幸せを願う権利さえなくした

しあわせをねがうけんりさえなくした【登録タグ:2019年 VOCALOID 鏡音リン 香椎モイミ
作詞:香椎モイミ
作曲:香椎モイミ
編曲:香椎モイミ
唄:鏡音リン

曲紹介

さよなら なんて
  • 香椎モイミ氏の11作目。

歌詞

愛が知りたくて 誰かに触れてほしくて
ぎこちない手つきで 糸を紡いで
運命を仕掛けて 「貴方だけ」と囁いて
傷付けたくない。愛したい。
その一心で。
涙に変わらないように
この愛が。想いが。
報われるように
どうか二人、幸せであるように。

抱きしめあって 確かめあって
こんなに近くにいるのに
まやかしだって 嘘なんだって
私の心は 本音を吐いて
覚悟の上で 必死になって
嘘にならないよう 目を伏せて
躊躇いながら 私に触れる
貴方の手が愛おしい、はずなのに-


君はとても優しくて グラスのように繊細で
私が拒んだところで 線を引いて
空気をすぐ変えて 悲しそうに微笑んで
そういうところが好きだと、確かに思えた。
何度も言い聞かせる。
この傷は。痛みは。
「正解」なんだ、って。
もう進め、決して振り返るな。

残酷な言の葉たちが
零れてく 届いてく
針を刺すように
「じゃあ、またね。」
これが最後だね。

ごめんねなんて さよならなんて
交わした言葉が 痛々しくて
好きだったって 嘘じゃないって
今更伝えても 馬鹿みたいで
抱えた罪の 重さの意味を
思い知った時には もう遅くて
最後に一つ、願うのならば
貴方の幸せを、ってもう、
そんな権利、ないや。


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  • 2019年
最終更新:2023年12月12日 17:27