窓を叩いた一粒の

【検索用:まとをたたいたひとつふの  登録タグ:2018年 VOCALOID おとしものP みこ 曲ま 鏡音レン
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作詞:みこ
作曲:おとしものP
編曲:おとしものP
絵:モケケ
唄:鏡音レン

曲紹介

「雨が降っている。叶わぬものと知っていても君と……」
曲名:『窓を叩いた一粒の』(まどをたたいたひとつぶの

歌詞

作者配布ファイルより転載)

彼は 空が飛べると言った
同室 雨

黒い小鳥の鳴き声
交わす言葉のない部屋
初めて見る顔は
泣いているみたいで

走る背中追うように
ゆっくりと歩いて
項垂(うなだ)れる君の元
床に膝をついた

ひとつのベッドの上
何度も唇を重ねた
欺瞞(ぎまん) 偽善 執着 無味
そんな味
これは何というものだっただろう
テキストを捲った
これは恋じゃないと知って

窓はしっかりと閉じた
音を立てて軋む床
あの日から見る顔は
怒っているみたいで

本を読む君の背中
見ないように歩いて
つむじから見下ろすと
床に膝をついた

ひとつのベッドの上
何度も唇を重ねた
詐称 光 同質 意味
そんな味
これは何というものだっただろう
テキストは閉じた
これは恋じゃないと知って

ふいの 目覚ましの音
何気なく立ち上がり
そして
もうどちらも振り向くことはない

ひとつのベッドの上
何度も唇を重ねた
記憶 沈下 反響 空
もう忘れて
これは何というものだっただろう
テキストを捲った
これは恋じゃないと知って

そして 変わらない日常
同室 雨


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最終更新:2023年12月12日 17:24