三千世界の僕を殺して

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曲紹介

「自らの”終わり”を選ぶことができない僕は――」
曲名:『三千世界の僕を殺して』(さんぜんせかいのぼくをころして
  • おくのほそみち氏の14作目。

歌詞

(動画概要欄より転載)

この世で綺麗なもの以外認めることができない君だから
矮小な自分を押し殺す僕を「病気だ」とせせら嗤うけど
飽きもせずに何千回もただ、同じ日々を繰り返し続ける
君の方が病んでいるんじゃないのか?

夜が開ける前はいつも、僕だけが
ひとりきりになったような気がして
誰の声も最早、聞こえなくなってた
孤独/10億 を

嗚呼、今日もまた陽は昇っていくけれど
愛を知らない僕の心は
変わっていく世界で
いつか消えてしまうのならば
呼吸(いき)をする意味もないだろう
「それなら、いっその事
僕を殺して?」
鴉は鳴くよ、三千世界の中で

幼き日の思い出はいつも僕を[今]から遠ざけているよ
"狂ったふり"で臆病な自分を慰める術しか知らない僕なのに
「恥知らず」と何万回もただ、同じ言葉を浴びせ続けてる
こうなったのはあんたのせいじゃないか

朝焼けに揺れる街は 僕だけを
置き去りにしていくような気がした
鴉が囁くよ
「君の生きる価値は
ゼロ/10億なのか?」

ねえ、翼を失くして生きる明日の絶望に
救い求めて心の中で叫んでる"S.O.S"
孤独、抱いて俯く僕を誰も
連れ出してくれはしないのだろう
ありふれた愛さえ 僕は知らないまま
呼吸を止めるよ 夜が明ける、その前に

「三千世界の僕を殺してよ」
鴉になった僕の声は届かなくて
誰の顔も最早、思い出せないんだ
さよなら/10億 を

嗚呼、今日もまた陽は昇っていくけれど
夢を知らないまま終わっていく僕の心
いつか消えてしまうのなら
「誰か、僕の息の根を止めて」
この世界に存在する意味さえも
忘れさせてよ

あの日、悪夢(ゆめ)に見ていた
黒く塗りつぶされた地球儀の上に立ってしまったようだ

「僕が僕じゃなくなるなら
この世界、壊して?」
鴉が鳴いた 朝焼けの空
意識は消えるよ

(コノ絶望ヲ終ワラセテ)

誰かが泣いた、三千世界の中で


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最終更新:2023年12月12日 14:00