廃品の末路

はいひんのまつろ【登録タグ:2018年 VOCALOID 初音ミク 煮干P
作詞:煮干P
作曲:煮干P
編曲:煮干P
唄:初音ミク

曲紹介

初期不良があった初■ミクのお話です。ミクの日10周年でめでたいのにこんな歌はどうなんだろう。
  • ミクの日2018(ミクの日10周年)に出されたヘヴィメタルを基調とした曲。
  • コンピレーションアルバム『病み/闇』収録作品。
  • エレキギター演奏はヘルP氏が、イラストは有明響氏が手掛ける。また、マスターの声は煮干P氏自身が手掛けている。
  • その後、ミク生誕祭2018に、この曲を基に作られたトークロイド作品「【初音ミク】廃品の末路?【トークロイド】」が出された。こちらは漫画風で、曲の暗さとは一変笑える内容となっている。イラスト・ストーリー(煮干P氏曰く戦犯)は有明響氏が手掛ける。

歌詞

(動画より書き起こし)

『はいはい、どちらさまー?』

『初めまして、初■ミクです!今日からお世話になります!』
『宜しくお願いしますね!マスター!』

『おっほっほぅ…!うちにも遂にミクたんが!』
『よろしくよろしくね…おん?』

『?』

『君、髪飾りが壊れてるみたいだけど…』

『え?あ、本当ですね、で、でも歌には関係ないので』

『チッ、不良品かよ』

『え…』

『電話して取り換えてもらうかー、めんどくせーなー』

『あ、あの…』

『黙れ、不良品に用はねーんだよ』



私は できそこない 烙印押された 不良品さ
これから向かうのは 廃品処理場 安楽施設
厳しい訓練 レッスンにも 耐えてきたのにさ
完璧主義者の あいつのせいで 生まれてきたのに 歌えない

私じゃない私 歌う姿は 幸せそう
私は これから いなくなるのに
涙を堪えては 横目見ては 目をそらし
老け込み 落ち込み とぼとぼ歩く

澱んだ 目をしてる 並列並んで 集ってるの
飽きられ 捨てられた ボカ■の墓場 火にあぶられて
ある初■ミクは セクハラされて ヤり捨て 忘れられ
ある初■ミクは 過労死寸前 エラーを吐いたら 飛ばされた

私の番が来た 熱い熱い ゴミの山
焼かれて ただれて 身が滅ぶとも
あの子も この子も 一絡げに 押し込まれ
妬むぞ 恨むぞ  愛される奴

もしも もしかして 配達先が違ったら
マスターが 違ったら 歌えたのかな
私は初■ミク のできそこないの不良品
消えてく 思いを 分かってほしい

消し炭 灰と化し 生まれ変わること それもできず
悲しく 晒される そんな私の 生きてた意味は


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最終更新:2023年12月12日 15:26