魔法使いの世界線

まほうつかいのせかいせん【登録タグ:2021年 IA MIYA VOCALOID
作詞:MIYA
作曲:MIYA
編曲:MIYA
唄:IA

曲紹介

  • MIYA氏の3作目。
  • illust | らぎ

歌詞

(動画説明欄より転載)

水平線が飽和して落ちる雫に映る世界は、
飛べない魔法の少女に少年が手を差し伸べて。

『生きる理由が分からないのなら協力してよ。
 探している人がいる。話だけ聞いて。』

御伽噺みたい。素敵な人なのね。きっと。
だからその願い叶えてあげる。
出会った時間と座標を合わせて。
誰かと君が今ここで出会えるように。

夢中になって空虚の世界が宙に舞って巻き戻る。
想像よりも色のない。凛としたこの世界で。
手を差し出す誰かもいない。盲目の君がいる。
まだ真っ白な世界でも。
いつか御伽噺になる素敵な人のもとへ。

水平線が揺らりと燦めく水面が映す世界は。
幾度も二人、他愛ない時間を過ごして。

御伽噺の誰かはさ。未だ来ないけれど。
ふとした時に、君が初めて。
照れたようにそっと、笑ってみせた。
御伽噺の結末も。その表情で気づいたの。

夢中になって駆けてく日々が宙に舞って散る前に。
戯けた会話もしたり、偶に笑ったりしたけれど。
最後はきっと忘れてしまう。魔法の代償で。
この真っ白な世界から。覚めないのずっと。

そして君は。
『生きるその意味を教えてくれてありがとう。
 こんな僕もこの世界を見ることが出来るのかな…?』と告げるけれど。
何も言えずに。でも君は行く。その時もさ、また会えるかな…。

君と出会って分かった。私も生きる理由と。沢山の思い出も。もう十分…きっと。
もう一度眠って、また繰り返す未来もあるけれど。
この真っ白な世界より。
ただ、今はずっと君をまた忘れたくないだけ。

夢中になって駆けてた日々が宙に舞って散ってもいい。
暗闇に誘われても、この未来と引き換えに。
新しい世界へ続く私のシナリオは。
ほら真っ白な世界から。
いつも御伽噺みたく。手を引いてくれたから。
次は私がその手を取り君の名前を呼ぶ。

水平線が凪ぐ時。私の瞳に映る世界は、
君の笑顔で溢れてる。それだけで…きっと。


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  • 2021年
最終更新:2023年12月12日 16:23