歌詞
鮮やかに染まるあなたの思い出だけが
心のどこかにふれたままでいた
いつかきっとこの季節は
明けていくものと信じてた
臆病に縋っていた
桜舞う季節を忘れられたら
散っていくままで
手のひらに残った薄紅色の
春の名残を離せないまま
ふわりふわり揺れてた
瞼に滲んだあなたの面影だけが
明けないままの日々を縋っている
きっとずっとこの奇跡が
続いていくものと信じてた
虚しさがあるばかり
桜舞う季節に描いた夢は
散っていくようだ
手のひらに翳した遠い夜空は
春の香りを離せないまま
ふわりふわり揺れてた
桜の花びら散っていっても
あなたの心は片付けられず
季節に外れて取り残された
ひとつふたつ数えている
桜舞う季節を忘れられたら
咲いて散るだけで
手のひらに残った薄紅色の
春の名残を隠せないまま
ふわりふわり揺れてた
春の夜の随に
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最終更新:2023年12月12日 17:35