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うぃんたーれがしー【登録タグ:2021年 VOCALOID masakun 鏡音レン
作詞:masakun
作曲:masakun
編曲:masakun
唄:鏡音レン

歌詞

PIAPROより転載)

灰色の夜の冷たさが
空っぽの両手を冷やしていく
返らない喪失が待つのなら
焦燥と劣情 隠して笑うことも幸せだ、と思う

映画みたいな奇跡や
運命なんかじゃないさ
分かったようなふりしてるのは何度目だ?
「愛してる」だなんてさ
そんな終わりの言葉は
仕舞って 抱えていくんだ
少しも消えないな

失った孤独は
荒んだ 枯れきった 世界みたいだった
色のない平穏な日々だった
鼓膜の奥に染み付いた言葉の
覚めない熱はまた身を焦がしていくんだ
お前がさ ぶっ壊した僕を直してくれよ
捨てられない希望が
作り出した寂しさと言うのなら
果てのない愛しさは
僕を殺してしまうから
今終わらせようかって
言えるかな

灰色を閉じ込めた夜に歌う
錆色の自転車が音を立て
消えてしまえればなんて
何も変わりはしないだろう
ありきたりな都合いい希望とかもう
初めてでもないだろう

今日も夢を見た
最低だ
いつの日にか繰り返した後悔が喉を開いていく
「愛してくれ」なんてさ
そんなふざけた言葉が
間違っても聞こえないように噤んだんだ
苦しいや

ごめんね ごめんね
繋ぎ止めていた暗い この終末の歌
君の世界に聞かせたくはなかった
掴んで離せない手は冷たくて
いつものように またどこか消えていくような気がした
おかしくなった僕を直してくれよ
許してくれよ

失った孤独が
荒んで枯れたこの執着満たした
色のない平穏な日々へと
寂しくなんかないって独り 夜を往く
いつもと変わらなかった 何一つだって
馬鹿だな 一人になった僕は治ってしまったんだ
変わらない世界に
ただ一つだけ光る星を見た
そうか僕の中にまだ
君は消えていないんだな
こんな世界のどこかで
もう一度君と会えたなら
君が忘れていたって
君が振り向かなくたって
ちゃんと生きてるんだって
言えるから
好きだな

受け取った 希望が 繋いだ

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最終更新:2023年12月12日 17:10