鬼城

きじょう【登録タグ:2019年 Peg き 曲 鏡音リン】

作詞：Peg
作曲：Peg
編曲：Peg
唄：鏡音リン

曲紹介

笑うなよ 殺すぞ

• 絵:Ckira

歌詞

（動画より書き起こし）

前奏

『僕の電波は何ガロン』
『つまらないこと夢中になったよ』
『心に隙が出来ちまった』
『僕は今日も変わりなく何かのために生きている』
『話は変わって今年の夏は暑くなさそう』
『溶けてく景色はいつもこんなに迷ってるのに』
『結局僕なんかも都会育ちで』
『揺るがない幸せが、ただ欲しいのです』
『君は歌う　安心を買ったって』
『お願い　私をだまして』
『いつまでもこのままがいい』
『暗いのもう嫌』
『ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって』
『言葉は三角で心は四角だな』
『踏み込めないまま朝を迎える』

鬼城

この街はもう死に絶えた
西陽が射すまで眠った
灰になる日々を埋め直して
暖かいところを目指した
御守りに固く結んだ
赤い糸なんかに縋った
めまぐるしい外の全て
分からないままだった

閑話休題

パパもママもいない
そして僕を選ぶしかない
世界崩壊、この次かい？
僕だって全部遠ざけたい
僕は君と居たい
この気持ちに遣り場は無いんだ
「愛してる」と言って
言え

...

無表情だった花は滲ん
時折、悪い夢を見るん
愛とは何か分かるかい
俺なんかは死に損ない
どうでもいい気持ちに

あわよくば
冒涜的な僕

「この街は僕のもの」
「この街は僕のもの」
泣きたいよ　独りになって
夜が来るのを怯えている
いぇあ

弐

器量だとかもう死に絶えた
0か100かで選んだ
堂々巡り繰り返す
そしてタイムオーバーになる

『笑うなよ　殺すぞ』

ジメッとした君の愛が
他の誰かに向けられることが
愛おしいけど苦しいんだ
もう死ね

...

けなしの誰かの勇
希望さえも踏み躙っ
もまた地を這って
「死にかけ」にとど

までも全て「野狗
までも過去の傷を
までも全て「野狗
までも過去の傷を

かした気持ちに苛
地獄彷徨い往くの
しさ」なんか貫け
付けてごねてるの

てめえの頭で考えろ

「この街は僕のもの」
「この街は僕のもの」
泣きたいよ　独りになって
夜が来るのを怯えている

青すぎる空に飛び交うミサイルは
ここからよく見える
御膳立てのように全て壊して
鍵を失くした僕たちの隙間を埋めるように
壊れたラジオから流れる

『この街は僕のもの』
『この街は僕のもの』
泣きたいよ、ふたりになって
飛び出して、微笑んでよ

「この街は僕のもの」
「この街は僕のもの」
泣きたいよ　独りになって
夜が来るのを怯えている

ありがとう。でもごめん。僕が君を選ぶ理由は無い

終

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