曲紹介
温室に咲く花に夢想を
六面に刺すようなピンホールの星空
歌詞
星降る部屋で君は笑む
まるで子供だった僕には
ただ君は魔術師に見えていた
ずいぶんな理不尽も言ったよな
残り少ない円周を
滑る終わりの針に追われ
ひとつだけの足音聞きながら
眼の裏に焼き付いた灯を見てる
それもまた奪われてしまうなら
捧げるだけ 何度でも
削る事のできるのは
あとどれくらい
いつまで夜は形を成すんだろう
微睡む夜伽は影絵の指
合歓のしなだれる夜に鑢る孤独と
唄う様な声で君は泣く
白い花弁赤く染め
叩き売るペテン師に嘆いた
大層な毛皮に角隠す
獣の様に悠然と
座るギターの主に焦がれ
ふたり並び歩けやしないって
眼を開け零れてもそのまま
どうせまた嫌われてしまうから
なんでもいい 戦えるなら
赦すことの出来る嘘は
とうに過ぎたろ
いつまで君は僕を赦すんだろう
六面に刺す天球の夜
消失のグライダー在りし日の嘘へと
磨く価値もない
選ばれやしないって
その目に留まることも出来ずに
呼べば応えてくれたけど
終ぞ呼ばれたこと無かったな
君の強度など知りもせず
割れて砕けてしまったよ
何も出来ずに
もうそれが動かない価値ならば
歩み寄ることも無いさ
積み上げてたがらくたから
夢を建てなきゃ
いつまで石は孤独に耐えるだろう
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最終更新:2023年12月12日 17:53