夜明けのまちかど

よあけのまちかど【登録タグ:2020年 佐岩井ゆこ 心華

作詞:佐岩井ゆこ
作曲:佐岩井ゆこ
編曲:佐岩井ゆこ
唄:心華

曲紹介

  • 佐岩井ゆこ氏の7作目

歌詞

動画歌詞より転載)

夜に溶ける空気が 白く照らされるのは
いつだって 今だって 眩しくて
塞がったことにした むなしさを
そっと壊してしまうんだ

いつか教えてくれた 花の名前と色と
ぼくらにぴったりの 花言葉
忘れたくても 消えなくて

胸を通り抜けていく
夜風は残酷なまでに優しく
思い出を連れて来るんだ

色褪せてしまうなら 独りでいいから
二度と触れないよう しまっておいた

それでも生きることを
投げ出してしまいたいと
嘆いてた昨日と 別れていく


部屋の明かりを点けて
別に「ただいま」なんて
言わなくていいんだ
って何回も
出て行った ため息と温もりは
もう戻っては来ないけど

いつかほどけることが
運命だったというのなら
ずいぶんちっぽけな神様も
いたもんだと笑うだろう

愛だの恋だの夢を見て過ぎてく希薄な生が
ぼくには似合ってはなかったんだろうな

靴の跡から 夏が溢れるみたいに
無垢で心から笑えてたら

重たい言葉はいらない
駆け出してしまえばいい
そしたら心もいらないね


静かに満ちていくものを
こぼさず抱えられなかった
痛いのも分かってたよ きっと
だけど

時がさらさらと 流れ落ちてゆくから
ここで立ち止まることもないんだ

色の無いまぼろしから 目覚めたら
少し暗い朝日に 大きく背伸びしたなら

もう一度歩いてみようか


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  • 2020年
最終更新:2023年12月12日 13:53