曲紹介
- こがねむし氏 の17作目。
- イラストを こうましろ氏 が、動画を こう氏 が手掛ける。
歌詞
街も空も 君の声も
沈め 閉じ込めてしまえ
思うままに 私だけの
暗い 暗い 深海へと
祈る言葉から零れ落ちた雫
叶わない その度に
また一粒姿を見せた
いつか 誰かがくれたグラスに注げば
魔法の力みたい
綺麗な人魚にでも変われた
月日を経る度に 水かさを増やして
溢れ出していた 君のもとまで
描く色を 望む音を
閉じ込めてアクアリウム
泳ぐ言葉飼い殺して
華麗に見えるように
本音も嘘も その素顔も
屈折して届く先に
ねぇ どんな風に見えた？
ガラス越しに見るこの場所は
時が経てば薄れ消えて行く記憶
それとは裏腹に
増え続けてゆくその水位は
水槽なんてすでに容量を超えてた
私は 自らの
生み出した波に飲み込まれた
好きとか嫌いとか
溶けて混ざり合って
溺れ堕ちた黒く 澱んだ世界
水面は今も 綺麗なまま
陽射しを映し出すけど
海の底で 心臓の音を
悪魔が蝕んでる
赤も青も 交錯し合う
悪夢に満ちた世界へ
ねぇ 君さえも全て
閉じ込めてあげたいよ ねぇ？
光も音も届くはずのない深海
心地よい歌声が私を呼んでる
透明なあの日のままの私の声だ
無意識にその声の元を探す
変わり果てた この素顔は
面影はもう見えない
何もいらない 探し出して
消えそうな私を
魔法なんて 効き目のない
副作用だけの人魚
悪意ばかり 憎しみばかり
満ちたこの世界で
声を失い 祈り破れ
泡になり消えてしまう前に
探し出したいな
（もうタイムリミットみたいね）
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最終更新：2023年12月12日 16:09
