曲紹介
廻り繋がる世界で、ふと立ち止まると聞こえる――
歌詞
やっと世界と繋がった 涙、空からこぼれた
魚のサナギの先からずっと ヒトに憧れた
きっといろいろ失った あまり覚えてないけど
命の形の彼方でずっと ヒカリを待っていたんだ
嗚呼けれど ヒトの手で触れる世界は
遠い昔 鳥の瞳(め)で魅てた世界と
違った色で ぽっかりと取り囲む
変わってゆく人が
走ってゆく街が
迷っている隙 置いて行くんだ
くるくるくる
星だけが キラキララ キラキラ
ビルのまにまに
イラっとして吠えた
フラっとして揺れた
笑った気がして 泣いていたんだ
焦がれ焦がれて生まれた世界の 中で何故か迷子だ
もっと世界と繋がって 涙、空へと消したい
寂れた煤けた隙間でずっと 居場所 探してた
ギュッと願いを詰め込んだ Ωヘルツの鳴き声
クジラの祈りによく似た声 人の海へと飲まれた
嗚呼 風が 冷たく撫でる両の手を
あの日 鳥の 翼で泳いだ空へと
伸ばしてみても 何も掴めない
握ってたら溶けた
祈ってても消えた
願っている傍 老いて逝くんだ
くるくるくる
花びらは ヒラヒララ ヒラヒラ
日々の先々
からっとして晴れた
さらっとして咲いた
ふわっと触れたら ふと気が付いた
こんな儚い世界の果てまで いつか鳥が見てた青空
広がる繋がるカケラの 現在(いま)を生きてゆく空
コメント
最終更新:2024年01月07日 01:16