ポコチン

ぽこちん【登録タグ:2021年 VOCALOID キョゲンシャボン 鏡音リン
作詞:キョゲンシャボン
作曲:キョゲンシャボン
編曲:キョゲンシャボン
唄:鏡音リン

曲紹介

肉体はいつの間にか大人になってしまったようだが,私の精神はまだ「ポコチン」で笑う餓鬼のままだ.
  • キョゲンシャボン氏の初投稿作。

歌詞

動画説明文より転載)

僕等は時が操る人形
支配され束ねられ
供花にまみれて初めてさようなら
決まって雨粒は落ちて稲穂は垂れて
花は枯れ日は暮れて
手のひらは急速に薄汚れてく

どんな言葉さえも拾えぬ奈落の底に落ちて
何も残らないのなら
今僕に何ができるのか

下らぬスカスカな無学者が笑うわ
穴空いた胸の中晒して
自惚れ患い寝言をぶちまけた
優しくて意地悪な時計は独りでに針を震わせ
無意味な恨みを味わう余裕も与えてくれないわ

朽ちた肉叢が距離を狭める
精神は青いまま成熟できずにどんどん傷んでく
止まった世界を体験している頃は鮮やかな腐敗臭
カリヨンが鳴る前に羽化しなければ

ほろ苦い記憶に固執し甲斐の無い放心
それで何が育つのか
祈りは塵しか積もらない

答えて
完全な大人になることは簡単で困難なことなの?
鏡を睨んでも老化に気付かない
行かないで行かないで一秒
過ぎないで過ぎないで ねえ
一度の呼吸もこんなに惜しくなると思わなかった

安いクラスターに尾行し何にも考えていない
社会の羊は絶えずシャボン玉を吐き出してるだけ
芸術のげの字も無い奴と濃厚接触していても
そこから生まれる物語は虚しいまま

下らぬスカスカな無学者が笑うわ
穴空いた胸の中晒して
自惚れ患い寝言をぶちまけた
優しくて意地悪な時計は独りでに針を震わせ
無意味な恨みを味わう余裕も与えてくれないわ

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最終更新:2023年12月12日 16:48