アパシー・シンドローム

あぱしーしんどろーむ【登録タグ:2021年 Pen VOCALOID もな 初音ミク
作詞:Pen
作曲:Pen
編曲:Pen
唄:初音ミク

曲紹介

  • Pen氏の4作目。
  • イラストはもな氏が手掛ける

歌詞

(動画より書き起こし)

大好きなあの人に会いたい
絶景を見て涙したい
大事な人に恩返ししたい
寿司食べたい
でも今は何もしたくない

どうせそういうもんさ
いつもそういうもんさ
だって僕たちはお茶を濁しては
美味しく頂いてさ
誤魔化すことばっか上手くなってたんだ

どうせそういうもんさ
いつもそういうもんさ
愛を語る奴らは
見返りなんか求めてくるしさ
本物が何か分かんなくなるな

人は結局自分が一番で
他所の餌を啄んで
欲しいとこ取りで
美味しいと小躍りで
そんなら
この抜け殻も取ってってくれよ
破り捨てられた包装紙みたいに
無表情で向かう場所がないんだ

「こんなはずじゃなかった」を
何度も繰り返して
骨組みが欠落した命を消費していく
そこに転がった歪なボルトで
笑顔を取り付けようとしても無駄なんだ
でもその異常(エラー)に誰も気づいていない

どうせそういうもんさ
いつもそういうもんさ
チヤホヤされるのはいつもあの子で
ギャラリーの最後列で
興味のないドラマを見せつけられるんだ

どうせそういうもんさ
いつもそういうもんさ
映画のような奇跡なんか起きなくて
干からびた
根性論を強いられていくんだろ?

人は結局運と才能で
それは持ってないので
何しても空振りで
つらいから無理で
この積もりゆく挫折なんて
もう飽きたから
ポップコーンみたいに
弾け飛んでってくれないかなあ

演者が止まったままの
この人生劇場は
昔描いてた台本と
違うストーリーを歩いてた
次の台詞が言えないまま
舞台はもうすぐ
幕を閉じてしまいそうだ

でもフィナーレの拍手喝采を
まだ聞いてないや。

この身体はコーヒーがガソリンで
義務感がエンジンで
最適化されたプログラムはない
ところでスイッチは
どこにあるんだっけ?

結局何も成せなくて
行き先も不明確で
何も誰も彼も
自分さえも信じられないんだ
やっとの思いで吐き出した本心は
スペースデブリみたいに
行き場なくどこかを漂っている

このまんまじゃ
未来は
ゴミ捨て場行きじゃないか
僅かに残っている自分が
手を伸ばしもがいている
孔だらけの心が
いきたい。」と
叫び続ける理由(わけ)は何だろう?
まだ歩き続けるのはなぜだろう?


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最終更新:2023年12月12日 18:07