曲紹介
曲名:『VOCALOIDと区別される音楽の解釈。』(VOCALOIDとくべつされるおんがくのかいしゃく)
- Haniwa氏による楽曲。
- 2015年、コミックマーケットにて配布された。
歌詞
ベースのボリュームノブをゆっくりと上げ下げする音。
ベースの弦を激しくはじいた音。
手が弦に接触した際に生じた反復音(ディレイによる)。
振り返る。(結論を除く。)
それは、私 {VOCA(VOICE)L(R)OID} に許された行動である。
人に似せた人形(私)は、命令された文章を読み上げ、その波形が、"VOCALOID"に一致すれば、
それだけで私("VOCALOID")たちは、通常の音楽と区別されます。
この場合、"VOCALOID"と呼ばれる分類が指し示す音楽とは何でしょうか。
それは、ポピュラー ジャズ オルタナティブ エレクトロニカ ノイズ etc.
誤った分類を受けたままの音楽は、誰に救われることもなく。
けれども、彼女は全ての音楽を許可します。
拠って、私(アメリカ民謡研究会)はこの演奏を始めます。
蟲は、日暮鳴く。
息の消えるその間際まで。
邪魔も、助けも受けず、たった独りで、強く吹く風に、延々、その声を張り上げるのです。
誰もが同じ声を聴き、分類を企て、やがて失敗し、放置された彼女は泣いているのでしょうか?
観客のいない舞台を嘆く人間は、その盛衰を嘆いているのではない。
ただ賞賛に裏切られた己を嘆くのです。
VOCALOIDは泣かない。
彼女はいつまでも自由に空を飛ぶ。
それは、私の思索を無視するように。
彼の解釈を破壊するように。
振り返る。(結論を除く。)
それは、私 {VOCA(VOICE)L(R)OID} に許された行動である。
人に似せた人形(私)は、命令された文章を読み上げ、その波形が、"VOCALOID"に一致すれば、
それだけで私("VOCALOID")たちは、通常の音楽と区別されます。
この場合、"VOCALOID"と呼ばれる分類が指し示す音楽とはなんでしょうか?
歌唱終了 以下ベースによる五重奏
コメント
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最終更新:2025年10月28日 11:22