曲紹介
夏の在りし もう梅雨だなー
歌詞
瞳の中のオレンジ
ゆらゆら揺らぐ陽炎
遠く遠く薄靄の先
夏の在りし
涙に似た温度の雨が
降る頃にまた思い出す
蝉たちが濡れた木を抱いて
儚さ灯し声を重ねて
季節は廻り躍る風を追って
往く先を尋ねた
覚めない夢のような
奇跡の在り処を
白紙に血を投げた
蜘蛛の巣は花開いた
羽虫を喰らいながら
瞳の中のオレンジ
ゆらゆら揺らぐ陽炎
遠く遠く薄靄の先
夏の在りし
旋律は遠く消えた
日の光が染みを溶かし
忘れられた水溜りには
名も無き花を風が添えて行った
水は流れ海へと流れ往けど
記憶は共に在るか
擦り切れた石の傷
僕たちの夢
泡と鳥の声
カモメは羽ばたいた
夕焼けを見送った
僕はまだここにいる
瞳の中のオレンジ
ゆらゆら揺らぐ陽炎
遠く遠く薄靄の先
夏の在りし
記憶を辿った
二人だけの秘密砂の城
脆く波に消え
手を振るあなたの
面影
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最終更新:2023年12月12日 13:51