無情な少年

むじょうなしょうねん【登録タグ:2008年 VOCALOID あめろ すぐりんす む 曲 鏡音レン】

作詞：すぐりんす
作曲：あめろ
編曲：あめろ
唄：鏡音レン

曲紹介

• PIAPROにて曲のあとがきが公開されている。

歌詞

（PIAPROより転載）

数百年のときの中を　ぼくは生きてきた
罪深き死者たちを　裁くのがぼくのツトメ
この世の人々を見て　どう裁くか考え
もう慣れてしまっていた　人間の醜さに

そんな頃君と出会った　無邪気に笑う少女
明るい君の声は　ぼくのココロ照らした

あの無情なぼくが　初めて人を好きになった
苦しみとか悲しみを考えるようになった
君の命　尽きるまで　ずっとそばにいるね
変わらないこの少年の姿のままで

君と出あって裁くことが　辛くなって今
あの笑顔思い出すたび痛む　ぼくの心
君と話すたびいつも　失うこと考え
今、狂い始めた　騒ぎ出した感情

そして身勝手なぼくは　君に呪文をかけた
永遠の命あげる　受け取ってくれるよね？

もう無情じゃないぼくは　君を愛してる
悪魔だとか呼ばれても　かまわないよぼくは
君の望み　かなえて　守り続けよう
変わらないこの時の流れの中で

５０年の時が過ぎて　君は変わった
憎しみに捕らわれの心　ただ救いたかった
君の代わりに　ぼくが罪を犯そう
それで笑顔になれるなら　それでもかまわない

昔君との思い出が　頭の中に浮かぶ
こうするしかできない　自分に言い聞かせた　

あの無情なぼくは許されぬ罪を犯してしまった
罪人でも手にかけては　模範でなきゃいけない
そしてふたり　神からの　制裁を受けた
暗い闇の中へと堕ちてゆく

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