曲紹介
「あの日、僕の世界は裏返しで廻り始めた。」
歌詞
(動画説明欄より転載)
骨董品と化した傑作の絵画
鱗片が降る街の真っ赤な部屋
奇怪な僕らはどうにか死にそびれ
息も絶え絶えな狂気の群れ
吐きそうな君を嗤う賢者の目は
一切を畏怖してた
呼吸をただ繰り返す生命の亡霊
煌々たるテールランプ 赤光と下戸に塗れた国道
感情が破綻して堰を切った溶解炉
浅ましく泣いてみたって
残響の配下汚名の罪は消えはしないだろう
渦巻いた街 黒煙燻らせた体躯と
曇天を待っていた
愛も血も同じ骸にして
沈む裸身に深く吸い込んだ
解放区奴隷制度僕だけのマシナリー
構わないで放っといてくれきっと
奪い取っていく世界
耐えらんない地雷原野鱗次櫛比ベタ人間
清廉に生き抜いてきたんだろうね興味ないけど
黴ついた白亜未完成のイデア
荏苒と過ぎた日は戻りはしない
後腐れなく手を振った
冤罪めいた人生を 不承不承受け入れんだよ
精神欠如 容喙の自論愚論講釈をどうぞ
黒煙龍が貫いて 遡及する理不尽さを
当然の報いだって 愉悦はもう鬼籍に入った
正解から少し外れた2番地の
廃屋に棲んでいた
諦観から来るナイフが鋭く
自らの腸を裂いて歌う
この世界の教科書
奈落の神父の像
崇められた蜃気楼
悲しそうな顔
僕は今日も街を壊してく
虚像の街を堕としていく
信頼に値するは言葉達の死骸さ
煌々と照らすテールランプ
国道は今日も混み合って
忙しない日常を僕に見せつけるよう
当該の僕は何もないな
言いたいことは何もないな
逃れようのない闇の隙間
廃校舎ヒビ割っている 悲鳴とプロローグ
尋常な生活を迎えるなんて到底御免
そうやって恨んでいる厭世のラブソング
聴いてくれる一人すら容赦ないな
常套句誤謬嚥下 耽溺のアルコール
限界さ 揮発性の安寧を
待っていたって無駄
街燈の灯を放って さよなら僕の巣よ
咆哮が唸り揺らいだ君の背よ
あどけない偽善者よ
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最終更新:2023年12月12日 16:23