白い花の白さを知らない

しろいはなのしろさをしらない【登録タグ:2016年 kokone し りくりくり カラダに優しいP 曲】

作詞：りくりくり
作曲：カラダに優しいP
編曲：カラダに優しいP
唄：kokone

曲紹介

• 「二人に足りなかったのは、感覚だろうか、時間だろうか…」
• ピアプロでコラボした作品です
• 作画： 櫻井優紗

歌詞

貴女とぼくの間には
無意味な白い花びら
散らした声も聴こえない
触れる気さえないもの

無音の歌 鳴き声
不確かな熱さえ拒んだ
肩越しの同情は
嫌悪の雨に消された

二人で浮かべた泡沫は
ガムにも出来ない味でした
討たれた約束も
交わしたときから期限切れ
眼の視えないぼくには
その花の白さを知らない

白さと白の違いには
無価値な灰の透明
交わした哀も埋まらない
奪う気さえないもの

無闇の嘘 泣き声
不自然な顔さえ背を向け
片耳の求婚は
無音の問いに聴こえた

二人で並べた心臓は
熱にもならない夢でした
流れた安息も
出逢えたときから不整脈
餌（え）の生きないぼくには
その花の白さを知らない

白を蝕む灰の黒
花びらは沈んでいく
また世界は誰も居なくなる
無音と一色の…

二人で比べた存在は
恋にもならない哀でした
射止めた惜別も
生まれたときから知覚無し
実のならないぼくには
その花の白さを知らない

貴女とぼくの間に
一色の絨毯（じゅうたん）
…その花の白さを知らない

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