僕って不幸な星の下に生まれたんだ

ぼくってふこうなほしのしたにうまれたんだ【登録タグ:2016年 CeVIO ONE VOCALOID 夜色P 鏡音レン
作詞:夜色P
作曲:夜色P
編曲:夜色P
唄:鏡音レンAppend
ナレーション:ONE(CeVIO Creative Studio)

曲紹介

入退院を繰り返す少年は凶気に堕ちる。
  • 夜色Pの97作目。
  • 今年早々入院してしまい、病棟で詞を書いていました。
    これはそれを楽曲化したものになりますが、当然というかネガティブなことばかりです。(作者コメより)

歌詞

PIAPROより転載)

僕って不幸な星の下に生まれたんだ
この体が憎い破壊してしまいたい

病院の屋上の柵を越え立ち尽くす少女
地上からは数多の視線が注がれている
そして少女はそこから地上へダイブした
クッションが間に合わず少女はこの世を去った

少女は入退院を繰り返していた
人は少女をバカな奴だと罵った
でも僕は今は少女の気持ちが分かるよ
辛すぎるよね、日常が遠く離れ過ぎたのだから

僕って不幸な星の下に生まれたんだ
この体が憎い破壊してしまいたい

僕もほとんど少女と同じなのだから
失うものがあまりに大きすぎて多すぎた

僕のポケットマネーが余裕で潤い始めて
待ちに待ったあの欲しいものが買えそうなんだ
それを狙ったように僕の体が壊れ
日常も潤いもすべてが幻と消えた

ワクワクしながら待ってたイベントのため
キープしたお金を使って購入した
参加予約券、紙屑同然になって
行けない悔いが永遠に残りお金もドブに捨てた

僕って不幸な星の下に生まれたんだ
この体が憎い破壊してしまいたい

そしてまたもや余裕が出来たその頃に
体が壊れ日常計画皆幻に

(Narration)
心と体は決して一枚岩ではない、それが現実
そして、その体は心の中で思い描いた明日を尽く破壊していく。
どうしてこうなってしまったのか、少年にとってこの体は、
幸福を拒む体でしかないのか
そして、少年はもう明日を諦めてしまったのだろうか、
まるで作動させた時限爆弾を抱き締めるように



夏の日の青空も窓越しでしか見れない
清々しい外の風も当たることすら出来ずにいた
旅に出る、そんな夢見るだけ無駄でしかない
大凶なこの体、幸せ除けの御利益付きか

僕って不幸な星の下に生まれたんだ
この体が憎い破壊してしまいたい

きっと体に呪いがかかっているんだ
死神と貧乏神の呪いがかかっているよ

僕はこれほど幸福を拒む体を
終生憎む、ド派手に自爆してやる凄絶に…

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最終更新:2023年12月12日 17:42