喝采 > 花撫寺

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作詞：花撫寺
作曲：花撫寺
編曲：花撫寺
絵：秋路
動画：花撫寺
唄：初音ミク

曲紹介

曲名：『喝采』（かっさい）

• 花撫寺氏の16作目。

歌詞

（動画より書き起こし）

文壇に現る　期待の新星
そいつは未だ18歳
そんな文句ばっか　目に入るのが
大人みたいな僕

感嘆をあしらう　稀代の天才
センスは未だ発展中
お先は真っ暗の　最底辺で
もがいて何になるの？

心が動くのはいつも
湿った雨雲の下
筆が走るのはいつも
誰にも知られない時間　だけ

致死量の幸福をくれよ
満たされない僕に　喝采を
言葉が死に絶えるほど
猛毒を浴びせてくれ　なあ

もういいだろ
僕らはそれを選べないんだ
天変地異も神懸かりもない
アスファルトの上に　まだ立ってんだ

祭壇に奉らる　期待の視線
そいつは直ぐに消えてった
神も流行りも一瞬だ　何を
掴みたいんだろうなぁ

嫉妬ばっか　見栄張って
今日も「Look!」って
目の争奪戦　惨憺たるさま

そんなかで　叫んでいたいなら
思いを繋ぎきれ

筆を取ったのはいつも
渇きを感じてるから
分かってよ分かられてたまるか
往復する筆跡を　看取ってくれ

致死量の幸福をくれよ
満たされない僕に　喝采を
言葉が死に絶えるほど
猛毒を浴びせてくれ　なあ

もういいだろ
僕らはそれを選べないんだ
天変地異も神懸かりもない
アスファルトの上に　まだ立ってんだ

変幻自在と才能もない
地味な視界にまだ
涙してんだ

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