自省のせい

じせいのせい【登録タグ:2020年 VOCALOID v flower 安藤なれど
作詞:安藤なれど
作曲:安藤なれど
編曲:安藤なれど
唄:flower

曲紹介

  • 安藤なれど氏の処女作。
  • アシスタント:ひとり写真部

歌詞

(動画説明欄より転載)

海底、二十時 足元を見る 街灯のもと影は一つ
木枯しが耳を刺す痛みは十二月のせいだけじゃない
君は僕の震える手を優しい熱でつつんでくれた
でもどうして僕にはただ遠く冷たく思えたのです

君の跡が散らかってる 君の輪郭が隣を歩く
出会いはきっと間違いじゃない 踏み外したのは道の途中
差し出されたその言葉は僕をいやに惨めにして
怖くなって嫌いになって息ができなくて 可笑しいね

本当を嘘にしてしまう口などいらない
まるで嘘のような笑顔の君がまた歪む

ああ2人の影が歩いた季節が煩く匂って見せるから僕は溺れているんだ
こんな本当の言葉を伝えられたなら君のくれた花をちゃんと受け取れたかな

僕は想う、君はもう。

君の手の中に見た冷たさは僕の自尊心だ
むき出しでは一瞬で崩れていく でもそれが必要だった
こうやって僕は僕自身にずっとずっと沈み続ける
未だに君を見留めないで嘆くだけ オカシイネ

痛みを投げつけることは分け合うことじゃない
解っていたんだ

ああ君の影だけが消えた季節が僕を置いたままにして追いつけないままで
記憶に滲んだ間違いに囚われたまま始まりを前にしても繰り返すのだ

背を向けた時君がくれた花びらが心臓の裏に焼きついて消えないのです
言えなかった言葉、作りあげた嘘の果ての果ての果てで僕はついに愛の形をみた
そしてちぎれた。消えた

ああ季節は戻らないまま春を待つ
終わらない鼓動のためにまた僕は息をする
ああもう一度前を見て伝えられたら
君の瞳に僕の花を映せたかな

君を想う。僕はもう、


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  • 2020年
最終更新:2023年12月12日 16:30