曲紹介
歌詞
意味もなく、息を吐く。
街灯、消えかけの道。
足元も、暗がりに、
濁っていく。その前に、
君を追う。息を呑む。
遥か奥に、煤けていく。
跳ねた水、雨と音。
空を照る、月を隠す。
「ここでは、何も、見えないから、
君も僕も、同じ黒だけ。
誰にも、変えられない色で、
君がこれ以上、塗り潰されぬ様、
蓋をしたの。」
「きっと、
そこでは、息も、吸えないから、
意味も億劫と、塞ぎ込むだけ。」
水面下に沈んだ、君は、
暮れ泥む街の中で一人。
「嗚呼、どこに、居るの。」
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最終更新:2023年12月12日 17:44