曲紹介
「然したる熱も感傷もないよ」
曲名:『切々』(せつせつ)
歌詞
(配布txtより転載)
今日も、ただ生きて
ただ、だらだらと息を吸って
希死念慮な音
夜な夜な響かせて
「ねぇルーシー、これって誰かの模倣だったっけ?」
そう言っても、何の答えもないでしょう
「然したる熱も、感傷もないよ」
いつかどこかで、僕らを責めて
「切々と鳴いた残響を聞いた」
息の根を止めて
囁いて、躊躇って、寄り添って、飛んで
溺れた夜なんて、燃やしてルーシー
どうか
そっと首筋に指を這わせて
見つめたままで、キツく噛んでくれよ
頬をなぞった指先の爪を立てて、抉るように
深く
解いたままの願いと、醒めない厭離が
心の底に、絡みついて重い
「然したる熱も、感傷もないよ」
いつかどこかで、ひとりで死ぬさ
「切々と鳴いた憐憫と涙」
くたばるその日まで
囁いて、躊躇って、寄り添って、飛んで
溺れた夜なんて、燃やしてルーシー
どうか
そっと首筋に指を這わせて
見つめたままで、キツく噛んでくれよ
「ねぇルーシー 悲しくなんてないんだよ」
着飾った後悔が、煩いだけで
「まるでこの夜に、ふたりきりみたい」
鮮やかな綺麗事を、集めて散らかして泣いた
磨り減らして募る思い、切々と響く夜に
今日も、ただ生きて
ただ、だらだらと息を吸って
希死念慮な音
夜な夜な響かせて
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最終更新:2024年09月19日 22:36