の楽園

はいいろのらくえん【登録タグ:2014年 miki アイス芋P
作詞:アイス芋P
作曲:アイス芋P
編曲:アイス芋P
唄:miki

曲紹介

――それでも「あれ」は、
   誰かのふるさとなんだ。
  • イラスト:W波

歌詞

作者アップロードZIPファイルより転載)
彩られた空の足元で
彼女は眠っています

錆びて読めない案内標識は
今も まだあるかな?

永遠の夢の中
出会いの時を思い出すよ…

駆けてくる 雲を見上げた 屋上で
あの羽は 未来と期待を 感じてた

どこまでも 繰り返し続く 灰色は
いくつもの 新しい時を 刻んでた


何一つさえ 分からないままで
何でも 試せたよね

大きな犬に 怯えて逃げ出して
初めて 作った秘密

閉じられた楽園で
何もかも輝いていたよ

鉄の音 軋ませて揺れる ゴンドラで
何処までも 昇ってゆけると 思ってた

どこまでも 繰り返し続く 灰色は
いくつもの 満たされた時を 刻んでた


ある人は ここで始まりを見て
ある人は ここで終わりを迎え

ある人は ここで夢を叶えて
遠いどこかへ 去っていって

本当はみんな ほんの少しずつ
大事なことに 気付いていたけど

あの羽は あまりにも眩しくて
見守るしかできなかった…

それは思ったよりも
近付いているってこと

夜明けを迎えるには
消えゆくものもあるってこと…


駆けていく 雲を見送った 屋上で
あの羽は 遠ざかる声を 聞いていた

どこまでも 繰り返し続く 灰色は
照りつける 太陽の下に 消えていた

ゴンドラが 何処までも高く 昇っていくよ
いつまでも 繰り返す波に 揺られながら

バラバラに 傾いた空を 見上げながら
あの羽は 静かに瞳を閉じていた

『いつかどこかで あの羽を見たら
 どうか微笑んで』

彩られた空の足元で
彼女は眠っています――


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最終更新:2023年12月12日 13:43