曲紹介
世界の話をしようじゃないか。
- 竜胆氏の11作目。VOCALOID曲としては9作目。
- 今作品も、詞・曲・イラスト・動画全て竜胆氏が手掛けている。
歌詞
見え透いてた偶像に
繰り返してはまた縋って
消えかけてた妄想に
終わりない正解を説いた
大抵夢ある文明に
浅はかな願いがこもって
「最低」吐き捨てたお前は
僕の明日を殺したんだ
砂糖をひとつ摘んで
快楽と皮肉に溶かして
飲み干したのはアイかライか
なんて知った所では無いさ
心臓ひとつ摘んで
カトラリーをまた滑らせて
あの時の僕は善か悪か
なんて知った所で意味は無いさ
希望も未来もありません
嗚呼 全くもって期待外れ!
幸福を望んだ
それでも消えていった独り
当然 そんなの幻想さ
現実突き刺さったメモリー
水性 溶かした愛情は
届くことなく散ってばかり
どうせ こんなの空想さ
汚れた音は死んでいった
時間を一つ刻んで
称賛と賛美に溶かして
失ったのは俺か君か
なんて知らないままでよかった
言葉を一つ刻んで
カテゴリーをまた蹴散らして
あの時の俺は善か悪か
なんて知った所で意味は無いさ
恐怖も憂いもありません
嗚呼 全くもって期待塗れ!
成功を望んだ
祈りは花になって光り
当然 全部が本当さ
真実 舞い踊ったままに
耐性 溶けない愛情は
いくつも鳥になって放ち
どうせ こんなの妄想さ
綺麗な音はやがて死んだ
幸せを望んだ
それでも愛してほしかった
深く沈んでたこの僕に
終わりを告げる鐘の音を
残念、もう君は救えない
かすかな声がそっと響く
「最低」泣き喚いた僕は
自分で明日を殺したんだ
眩んだ散光に
引き返してはまた奪って
悲鳴があがった論争に
ペテン師は愉快に笑った
安定しすぎた文明に
強欲な願いがこもって
「最低」吐き捨てた世界は
自らその幕を下ろした
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最終更新:2023年12月12日 16:04