終末世界に奏でる最後の音

しゅうまつせかいにかなでるさいごのおと【登録タグ:2020年 Aseton VOCALOID 初音ミク
作詞:Aseton
作曲:Aseton
編曲:Aseton
唄:初音ミク

曲紹介

目を開くとそこはすでに滅んだ世界だった、、、
滅んだ世界、そこには一台のピアノが、、、
  • イラストをadsuger氏が手がける。

歌詞

(動画より書き起こし)

壊れ果て 全て失った世界
最期の音色もやがて消えるだろう
枯れ果てたこの地面のように

石を蹴り 水に飢え 影は伸びて
かつては水が流れた河原を歩く
見渡して見えるのは 沈んでいく陽
それと誰かが置いていった「ピアノ」

ペダルは朽ちて使えなくて
所々ダメみたいね
でもそれがなんだというんだろう
そうだ 音は 「鳴る」

白黒だけの終末世界に
最期の旋律を奏でようよ
風にのせて 音は流れていくさ
奏者の想いが続く限り

苔が生え 侵食する ビルの街で
灯火は 暗がりに ぽつりぽつり
風は止み 音もなく 時は過ぎる
あれは誰かが弾いていった「ピアノ」

楽譜は汚れて読めなくて
次のコード分からないや
でもいいの 完璧じゃ つまらない。
そうだろう

彩りのない 終末世界で
華やかな 音色を奏でようよ
曲は続き 終わりは見えないけれど
奏者の 終わりは近いようだ

デクレッシェンドな
演奏になっても
ピアニッシモな 心拍数でも
メトロノームは 時を刻み続けて
フェードアウトを許さない

白黒だけの終末世界は
やがて 無へと還るだろう
それまで音色は途絶えないだろう
最期は それまで続いていく

コメント

  • 作成いたしました!透き通る感じでとっても素敵な曲です!!大好きです!!! -- なりあさ (2021-09-05 20:53:42)
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最終更新:2023年12月12日 16:50