曲紹介
I.今際の曲
歌詞
叫んだ 声の限り
僕に罅が入り錆び出した
空を照らす月露 曇る前に
どうか眠らせてはくれないか
冷たい部屋の中で
立ち上がり扉を開けては
「終わりを待つのは飽きた」と言って
すっと零度の地を踏み 走る
嗚呼、
横たわった
罅の隙間
溶けていく様に
嗚呼、
星交う空
虚ろになり
僕は消える
僕は消える
静かな夢の中で
透明になることができたかな
死生はただ糸が切れるだけと
本当にその時は思ってた
幾億 宙から降る雫がさ
ずっと回り続けているのさ
嗚呼、
凍てついてく
涙すらも
海に溶けてしまう
嗚呼、
痩躯見つめ
呆けていた
夜は明けない
悲しみさえ
嗚呼、
綺麗に舞う
意識を削ぐ
罅と錆と
廻る世界
コメント
- すごく好き!! -- しいら (2021-05-22 22:12:54)
最終更新:2023年12月12日 17:45